TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

主要登場人物一覧

蔵島壱成(19)…2代目主人公 ULTIMATE緊急事案機動処理部隊第1班所属

中島佑紀弥(19)…ULTIMATE緊急事案機動処理部隊所属

松浦風雅(19)…ULTIMATE緊急事案機動処理部隊所属

長内貴也(52)…ULTIMATE中央指令部長

水崎一躍(23)…ULTIMATE緊急事案機動処理部隊所属

柳生敦也(51)…ULTIMATE緊急事案機動処理部隊所属

赤木龍一(33)…ULTIMATE緊急事案機動処理部隊長

室口翔平(42)…ULTIMATE3代目総監

福良啓二(29)…ULTIMATE総監秘書

岸田正龍(25)…警衛局中央監察部首席監察官付き監察官

工藤哲也(45)…警衛局中央監察部首席監察官


「岸田首席監察官付きですか?」本部長室で休息を取っていた岸田のもとに1人の男がやってきた。

「あなたは?」

「西日本方面本部副本部長の中尾です。これコーヒー入れたので良かったら」

「あ、どうも」

「岸田首席監察官付きに1つ聞きたいことがあるのですが?」

「聞きたいこと?」

「はい。実は私借金をしてましてそのせいで今、除隊通告書が来てまして。それを取り消して欲しいなと」

「私にそんな権限はありませんよ。工藤首席監察官にしかその権限はありません。何かあるんだったら直接言えばどうですか?」

そう言うと岸田は中央監察部の連絡先が書かれた紙だった。

「あ、分かりました」中尾は岸田から紙を受け取るとそのまま本部長室から出ていった。

数分後本隊所属の1人の警衛官が入ってきた。

「失礼します。」

「どうした?」

「捜索隊との連絡が途絶えました。」

「何?」

「どうされますか?」

「待機中の警衛官を集めろ」

「了解」岸田は面倒くさそうにソファーから立ち上がるとそのまま本部長室を後にした。

午前8時まだ充分に睡眠を取れていない待機中の本隊所属の警衛官達が集められた。

「話はすでに耳にしていると思うが連絡が途絶えた捜索隊の救助に今から向かう。捜索方法だが教育隊卒業と同時に警衛官手帳を貰ったと思うがその手帳にはGPSが入っている。任務中の行方不明事案などが起きた時に警衛局はこのGPSを頼りにして捜索を行う。今回我々はこの方法で捜索を行う。10分後にヘリに搭乗する。以上だ」

指示を終えると岸田はシャワー室に向かった。ちょっとでも髪の毛を洗いたかった。なんか臭かったからだ笑簡単にシャワーを浴びていると後方で人の気配を感じた。

「失礼します。本隊管理官の岡崎です。よろしくお願いいたします」

「本隊管理官?あれ本隊のトップって管理官だっけ?」

「いえ、本隊長が1番上です」「その本隊長は今どこに?」

「えっとそのー。局(警衛局)で休息をとると言っていて今ここには…」

「なるほど。とにかく今回はよろしくな」そう言うと岸田は岡崎の肩を軽く叩きその場を後にした。

しばらく歩いていると工藤から電話がかかってきた。

「岸田です。お疲れ様です」

「お疲れ。今どんな感じだ?連絡が無いが」「はい。えっと今捜索隊を出し行方不明の同士(警衛官)を捜索中です」

「そうか。それって片倉さんのことか?」

「はい。そうです」

「片倉さんならさっき死亡が確認された。ポイントN地点で感染化した状態で隊服を着た男が倒れていると捜索隊から連絡が来た。」

「その捜索隊って今どこに?」

「そこまでは知らんが、今帰ってるのでは?」

「それが連絡が途絶えていてまして」

「連絡が?ならGPSでの上空捜索か?」

「はい。今からそうしようと」

「そうか。今封鎖区域内では亜細亜連合のメンバーらがうろついている。情報によると亜細亜連合は新たな感染源となる武器を開発したとのことだ。ガスのようなものらしい。気をつけろ」

「わかりました。」

「まだ確定事項ではないがおそらくその武器は完成品だろう。」

「そのガスを吸うとどうなるんですか?」

「最短1日最長1ヶ月の間でウイルス化する。ウイルス化する前に極度の息苦しさが襲ってくるみたいだな」

「わかりました。失礼します」

岸田は電話を切るとそのまま航空隊のヘリがいるヘリポートに向かった。

ULTIMATE〜season8 (2038) INFECTION

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

44

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