テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
主
10
今日も朝が来るよ
71
10,494
白夜
783
リリス「てかさー敬語辞め ようよ。 」
ゼロ「い、いえ自分は敬語のままで良いです…。そもそも状況もまだ理解できないですし……。」
リリス「ふーん、そっかー。じゃあ、仕方ないね!!」
ゼロ「あはは……」
リリス「ちなみに…」
そうリリスが言いかけた途端、
研究員『実験体No.1、実験体No.2。2人とも戦闘訓練を開始する。実験体No.2はそっちへ、実験体No.1はこっちへ来い。』
研究員はそう言って扉を開け、引きずるようにリリスの腕を掴んで行く。ゼロも同様に…。
ゼロ『いっ……。』
掴む力が強いのか、掴まれた跡が付いてしまうと同時に、痛みをする。
そして数分後とある部屋に着く、周りを見ても何も無い。
すると研究員が言う『まずは⬛︎⬛︎で戦闘開始だ。』
何も無い…そう思いたかったんだけど…。
ゼロ『え…な、なにあれ…、』
視界の先には、触手の生えた異形がいた。
魔女?未確認物体?いや…これは、
──悪魔だ
すると同時に悪魔の様な異形がこちらへと触手を伸ばし攻撃してくる。
本気で殺りにかかっている…。
ともかくゼロは羽を使って避ける事しか出来なくてとにかく避け続けていた
だが、
ゼロ『しまっ…』
腕が触手に掴まれ身動きが不可能になってしまった。
どれだけ羽をパタパタと動かしても飛べない。
そして触手にエネルギーがどんどん吸い取られとうとう歩けなくなってしまった。
しんでしまう、そう思った時──
とある声が聞こえた。
リリス『ねー、くたばるの早くない?』
リリスがこちらに向かって話しかけている
周りをみれば異形はもう居ない。
良かったと安心した瞬間、意識は遠のいた。
そして目覚めたらラボラトリーにいた。
このまま目覚めずにいたら、少しは楽になれてたかもしれないと、目覚めた事に少し後悔していた。
もしかしたらお母さんお父さんがまた仲良くなって、また平和な日々を送れたら、とか……。
てか、そういえばリリスが何か言いかけていたような…。
………
一体ゼロに何を
伝えようとしたんだろう?
コメント
1件
るみあさん、こんにちは。第4話、読みました。 敬語をやめようって軽く言うリリスと、戸惑いながらも必死に戦うゼロ。対照的な二人の距離感がじわじわと気になってきますね。あの異形の悪魔との戦闘、触手に捕まってエネルギーを吸い取られる描写はゾッとしました。あの場面でリリスが助けに来たときの「ねー、くたばるの早くない?」という台詞、彼女の強さと軽やかさが一瞬で伝わってきて、すごく好きです。 それにしても、リリスがゼロに何を言いかけていたのか…。気になります。次話も楽しみにしています。