テラーノベル
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⚠️注意⚠️
この話はBL要素がかなり強いです。
また、他の話の比にならないぐらい結構衝撃的な表現をしています
センシティブが付いてるほどのものなので、苦手な人は視聴をやめてください。
この話でストーリーが進むとかはないのでご安心ください。
ルミ「そんな…」
ルミはそんな状況に絶望したのか、膝から崩れ落ちてしまった。
そんな時ウルピスさんがルミにこんな質問をした。
ウルピス「おい、昔ネロって言うやつとカイの間に何があった?」
ルミ「何故、それを聞くんだ。」
ルミは今にも泣きそうだった。
すると今度はキキネがルミに話しかけた。
キキネ「教えてよ、それを聞けば事態の緊急性に気づくかもしれないし。」
ルミ「わかった、カイとネロに起った事を教える、だからカイを絶対助けろよ。」
そして、ルミは昔の事を語り始めた。
あれは6ヶ月前の事。
俺は進級して高校2年生になったばかりの事だった。
その時に1人の男子生徒が転校してした。
カイ「イニシエ カイです!」
カイは持ち前の明るい性格ですぐに人気者になった。
その人気は3年の耳にも入る程に。
ある日、俺とカイは昼休みに昼食をとっている頃の時だった。
ネロ「こんにちは、カイくん。」
当時、生徒会長だったネロがカイに話しかけた。
どうやらネロはカイに興味を示したらしく、一目見ようと思ったみたいだ。
だが、ネロはマフィアの家系であいつ本人の性格もそこまで良くないから、
俺はネロと関わるのはやめろと言った。
だが、カイはそんな俺の警告を聞かず、ネロとどんどん仲を深めてしまった。
それが悲劇に繋がった。
ここからはカイから聞いた話だ。
カイが転校して2週間がたった頃だった。
カイはネロに屋上へ来るようにと言われ、そこに向かった。
俺の学校は屋上の出入りが自由だったから人が沢山いた。
そんなところで何を話すのか、カイは不思議でたまらなかった。
屋上に着き、カイはその光景に驚いた。
普段人がいるはずの屋上にはネロ以外誰もいなかったのだ。
カイはたまたまだろうと思い、たいしてそれを気にしなかった。
カイはネロの所へと近づき、話を聞く姿勢に入った。
ネロはそんなカイを前にして、こんな事を言った。
ネロ「カイくん、僕の事好き?」
カイはネロの事を憧れの先輩として好きだったからはいと答えた。
するとネロは何を勘違いしたのか、さらにカイに近づき信じられない事を言った。
ネロ「じゃぁ僕と付き合おうよ!」
カイの好きは恋愛と何も関係がないものだったので、ネロに正直にその事を言うと、
ネロはカイの胸ぐらを掴み、こう言い放った。
ネロ「…どうして、裏切ったの?酷いよカイくん。」
そしてネロはそのままカイを屋上から突き飛ばした。
その後カイは病院に救急搬送され、一命を取り留めた。
普通なら、自分の足で二度と歩けない後遺症が残るのだが、
カイは運が良かったのか、右腕が使えない、二度と走れないだけに済んだのだ。
だが、カイの心のダメージはデカく、しばらく立ち直れなくなってしまった。
一方のネロはその後行方不明という事になった。
コメント
4件
ちょっと待って…… 怒り湧いてスマホ壊すとこだった()
ひぇぇ〜(゚o゚;; いつ見ても(?)ネロ君の愛はマジでどろっどろで歪んでますねぇ…(それがいいんだけどね☆)