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五条悟の人生やり直しの虎杖宿儺で質問した奴です。小説書きはじめは乙五が多かったので書きました。

一番多い夏五は次書くつもりです。他のカプはそのうち書くと思います。

沢山のコメント本当にありがとうございます。

注意

乙五。誤字ってるかもしれません。乙骨が相変わらずの天然タラシです。乙骨のメンタルが、、、豆腐?では無いと思う。乙骨泣いてます。大丈夫な方はどうぞ。



都立呪術高等専門学校の一年生の教室では、乙骨優太のお別れ会が行われていた。

「おいおい優太。そんな泣くなよ」

「しゃけ」

「別に一生会えないってわけじゃねぇだろ。」

「ッ~~~~だって!海外に行くんだよ!!皆と離れ離れになるじゃん!!」

百鬼夜行の事件が無事?に終わり4級から特級に返り咲いた乙骨優太の海外出張が決定した。

「特級様が泣く理由が皆と離れ離れになるとか笑えるなww 」

「わっ笑えるって!、、、酷いよ真希さん!!」

「おかか。」

「だってよ。真希。言われてるぞ。」

「は?事実を言っただけだろ。」

「ハァー。これだから真希は、、、何時までも素直になれんな。すまんな優太、真希はツンが強めなツンデレだからな。」

「はぁ?なに勘違いしてんだ!シバくぞ!!乙骨!」

「えっ、、、僕!?」

一年の皆で盛り上がってる所、コツコツコツと足音が聞こえ、教室の扉がガラガラガラッと音を立てた。と、同時に黒ずくめで何故か目に包帯をぐるぐると巻いている長身の男が表れた。明らかに不審者のような格好だがよく見ると、いや、、、よく見なくても顔が整っていている。顔の半分くらいは隠れているがイケメンのオーラがかくしきれていない。その男の名は五条悟。呪術高等専門学校の教師で、乙骨優太達の担任だ。

「やあ。青春してるかい?若者達!!」

五条悟は明るく可愛い生徒たちに向けて何時も言葉を放った。

「五条先生!!」

「ゲェ、、、悟かよ、、、」

「ツナマヨ」

「ちょっと真希~。ゲェがしっかり聞こえてるんだけど〜。」

「別に隠してねぇし。」

「ハハッ、真希は相変わらずだねぇ。そろそろ僕泣いちゃうよ。」

「、、、うざ。」

「うわぁ、、、全然隠してないねぇ。それはそうと優太。そろそろ時間でぇ~す。」

「え!もう!!」

「空港でミゲルが待ってるよ。ほら!早く早く!!」

「は、はい!」

そうして乙骨優太は真希達に別れを告げ呪術高専を後にした。



五条視点

「ねぇ優太。何時まで泣いてるの?」

「だって、、、」

さっきから優太の涙が止まらない。泣き止んだと思えば泣き出す、それの繰り返しだ。寂しいのは分かるけどさっきから人の目線が気になる。優太に泣かれると僕が悪いみたいじゃないか、、、僕の格好もあって余計怪しまれる。そろそろ通報されてもおかしくない気がする。

「ミゲルも居るし一人にはならないよ。僕もたまに会いに来てあげるから、、、」

「ぅ~~~~~」

ダメだ。泣き止ませ用としても全然泣き止まない。僕頑張ってるんだけど!!

「、、、ッ五条先生」


今まで泣いてばかりだった優太が目から溢れる涙を拭い、五条の名を呼んだ。その声はたくましく、さっきまで泣いていたとは思えなかった。優太の涙はもう止まっており、五条を見つめる瞳は真剣だった。

「優太、目こすんないほうが、、、」

「無理、しないでくださいね。」

「なにそれ。僕に言ってんの?」

「はい。僕、寂しいのもあるけど心配なんです。皆が。」

「皆って僕もふくめて?僕最強だよ。心配なんてする必要ある?」

「ありますよ。大切な人達なので、最強なんて関係ないです。」

「大切な人?僕が?」

「、、、僕、五条先生が好きです。」

「へ?」

え??なに?突然の告白?、、、、いや、違うよね!友達とかに言う意味だよね!!何勘違いしてんの僕。

「ねぇ先生。僕強くなります。先生を守れるくらい。」

「え、うん?」

「五条先生」

優太が名を呼んだと思えば五条の頬にそっと手を添えた。ゆっくりと優太の顔が近づいていき、五条はおもわずぎゅっと目をつぶった。その瞬間五条の唇に柔らかいものが触れた。ちゅっと音を立てた触れるだけのキス。五条は目を見開いた。

「えへへ、キス、しちゃいましたね。」

いや、しちゃいましたねじゃないんだけど!?なんで?待って、、、頭が追いつかない、、、だって僕と優太だよ!?こんなことするなんて想像できるわけ、、、、

「僕、先生が大好きです。」

「最初は凄く綺麗な人だなって思いました。ワガママで子供っぽいとことか甘党で口いっぱいに甘いもの詰め込んだりとかそんなとこが可愛いし、僕たちの前ではいっつも明るく振る舞って、裏ですっごく頑張ってくれてるの僕、知ってますよ。」

「ッ!ねぇ優太、、、」

「でも、僕ちょっと悔しいです。先生は僕を頼ってくれないから、、、僕が力不足で、自分が弱いことなんてわかってます。だから五条先生。僕、強くなるのでその時は頼ってくださいね。」

「、、、、、」

なんと答えるのが正解かわからない。口を開けずに居る五条に乙骨は深いキスをした。さっきよりも長いキス。ヌルッと舌が入った。舌と舌が絡み合いクチュクチュと音を立てた。歯をなぞるように舌が動く。乙骨が口を離した。

「五条先生。」

再び乙骨が顔を近づける。と、アナウンスが響き渡った。すると乙骨は五条から顔を遠ざけた。

「わっ!もうそろそろ時間じゃん!すいません先生!そろそろいってきます!!」

まるでさっきまでの出来事が嘘だったかのように平然とした顔で五条に一言告げると嵐のように去って行った。そんな乙骨の背中を見送った五条は力が抜けたのかヘタリとその場にしゃがみ込みぽつりと呟いた。

「この天然タラシめ、、、」


短くてすいません。これよく考えると人前でキスしてるってことになりますよね、、、書いてて気づきました。知らないうちに移動したか人がいなくなったとでも考えてくれたら嬉しいです。

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