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記憶。
_____
「おはよ!」
『おはよぉー』
私が挨拶をすると私の親友、池田柚莉が返事を返した
そうして教室に入ると私の親友2人の城島桜と白石純恋が
[{2人ともおそーい!!}]
と言った。
いつも通りの毎日、でも楽しかった。
[あれ?今日は蘭ポニテじゃないの?いつもより低いねー]
「そーそー、めんどくてさ〜、適当に結んできた!」
桜は人をよく観察している。他人の些細な変化にすぐ気づく
{てかてか!3組の森本さんと浮山さん付き合ったらしーよ!」 }
{インスタで匂わせしてた〜!}
純恋は噂だとかをよく知ってる
「えーそうなん?!やっぱあそこかぁ…」
『まぁ可愛い私にはいつかイケメンの彼氏ができるから別に羨ましくなんてないけどねっ!』
柚莉は自分で自分を可愛いと言ってる頭おかしいやつ
「な訳ないだろ私の方が可愛いわ」
私が冗談混じりでそういうと柚莉は大爆笑した。
柚莉のムカつくとこは本当に可愛いのがムカつく
[てか花火どーする?]
[浴衣きちゃう?!]
桜は典型的なTHE女子って感じだ
『浴衣かぁ、いいけど私の可愛さで人類滅びるよ?』
柚莉はまた冗談を言う
{お前の浴衣見て死ぬやつなんて高橋くらいしかいないだろ}
『ちょ!本当にちがうから!その噂いつのだよ!!!小学生の時のでしょ?!』
「とか言ってラブラブなんでしょう?」
[もうやーねぇ、奥さんってばぁ]
{ほんとよぉ、朝から惚気ちゃってもうねぇ}
『それ言ったら純恋は米澤!桜は田口!蘭は武川でしょ!!』
柚莉はそれぞれの男の幼馴染の名前を出した
「違うし!」
{米澤かぁ、、}
[米澤とか付き合ったらファンクラブに殺されるやんw]
純恋の幼馴染、米澤は超がつくほどのイケメンだ
[田口、は…ないな]
「てか全員の幼馴染の名前てきとーに出してるだけでしょー?それ!」
『バレた?』
[でも蘭と武川ってけっこー噂になってるよ?]
「えぇ、、」
{だってなんか2人とも似てるよね〜}
『そーそー!ツンデレタイプっていうか〜!』
「もうその話なし!続きするよ!」
『[{えー}]』
そう言って私達は夏休みの予定を立てることへ集中した。
_____放課後
『じゃーね!また明日〜!』
[{ばいばーい!}]
そう言って私達は別れた
柚莉と一緒に帰っている途中、私は、
『〜でさー!!』
「何言ってんのw」
話すことに夢中になっていた私達は、信号無視をした車に気づかなかった。
ドンッ!!
辺りにとてつもない音が響いた。
自分の体の周りが暖かい。
だけど寒い。
身体中が痛い。
…声が聞こえる。
『…ん!…蘭!!』
柚莉の慌てた声が聞こえる。
柚莉の右腕には血がついていた。
折角の綺麗な顔が涙と血でぐちゃぐちゃになっていた。
_____
次に目を覚ました時、私は知らない天井を見た。
そうだ。私、トラックに轢かれて__!
だけどおかしい、体が動く。病院にいるわけでもない。
鏡の前に立って見た。
自分の様な顔や体型、声だが、違う人間。
腰まである長い黒髪、黒い目、ホクロ、だけど似ているだけ、
パッと見たら同じ人間と思われるかも知れないがよく見ると元の私とは違う。
すると突然、記憶が流れ込んできた。
そしてこんな考えが蘇ってきた。
「生まれ変わり」
この体の持ち主の名前は愛河蘭、前の私の名前相田蘭とそっくりだ。
そして、一番驚いた事がある。この持ち主は夏休み明け__
私が通っていた中学へ転校する。
私が轢かれたのは夏休みに入る一週間前、、
今日の日付がそれだったら私はきっと…いや絶対
生まれ変わってる