コメント
3件
今回は、莉奈が、蒼への好きという気持ちに気づく話でした!これからは、莉奈が蒼へ対してどう思っているのかなどがたくさん入ってくると思います!真藤君もお楽しみに!!
二人でプレゼントを渡し終わったあとは、何をしようかと楽しく話し合いながらある公園へと向かった。綺麗な湖があると有名な公園らしい。一度は行ってみたかった湖だ。きっと綺麗なんだろうなあ。はやく、見たい、蒼と,,,
,,,きっとこれはもう,,,,,,だ
「莉奈!!着いたよ!!」
「ほんとだ!!綺麗✨」
太陽を反射させる。キラキラと輝く水面。そよそよと風が私の髪の毛を揺らす。心地よい風を感じながら私はキラキラと輝く水面を見つめる。ほんとに綺麗だ。ずっと見てみたかった景色を蒼と見れて嬉しい。いつも行きたいと思ってたけど、まだこの時じゃないって、ずっと思って見れなかったけど,,,この時だったんだ。蒼っていう男の子とこの湖を見るために今まで来なかったんだなあ、案外私、勘が鋭いのかもꉂ(´꒳`◍ )
「莉奈?」
「あはは、ごめん、なんか嬉しくて。ずっと来てみたかったんだ。この湖に。」
「そっか、実は俺も来てみたかったんだ。今来て、この湖を見て思った。」
「,,,何を?」
「俺は、この湖に莉奈と来たかったんだなって。莉奈と来て、胸がすごく、うずうずして嬉しくて仕方なかったんだもん!」
その言葉を聞いて、まだ信じきれなかったこの気持ちが確かなものになった。私は蒼のことが,,,,,,好きなんだなって。まだ経験したことすらなかったこの思いがこんなに嬉しくて、楽しくて、でもつらくて、苦しいだなんて過去の私には分からないよね。蒼の目を見つめる。私はこのひまわりみたいな、眩しい蒼の笑顔が好きだ。優しくて暖かい、いつでも守ってくれそうな笑顔が,,,
「莉奈、ほら、もっとこっち!」
「あ、うん!!」
蒼がどう思ってるのかは分からないけど、今は蒼と過ごせるこの時間を大事にしたいと思う。だってこんなにも幸せで、楽しいんだもん。