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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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━━━━━━━ATTENTION━━━━━━━

○キャラ崩壊

○タヒネタ

○ご本人様とは関係ありません






俺はショッピ。






俺は”シャオロン”という奴と暮らしている。




でも…最近なんだか帰りが遅い。





まさか女か?



なんて最初は思ってたけど




それじゃシャオさんを束縛してるみたい。




気にしないようにしよう…




でも今日は何時もより遅い。




玄関の方を確認し乍、スマホを手に取った。



既に21時を超えている。




暫くすると、一通のメールが届いた。




ショッピ 「……は 。、?…、」




俺は無我夢中に飛び出していた。




いや……




身体が勝手に動いたんだ。




ショッピ「可笑しい…。」



ショッピ「嫌だ…いや…だ、。」




そう思いながら病院に着いた。




そこには沢山のキューブに繋がっているシャオさんがいた。




俺の知っているシャオさんじゃない、




別の誰かだ…。




と思いたかった。




その願いは一瞬にして砕けた。




医者に説明を受けた時




心が絶望した。






俺とシャオさんは幼い頃から仲が良い。




小さい頃は幸せだったよ。




シャオさんの家族と俺の家族で旅行に行った日、




そこで俺等の両親は




事故でタヒんだ




僅か7歳で独りになった。




でも…それはシャオさんも同じだった。




それから2人で協力して生きていた。




なのに…




俺はまた独りになるんか…。




そう思った時




シャオさんは目を覚ました。




ショッピ「シャオさん…?」




そう言い乍




俺はシャオさんの手を取り、握った。




握り返してくれた。




もう暖かくはなかった。




落ち着いて聞く。




ショッピ「、どうしたんですか…?」 



ショッピ「何で…こんなことに…、。」



ショッピ「また…俺は独り身になるんですか…、?」泣






シャオさんを見ると



優しい目で此方を見ていた。





シャオロン「こ”め”ん”…ね、…。」






シャオロン「また君を独りにしてしまう…。」


シャオロン「でも…あの時とは違う。」



シャオロン「君はもう独りじゃないんだよ?」



シャオロン「後ろを見てご覧?」






ショッピ「何…言ってるんすか…ッ…」泣





そう言い乍、後ろを向く。





そこには、高校時代仲の良かった先輩方の姿があった。





ショッピ「な、何で此処に…?」




ウツセンセイ「後輩が危篤なんだろ!?」



ロボロ「来るに決まっとる.ᐟ‪」



トントン「俺等が着いてるからな?」



ゾム「頼れよぉ?」





ショッピ「そう…ですか…、。笑」



心が落ち着いた。




俺は友人に恵まれてたんだな。





シャオさん…ありがとう。








後から聞いた話だと




シャオさんは”ごめん”と言い





そのまま目を閉じたらしい。





先輩達も…その場には居なかったらしい、





そうか…。





俺は幻覚を見てただけで、





本当に独りなんだな…、笑





ケイカン「シャオロンさんの親族の方ですか?」




ショッピ「ま、まぁ…」





この人の話だと、シャオさんは高齢者の車に轢かれたらしい。





ケイカン「現場に落ちていた荷物です。」




ケイカン「多分…貴方への…、」





ショッピ「俺に…?」





中身を見てみると、綺麗にラッピングされた小さな箱があった。




開けるとそこには




いつか話したダイヤのネックレスが入っていた。




ショッピ「これ…俺に…、」




そっか…俺…、明日誕生日じゃん、





せめて…祝って欲しかったな…笑





葬式にはシャオさんの友人、先輩、後輩が来た。




目立ちたがり屋だった彼には十分過ぎる程に大きかった。





花の数も見た事がない。




本当、俺とは正反対だ。





お焼香が終わった後、親族から一言挨拶を言う場面があった。




勿論俺が言うことになってた。




前日徹夜して迄書いた力作だ。




俺はメモ帳を開いた。




ショッピ「本日は、シャオロン の葬儀に来て下さり、ありがとうございます…」




俺は泣きそうになり乍、そう読んだ。





その後の言葉が読めない。





声が震えて読めなかった。




一礼し、席へ戻った。




座った途端、涙が止まらなくなった。




もう十分なくらい涙は流したはず





なのに…、何でこんなにも…、





悔しくて…悲しくて…寂しい…。





声が漏れそうになり乍




必死で堪えた。





棺桶を閉じ、もうシャオさんと逢えなくなる時





俺はシャオさんの顔をもう一度良く見た。





参列してくれた全員が顔を見て話す最後の瞬間だ。





近くでよく顔を見る人




少し離れて涙を拭う人




無言で花を添える人




そんな静かな空間に



違う人がいた。





“シャオロン.ᐟ‪早よ起きんかい.ᐟ‪ショッピが待ってるぞ.ᐟ‪”



“シャオちゃん….ᐟ‪”



“ゲーム…しようって言ったじゃねぇかよ.ᐟ‪”



“愛するショッピが1人になるぞ〜.ᐟ‪”



“そやぞそやぞ.ᐟ‪”



“俺等を置いてくんか.ᐟ‪”





縁起の悪い連中も居るもんだ。




死人に呼び掛けるなんて…、





俺だって目を覚まして欲しいさ



ゲーム一緒にして欲しいさ



買い物にだって行きたい



もう一度全部やり直したい。



何時もしていたことがもう出来ないんだな





そんなことを思っていると余計に泣きそうになる。




式が終わって解散になった時




あの縁起の悪い人達が話しかけてきた。



あー、そういや俺も友人やったな。





コネシマ「ショッピ裙….ᐟ‪」



チーノ「俺等を頼ってな.ᐟ‪」



エーミール「何時でも駆け付けますよ.ᐟ‪」






ショッピ「ありがとうございます笑」






ポンポン




ショッピ……!?…



ショッピ「な、なんで…」






シャオロン「ほーら、独りじゃないじゃん笑笑」



シャオロン「まさかショッピ裙が泣くとはなぁ笑」





ショッピ「言わんでやそれ…笑」





これが幻覚でも…現実でもいい…





今日も明日もこの日々が





続きますように







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