テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
蜂蜜喜奈子 ハチミツキナコ
123
カッカッカッ
静かな教室にシャーペンの音だけが響く。
るいの「あれっ…」
分からないところがあって思わず声を出してしまった。
病「ど、どうしたの…?」
病くんが声に反応する。
るいの「あ、や、病くん…。この問題が分からなくて…」
病「あ、か、化学…?ぼ、僕化学得意だからお、教えるよ…」
るいの「ほんと?ありがとう ニコッ」
病「っ……」
「お、おはよう…」
「なんか聞こえた?」
「さあ、またあの陰キャビビりじゃね?w」
「じゃあ無視でいっかー!w」
「あはは!ひでー!w」
「……っ」
「誰か来栖をグループに入れてやってくれないかー?」
「えー…」
「だって陰キャヲタクなんかグループに入ったらグループ暗くなるしなー…」
「っ……」
るいの「あれ?病くんどうしたの?」
病「い、いや…な、なんでもない…よ……」
るいの「そう?」
病(そうだ、るいのさんは…)
きっと僕と話したくて話してるわけじゃないんだ──
2022年2月22日更新
コメント
9件
ワクワク((o(。>ω<。)o)) (悠斗)
私よりは陽キャの病にそんな過去が……←おい
…なるほど、そういう過去が…。 そりゃ、そういう考えに行き着きますよね。