テラーノベル
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突如として山富士女史が、幻覚寺の門跡となり、檀家に挨拶回りとなった。本来ならば寺に檀家を集めるのであるが、皆高齢化し、出不精となっていた。
「こんにちわ〜幻覚寺の門跡でございます。どうぞよろしく…」「ああ、あんた亜漕さんの後釜のねえ…気をつけなさい。亜漕さんの前の門跡も玄関で頭を打って死んだから。」と、ある御老人宅で話しが出た。
「えっ…それは初耳ですわ。」と一緒に連れ添った黒木夫人は面白そうに言った。
(縁起でも無い…まるであたしも寿命が短いみたいじゃ無い)「ありがとうございます。充分注意してますから。」と山富士女史一行は早々に引き上げた。
「そう言えば、昔の門跡さまは大変なグルメで、サソリとかハブ茶がお好きだったみたいよ。亜漕さんから聞いた事があるわ。」と黒木夫人は言った。「それグルメって言うのかしら?単に珍味が好きだった生臭坊主の尼さんバンじゃない…」山富士は面白く無い。
「じゃ今度ラーメンの汁をそういうので出汁取ったら」とフルタが要らぬ事を言った。
コメント
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第4話、読ませていただきました!山富士女史が門跡になって早速、檀家さんから不穏な過去を聞かされる流れ、ゾクッとしつつもどこかユーモラスで絶妙な空気感でした。特に「前の門跡も玄関で頭を打って死んだ」というさらっとした情報に、黒木夫人が面白そうに食いつくところが好きです。フルタさんのラーメン汁の提案にも笑いました。のどかな日常の裏に、何かが潜んでいそうで続きが気になります!
月城 蓮桜音
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水羽
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