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『うわあああああ…広っ…!』
叶「さな本社で最初迷ってたもんね笑」
『う、ソレは秘密って言ったじゃないですか!』
葛葉「笑」
そんなしょうもないことを話しながら
ろふまおメンバーがいる部屋に入ったそのときだ
ロレ「あ、さなー!遅かったねー♡」
『?な、なんでロレ先輩が、?』
ロレ「さなが本社に来るって聞いてきた♡」
『……?』
自分は翻訳をしてもらいたく、ろふまおメンバーに目を向けた
するとろふまおメンバーは気まずそうにこちらに笑いかける
…先輩、だよ…ね…?先輩なら後輩を気遣ってくれよ…
そう思いながら自分はあることに気づいた
『あの…うちのマネちゃんってどこですか?』
そう、マネちゃんがいなかったのだ
自分はマネちゃんに会いに来たのに会えなかったら本末転倒だ
加賀美「あー、マネージャーさんなら私達の飲み物を
買いに行ってくれていますよ」
『あ、マジですか…
ンじゃあ自分、マネちゃんのところ行ってきます
すぐ帰ってくるんで待ってて下さい』
常識を持った人がいないと無理だと思った
だからマネちゃんのところに逃げようとしたのだが
不破先輩に腕を掴まれた
不破「え〜、さな行くの?
じゃあ俺もついていこかな」
剣持「不破っちだけだとズルいから僕も行く」
ロレ「俺もさなと一緒にいたいから行く♡」
そんなことを言い、最終的にはなんと
全員がついてくることになってしまった_| ̄|○ il||li
((せっかく逃げられると思ったのに
『じゃ、行きます…?』
全員「うん/はい」
『先に行っててください。
車の鍵取ったら速攻で向かいます』
そう自分が言ったらろふまおメンバーとロレ先輩に驚かれたが
先ほど同じ流れだったので飛ばす!
そして、自分が鍵を取って車に行くと
全員が真剣な表情でじゃんけんをしていた
大人が真剣にじゃんけんをしている場面はとてもシュールで
ついうっかり噴き出してしまった
『( ´,_ゝ`)プッ』
自分が噴き出したことに気づいた全員がこちらに気づかれてしまった
「誰に助手席に座ってほしい?!」
と聞かれ自分はなんとなく剣持先輩にした
剣持「やっぱり僕が選ばれましたね( ・´ー・`)ドヤ」
十六歳に煽られている大人はちょっぴり可愛かったのは
ここだけの秘密。
その後、マネちゃんを迎えにコンビニについた
だがそこにはマネちゃんはいなかった
自分は少し嫌な予感がした
最悪だ。自分の嫌な予感は当たるのだ
甲斐田「マネージャーさん、もう帰っちゃったのかもね」
ロレ「行き違いになったかも」
先輩はそう口にしていたが、自分は周りを見てみた
すると、明らかに怪しい男が5,6人ほどいたのだ
よーく目を凝らすと怪しい男の後ろにある車に
マネちゃんが腕を縛られて乗っていたのが見えた
自分は気づいたら走り出していた
後ろで先輩が呼んでいるのが聞こえる
だが、自分の足は止まらない
そして、その勢いのまま怪しい男の一人に
思いっきり飛び蹴りをかました
男「?!お前は…!」
怪しい男は自分のことを知っているようだった
男「は、はははは!
結構見つけるのも簡単だったなぁ!」
男「ボス!早く殺して帰りましょ!(さなの頭を鉄パイプで殴る)」
『い”ッッ』
こいつら、父の手下か…!
実は自分の父はマフィアなのだ
父は自分がVTuberをやることに反対していた
だが自分はそんな父を無視してVTuberをやっている
そのことが気に入らない父はついに自分を殺そうと手下を送ってきたのだ
まぁ、とりあえず父の手下達はボコボコにしといた(3秒で)
そして、 マネちゃんのことを助けるために自分は車の窓を割った
マネちゃん「さなさん…!有難うございます!(´;ω;`)」
マネちゃんは無事だった
それを知った自分は視界が揺れていることに気づいたが
もう遅かった
叶「さな!さな!」
葛葉「お願いだよ、起きてくれよ!」
先輩達が自分のことを呼んでいる
あぁ、自分は死んでしまうのだろうか
どんどん力が入らなくなってきている
流石の自分も鉄パイプで殴られたら無事ではなかった
遠くから救急車の音が聞こえてくる
だが、救急車が来る前に自分の意識は遠くなっていった