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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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今回はリクエストで神代!!

進級前だから類たちは2年生だよ

なんかもう後半は深夜に書いちゃって…わけわからんからよろ

( `・∀・´)ノヨロシク



















私には、気に食わない奴がいる。

最近になって転校してきた神代という男子だ。

巷で呼ばれている頓珍漢なコンビ名、変人ワンツー。その片割れの天馬を爆発させて(意味が分からないが)先生にいつも怒られて追いかけられているし、さらに本人はそれを面白がってやめない。まぁ不良もいいとこだろう。天馬も可哀想な奴だ。あんな奴に目をつけられて。私は幼い頃から「普通じゃ無いことをする、奇抜な人は全員不良なんだよ」という教育を受けてきたため、

主「なんかねじ曲がった教育とか考えてたらこうなった(???)」

思考はどうしてもそうなってしまう。だから暁山という後輩の格好もよく分からないし、なんか『ビビットストリート』?ってとこで歌ってる東雲、白石、青柳の思考回路も意味が分からない。何故そんな事をするのだろうか。どうせ無駄だと言うのに。世界はただただ勝手に回るし、それに疑問を持ったって何も出来ない。人間とは非力な生き物なのだ。

おっと、自己紹介が遅れた。私は桜井美奈。神山高校3年生。一応テストなどでは学年順位は二桁一桁。俗に言う、『優等生』というやつだ。

そんな学歴優秀な私が今何をしているかというと…

美奈「神代さん。私と学力勝負しません?」

類「は?」

そう。この優等生の私と神代で学力勝負だ。

まぁ私が勝つだろう。こんなの余裕だ。

モブT(学力勝負とか神代ほぼ負けやん…)

モブm(神代かわいそ…圧倒的にボコボコにされるやつやん…)

美奈「簡単な勝負です。一ヶ月後のテストで勝った方が負けた方に一つ命令を出せます。」

類(あまりやりたくないな…)

類「あの〜拒否権って…」

美奈「無いですね。」キッパリ

類「ハイ。それじゃ。」

美奈「さよなら。」

勝った。こんな勝負、勝ったも同然だ。何故ならいつも追いかけられて休み時間を無駄にしているし、なんなら授業も真面目に聞いていないコイツが私に勝てる訳が無いのだ。それに比べて私は授業中誰よりも手を挙げている自信がある。圧倒的に倒してやろう。それであの忌々しい爆破をやめてもらうのだ。天馬もそろそろ可哀想だからな。

主「それは単なる爆破(?)じゃないよ」

まぁ勉強はほどほどでいいだろう。ただでさえ圧倒的な学力の差があるのに更につけてしまうのは可哀想だ。

類«久しぶりにちゃんと勉強しようかな…»


学内新聞「変人ツーVS優等生様桜井学力勝負?!」

類「…随分壮大になったね…」

司「これはどういう事だ…」

寧々「『優等生様』って…美化されすぎでしょ。」

冬弥「いや、学年一位も取ったことのある実力を持っている人だぞ。油断は出来ない。」

彰人「てかなんでその優等生が勝負なんか…」

瑞希「あ〜…なんか爆破辞めてほしいんじゃない?」

類「…それは無理な相談だねぇ。」

瑞希「相談ってレベルじゃないでしょ。」

杏「勝った方は負けた方に命令が出来るんでしたっけ?神代先輩ヤバくないですか?」

彰人「え?」

瑞希「う〜ん…類って意外に頭良いんだよ?」

杏「えっ?!そうなの?!」

司「あぁ。一人で説明書も無しにわけわからんロボット作ってる奴だぞ…」

杏「確かに…火薬使ってない分にはまぁ爆破も良いんでしょうけど…多分騒音ですね。」

冬弥「騒音?」

司「爆破音はひたすらでかいからな…」

彰人「多分それだけじゃないっす。」

司「え?」

杏「大声だと思います…」

司「大声?」

瑞希「貴方ですが?」

司「オレか?!」

彰人「あんた意外に誰がいるんですか…」

美奈「そうよ。爆発音も大声も五月蝿いの。」

杏「あ〜やっぱそうですよね…って?!?!」

瑞希「あの優等生センパイ!意外に外見良いですね!今度メイクさせてください!」

美奈「メイクは却下よ。そんな事にうつつを抜かしている暇は無いの。…本題に戻るわ。爆破も大声も五月蝿くてみんな迷惑。だから私は貴方に勝って爆破を辞めてもらおうとしているのよ?先生達だってとんだ迷惑です。それに天馬くんも爆破が終わったら清々するんじゃないの?」

