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『お揃いのペンダント』
青「……」
あーッ”…仕事つっかれた…
?「……」
青「……」
道の端っこに桃色の男性が座っていた
青「どうしたんですか…」
俺は見捨てる訳には行かなかった
?「俺…捨てられて金もないんです」
青「俺ん家来るか?」
?「ぱぁッ!」
彼は分かりやすく喜んでくれた
青「敬語外してええからな」
「ほら行くで」
何故かこの人には優しいという心が芽生えた
ガチャッ
?「人の家なんて久しぶりだなぁ」
青「とりま、リビング座り」
ストンッ
青「名前は?」
桃「ないこです……」
青「ないこかッ!いい名前やなッ」
「俺はIf」
「まろとも呼ばれてるで」
桃「まろでいいや」
青「なんでそんなテンション低いん…」
桃「……」
青「そういや寿司買って来たけど食うか?」
桃「寿司ッ!」
青「おぉ…寿司が好きなんかぁ」
「食べてええで」
「友達にあげようと思ってたけどお前にやるわ」
「痩せてるし」
桃「!!」パクパクパクッ!
青「むせんなよっw」
数分後
桃「ふぅ……」
青「凄ッ……」
「ないこー」
「明日買い物行かん?」
桃「行きたい、!」
青「じゃあ行こか」
桃「はーい!」
「じゃあ早く寝よー」
青「せやな」
色々とあり
青「着いたで!」
「近くにあるし服見に行こか」
桃「あ、!いいの見つけたよ!」
青「お揃いかええやん」
「お会計してくるわ」
数10分後
桃「ねぇっ!アクセサリー屋だって」
青「お揃い買うか?」
桃「うん!」
青「あ、ペンダントどうや」
桃「じゃあないこはピンクでまろは青!」
青「そうなるな」
「お会計しよか…」
桃「待って!ピアスも良くない?」
青「あー無くさんもんな」
桃「そうそう!」
青「じゃあオソロで買うか」
桃「うんっ!」
ガチャッ
青「ふぅー帰宅ー!」
桃「いっぱい買えてよかったっ」
「楽しかったし!」
青「俺も楽しかったわ」
桃「いつまでも一緒にいよっ!」
青「おんっ、!」
あれから1年がたった
桃「まろ……」
青「どうしたん?」
桃「俺…隠してたことがあって…」
青「えっ?」
桃「俺…今日でいなくなるんだ」
青「えっ?嘘やろッ…?」ポロッ
桃「俺さ幽霊みたいな妖精みたいな」
「そんな感じなんだ…」
ぎゅっ!
青「やだっやだッ…行かないでっ!」
俺はないこを強く抱き締めた
しばらく抱き締めていると
スカッ……
ないこの事が触れなくなってしまった
どんどん透明になるないこの体
桃「また会おうね…」
スゥゥ…
カランッ
青「ないこッ…ないこっ!」ポロポロッ
俺は落ちていたないこのペンダントを握った
青「うわ”ぁ””ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ん」ポロポロッ
俺は泣くことしか出来なかった
青「ポロポロッ」
青「ヒグッ」
2年後
青「疲れた…」
<うぁぁぁんッ”!
青「子供?」
見捨てる訳には行かない為俺は声のする方に歩いた
?「ひっぐっ…ぐすっ…」
青「……」
その子供はないこに似ていた
桃髪に双葉が着いているなんてないこしか居ない
俺はこの子を家に連れ帰った
俺は思った
〖もう一度一からやり直そう〗
青「寿司買ってきたけど食べるか?」
?「寿司ッ!」
青「………」ヨシヨシ
〖まろっ!〗
ないこが俺を呼んでいる声がする
俺幻聴も聞こえるようになったんか
〖まろこっち!〗
声がしたのは子供の方からだ
青「ッ……?」
俺は混乱した
スゥゥ…
急にその子供が大人になった
〖ただいま〗
桃「まろッ」ニコッ
青「!!」ポロッ
桃「ほら置いで」
ぎゅっ
ないこの体温やこの優しい感じ…
青「ッ……」ポロポロッ
桃「泣いてもいいんだよ」
青「うわ”ぁぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ん」ポロポロッ
「良かったっ”…ほんまに良かったっ”」
スッ…
俺は一旦ないこから離れた
そして
カランッ
綺麗に光る桃色のペンダント
それをないこの首に泣きながら通してあげた
青「ヒグッ…グスッ…おかえりッ”…!」ポロポロッ
桃「ただいまっ!」ニコッ
はいっ!という事で息抜きがてら書きました
最近スランプすぎる…
そろそろ夏休み突入
なので今回は2週間毎日投稿一日目!
って事でまた明日会いましょう!ばいばーい!