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なんでなん?
乾 霞様が書いてくださったイラストアイコンにできないんだが?
まじでぶち◯すぞおいごら?
「なにここ、」
ふかふかのベットで寝たと思ったら変なとこに来てたんだけど・・・
あたりを見回してもドアもないし、窓もない。真っ白でちょっと薄暗い廊下が続いているだけ。
スマホもないから助けも呼べないし・・・
そんなことを考えながら歩いていると目の前に一人の男の人が立っているのが見えた。
「あ、あのっ!ここがどこか知りませんか・・・って、」
更に歩いて男の人の顔を見た瞬間。
俺は驚きを隠せなかった。
なぜなら・・・
桃「よっ、りうら」
「ないくん!?どうしてここに?ていうかどこなのここ?なにかの撮影?それともドッキリ?」
桃「ちょちょちょ、一旦ストップ!」
「そんな一気に質問されたらわかんなくなる。」
「あ、ごめん。」
桃「まぁ、俺自身もなんでここにいるのかわかんないんだよね。」
「気づいたらここに至って感じ」
「ないくんも?じゃあここから出ることは出来ないのかな・・・」
桃「まぁ、俺もなにかないか探してたとこだし、一緒にいかない?」
「そうだね、なんかここ不気味だし、」
ないくんと一緒に歩いてはや1時間。
なんの収穫も得られず、ただただくっっそ長い廊下を歩くだけ。
「ねぇ〜、やっぱりこっちじゃないんじゃない?戻ろうよ。」
桃「でもこっちが正解だったらどうすんの。終わりまでちゃんと行こう?」
「うん・・・」
ないくんの言う通り。こっちが違うって決まってるわけじゃない。
壁かドアが見つかるまで歩こう。
「ないくんっ!あれっ!」
歩くのにも疲れてきた頃、ようやくドアが見つかった。
俺は走ってドアの前に行き、勢いよくドアを開けた。
「は?」
ドアを開けた先にあった景色は。
目を疑うような景色だった。
今まで一緒に歩いていたはずの彼が、今までずっと楽しく話していた彼が、
得体のしれないカプセルのような箱の中に、閉じ込められていた。
「ないくん・・・?え、でもっ、」
目の前の光景に頭が回らず、困惑状態の俺をおいて、ないくんは喋りだした。
『あ”ー、そういえばこっちに保管してたの忘れてたなー』
『やっぱ、いいなぁー、これ、僕のお気に入り♡』
『綺麗でしょ?魂だけだべたんだぁ♡偉いでしょ?』
りうらの返事は待っていないのかべらべらと喋り続けるナイコ。
その奥からゾンビのような醜い男の人が出てきた。
『僕ね、ニンゲンの絶望した顔とか、泣き顔とか、そういうのを眺めるのが大好きなの』
『だからね、君のリーダー?を食べたの。』
『そしたらね、そしたらね!君のリーダーすっごい僕好みの顔をしてくれたんだぁ♡』
『は〜♡あの顔を思い浮かべるだけでゾクゾクしちゃう♡』
『君は、どんな顔を僕に見せてくれるのかな?』
それが合図のようにゾンビが勢いよく襲いかかってくる。
嗚呼 もう、りうらの尊敬してた、大好きだったないくんはいないのか。
ゾンビがりうらの上に覆いかぶさる。
抵抗なんて、しなくていい。
『ふふ、それが君の顔ね。美しいじゃないか。』
『想い人だったんだね、儚いね、悔しいね、飽きちゃったね。』
『いいよ、君はまだ、僕の側に置いておきたいな』
『でも、念のために__はしておくね。ばいばい。りうら』
大好きだったよ。
でも、もっともっと君のことを、愛していたかったな。