テラーノベル
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新作・夏に消えた君は鱗
⚠️
・☂️🔥
・鬼桃関係なし
・🔥の親父生きてる
・🍑と🔥幼馴染設定
↖神門です。マークわからなかった
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ミンミンミン…と蝉の声が耳をつん裂く。
8月後半に入って酷くなる暑さをそっちのけに、四季は部屋のベットの上で夏休みを謳歌している。
「…暇だなぁ~」
暇がありすぎても飽きるだけの夏休みは終わりにさしかかっている。特に思い出もなく、時間は過ぎていた。そのとき、一階にいる父・一ノ瀬剛志の声が蝉の声を書き消した。
「四季!お使いたのんだー!!」
「はぁ゛ー?どこまでだよ!」
「海の近くの桃寺さんのとこに酒!!」
「神門のとこか…はーい!」
することもないから少し位はいいかと陽気な返事をした。
じりじりと焼ける肌に滲む汗、重いビール瓶。それに拒まれ歩くことが辛いと酷く思う。
目の前の海は熱さを知らないように青々と輝いている。それが少し羨ましい。
目的の家の前につき、チャイムを押す。押すと家の中から見慣れた声が耳を満たした。
「はーi…あ!四季裙!よく来たね!暑かったでしょ?中上がって!」
桃寺神門。俺の幼馴染。けど歳は少し神門の方が上だけど…
「涼しぃ~…生き返るぅう~!」
「四季君おじさんみたいだね(笑)」
「はぁ?!俺まだジジィじゃねぇし!」
「ウソだよ、ウソ!わかってるよー!」
頼まれていたビール瓶を渡す。そろそろお暇しようとしたとき、神門はこんな話を持ちかけた。
「最近、人の行方不明事件が多くなってるの知ってる?」
神門の言う通り、この地域の人が行方不明になっているのだ。最近、隣の家の旦那さんが行方不明になった。親父からも気を付けろとは言われている。
「…俺の隣の家のおじさんが居なくなったんだ」
「…そっか、ごめんねこんな話しちゃって…」
「別にいいよ!こっちこそごめんな、話してくれたのに!」
「その話なんだけどさ、噂で 犯人ね… 」
人魚かもなんだって___
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ノベルむじぃよぉぉ!
次回・海岸の人影
ばいばーい
コメント
7件
めっちゃ続き気になる 〜 !! てか発想天才かよ ちょっと分けてよ てか全部くれよ 🤲
えっ?マジで続き気になるんですが?!てか神門と四季くんが幼馴染なの尊すぎます!!最高!!