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俺は家に着き鞄を放り投げる。
イライラが止まらない…。冷蔵庫にあるお酒を取り出し座って飲み始める。
na「あいつマジで信じらんない。言わなきゃわからないにもほどがあるだろ!」
ドンっと力強く缶を置く。少し中身が飛び出しテーブルに飛び散った。
na「わかってる…shkはそういうの疎いって。けどさ…。」
悔しさや怒りで缶を握る力が強くなっていく。
na「でも…悪気はないんだよな。だから余計に腹立つ!」
shkの行動や言動を思い返していると、ふと気づく事があった。
na「でも、あいつ周りには俺といたいとか、一緒がいいとか堂々と言ってくれるんだよな…。」
本当は俺だって一緒にいたい…けど俺は周りのバランスを考えたりしてshkと離れたり、一緒に行かない選択肢を選んで我慢する。
けど、shkは違う。ハッキリと周りに伝えるんだよ…恥ずかしげもなくさ…
na「ははっ、あいつ空気読めないタイプだな。」
思い返せば思い返す程、shkの俺に対する想いが伝わってくる…
na「てか、めっちゃ俺の事好きじゃん。」
俺は放り投げた鞄から携帯を取り出す…
na「……よし!」
勢いのまま俺はメッセージを開き文字を打つ。
『もう一回ちゃんと話したい。』