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hrurです。
地雷の方はブラウザバックをおすすめします。
微BLです。
苦手な方はここで閉じてください。
これは空想のお話です。
ご本人様には一切関係ございません。
口調迷子キャラ崩壊
(脳内で口調変換してください。)
誤字、脱字有り
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先生との時間を作るには、
今の俺には1つしかなかった。
「…歌を俺に教えてください。」
先生は更に驚いた顔をした。
「歌?中学校に合唱部ってありませんでしたっけ?」
「あります。けど…」
「だったら僕に教わるより、
中学校で教わった方がいい…」
言いかける先生の言葉を遮る様に、俺は話を続けた。
「自分の歌を初めて褒めてくれた先生に
教わりたいんです。
もっともっと上手くなって、
自分に自信を持ちたいんです。」
先生は上を向いてしばらく考え込むと、
何かを思いついたように
またニコッと笑ってこっちを見た。
「わかりました、校長先生に事情を話して、
音楽室を使っても良いか聞いてみましょうか。
ちょっと待っててください」
そう言うと先生は、小走りに校舎に戻って行った。
先生が校舎に入るのを見届けると、
精一杯張っていた緊張が解けて、
その場にしゃがみこんだ。
今更になって後悔が押し寄せてきて、
心臓のドキドキが激しくなっていた。
自分は凄く迷惑な事を
お願いしてしまったんじゃないか…
迷惑だったけど優しい人だから、
断る口実を探してるんじゃないか…
そんな考えが頭によぎって、
心臓のドキドキは
いつしかギュッとした締めつけに変わっていた。