司「清々?どういう…?」

美奈「神代に爆破されて迷惑じゃない。前髪を焦がされて怒っていたでしょう?」

司「…それは…」

美奈「と・に・か・く!」

美奈「私は勝つわ。精々平均点でも取って先生達を驚かせることね!ホーッホッホッホッホッ!」

彰人「…嵐のようだったな…」

瑞希「そして絵に描いたような悪女の笑い方…」

司「げど類が平均点…しか取らなかったらそれこそ先生はびっくりするだろうが…」

杏「でもあの人が神代先輩が頭いいってこと知らないのは幸いですね〜!」

類「うん。真面目に勉強しようかな…」

司「いつも真面目にしてくれれば良いんだけどな…」

彰人「ですね…」

類「…聞いてないからね?」

司「やってくれよ?」

類「やだ」

彰人「子供か」

杏「今も一応子供だよ…って聞いてないし。」

そうして美奈は“いつも通り”にダラダラとゲームやアニメ三昧、類は親と教師に心配される程勉強した。



そして迎えたテスト当日…

(高校生じゃないのであるか分かりませんが、学校全体のテストと言うことで。)

先生「始めっ!!」

パラッ…

美奈(…よし!やはり■■■■■■■■■を作った甲斐があった…ほんとに苦労したわ。でもこれで確実にアイツを倒す事が出来る!)

ゴソゴソ…ペラッ



類(えっと…【流体力学を応用した産業を答えなさい。】これは…)

《火力、水力発電・水道やガスなどの流体輸送。》

《》…書いてるやつだと思って下さい。

類(よし。次の問題は…)



数日後。

類「さて、順位なんて気にした事は無かったけど…」

神代類…3位

類「ほっ…良かった。見事一桁に入れたね。」

司「類〜!どうだった?!」

類「何とか一桁だよ。」

司「はぁ…良かった…って違う違う!あの先輩は何位なんだ…」

美奈「ホーッホッホッホッホッ!!!!!やはり私が勝ったようね!」

桜井美奈…1位

司「なん…だと?!」

美奈「さぁ!これからはもう二度と学校で爆破なんかしないこと!良いわね!」

類「…そこをなんとか…」

美奈「しないわよ!何度先生にいって注意してもらった事か…」

司「そういえば先生も『注意してくれる先輩がいる』って言ってたな…」

美奈「ふっ!じゃあ私はもう満足したから教室に…」

先生「おい、桜井。」

美奈「はい!なんでしょうか…」

先生「お前カンニングしただろ。しかもカンニングペーパーなんか使いやがって。」

美奈「ファ?!」

類「え?」

司「は?カンニング?」

先生「あぁ。不正を確認した生徒がいてな。報告してくれたよ。」

美奈「は…ぁぁ…」

先生「しかもそいつ、だいぶ前からやってたのも見てたらしいぞ?そういえば急に良くなったよな、お前の点数。」

美奈「ソ、ソウデシタッケ…」

先生「さぁ、教頭と保護者の方々が待ってるぞ。来い。」

美奈「イヤァァァァァァ!」

司「何だったんだ?あれ。」

類「…さぁ?」

えむ「さぁ大きく息を吸いま〜す?」

寧々「なんでいるの?!」

えむ「アッ…ニゲロ」

スタコラサッサ!

寧々「はっやすぎやろ」(???)


終わり!!!

♡を下さい

( `・∀・´)ノヨロシクオネガイシマス

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