〜mmab〜
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ab side
『何?』
めめがじーっと見てきたので聞いてみる。
「ん〜、キスしたいなぁって」
『つっ〜!?』
真面目な顔して何言ってんの、この人!?
『な…キ、スっ…って、は?』
「ははっ、顔真っ赤笑」
かぁわいと言いながら近づいてくる。
『ちょっ、めっ…』
抵抗する間もなく柔らかい唇に口を塞がれる。
んっと声が漏れる。
自分の声のはずなのに甘ったるい。
だからちょっと恥ずかしい。
『…こーら。』
「あはは、ごめんなさい。」
『…ん。よろしい。』
なぁんだよ、よろしいって!と笑いながら言うめめが、可愛くて、愛おしくてたまらない。
次は俺からめめの頬にキスをする。
足の上に置かれてる俺より大きい手を握りしめながら、上目遣いでね。
一瞬、めめはフリーズしたけど、すぐにふにゃりと笑って抱きしめてくれた。
「うーわ、かわいい、あざとい、ずるい。」
『んふふ、でしょ?』
「否定しないんだ?」
『きょうはしなーい。』
「あ゛ぁーっ、かわいっ!!」
『ぐあっ!笑』
抱きしめる腕がギュッとキツくなる。
少し苦しいけどそのことをめめには言わない。
だって、この苦しさが、意外と好きだったりするから。
_end
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ふと、書きたくなって衝動書きしたものです。
確かにキツく抱きしめられると苦しくなりますよね。でも逆にその苦しさがすっごい安心する…。自分の体験談をモチーフにして、書いたものです。
語彙力無さすぎるなぁ、、、笑
鍛えてきます。
2025 12⁄22 天月






