コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
こんにちは!私がこんな時間に投稿することって珍しくない?!知らんけど!
多分続きです!
そんじゃスタート!
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
話せたらいいな。
毎日毎日話せたらいいなって思う。
でも廊下で会う度、声をかけれなくなる。
今日こそは絶対に
〜廊下〜
ドット「おいお前ふざけんなよ!」
ランス「お前こそ」
フィン「ちょっと、廊下で喧嘩はやめてよォ、」
フィン「あっ、、」
フィン(兄様だ、、話しかけれるかな)
レイン(今日こそは)
勇気が出ない。いつもだったらマックスがいるのに今日はいない。
フィン「あっ、」
レイン「、、、」去る
ダメだった今日も話しかけれない。卒業まで後少ししかないのに。
レイン「馬鹿だな」
〜フィン〜
すれ違った時に聞こえた「馬鹿だな」って僕は兄様の顔に泥を塗ってばかりいつも守ってもらってたのに僕は兄様を守ることすら出来ない。やっぱりもう話せないのかな。
3年生の卒業までもう少し。その間に話したい。
フィン「バカ、、」
〜レイン〜
すれ違いざまに聞こえた「バカ」という声。
本当にそうだと思う。俺は馬鹿だ。
〜レインの部屋〜
レイン「ただいま。」
静まり返った部屋。そこには一人マックスがいた。ベッドに座って「おかえり。」その声で俺は少し止まった。理由なんて分からない。だけど少し動いていた足を止めた。
マックス「レイン?」
レイン「いや、何でもない。」
マックス「ご飯できてるから食べといてね。」
レイン「あぁ」
レイン「マックス」
マックス「何?」
レイン「マックスはもし俺に無視されたら俺の事嫌いになるか?」
マックス「嫌いにはならないよ。だけどレインが俺の事嫌いなんだなって思うだけ」
レイン「嫌う理由がなくても?」
マックス「うん」
そっかフィンも俺が無視してるせいで嫌ってるって思ってるんだ。嫌いなんて一度も思ったことないのに。親がいなくなってから嫌いになれなかった。この世でたった一人の家族だから。
マックス「それがどうしたの?」
レイン「いや、なんでもない。」
マックス「そっか」
マックス「さっきフィン君が部屋に来てさこの手紙渡してって置いていったよ。」
レイン「え?」
マックスから渡された手紙。
「僕のせいで兄様の足を引っ張ってごめんなさい。」と書いてあった。
謝るのはやめてくれ。フィンは何もしていない。足なんか引っ張ってない。逆に引っ張ってたのは俺の方なのに。
レイン「辞めろよ、、そんなこと。」
掠れた声で言う。本人には届くはずのない掠れた声。
お互いに思っていることだけが一致する
もう一度話したい
その思いだけが。
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
ノベルって書くの楽しいね✨
そんじゃバイバイ!!