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「恙《ツツガ》なく、お過ごしでしたか?」



「ああ、元気にしていた。お前が居なくてつまらなかったが・・・お帰りジュリアス。」



「はい、王さま。」



 幼さの残る王に笑顔を向ける。



「報告は、きちんと受けていたぞ。休んでおればよいのに・・・」



「実は、王さまに1番にご報告を申し上げたいことがありまして。。。」



「ん?改まってどうした?まぁ、座れ。

 ジュリアスにも茶を頼む。」



「畏まりました。」



 執事は、静かに席を外した。それを確認してから向かいの椅子に腰を下ろす。



「実は、この度結婚する運びとなりましたのでご報告申し上げます。」



「な、・・・なんだって?」



「妻を、迎えます。」



「ジュリアスが、結婚・・・?」



「はい。縁がありまして、異国の女性ですが・・・とても可愛らしい方ですよ。」



  

ソレは、そっと降り積もる・・・。

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