この人間世界で、第一次消費者と分解者にあたり黒い見た目をしている俺はそう!ゴタロウという名のゴキ〇リだ!
この世界では俺たちは嫌われ者だった、人間と同じで家に住んで歩き回ってただけなのにはたかれる。この間ゴロウが殺された。
まぁそんな話は置いといて、俺には好きな子がいる。
それはしずちゃんだ、しずちゃんは俺たちを見てもはたかず、捕まえても外に逃がしてくれた。そんな彼女に俺は恋をした。
だが俺は事情がありそこの家からは出ることとなり今は違う家にいる。けれど、この家も食料の調達が困難になってきたなので、彼女の家にいこうと決心した。準備をして下水道に入り俺は目的地へと向かう。
しずちゃんは覚えてるだろうかそんな期待を胸に抱いて歩いていると目的地へと着いた。
彼女の家へ入ると以前と全く変わらない彼女の家で少し落ち着いた。彼女を探すため家中を歩き回っていると後ろから音がした。
彼女かとおもい振り返るともう1人の住人がいた。俺は以前こいつに殺されかけた。だから見つからないよう注意していたのだが見つかってしまった。
タヒぬ覚悟で逃げたがやはりスリッパではたかれてしまった。 裏返り瀕死の状態の俺に、もう1発食らわせようと振りかぶっている相手を見てタヒを覚悟した。だがもうもう一発がこない
目を開けてみるとそこには振りかぶっている手を止めている彼女がいた。
もう1人の住人に、何かを説得させたあと彼女はこちらに近づき、いつものように彼女に連れられ外に出た。あんな優しい彼女をどのゴキも好きになるだろうと考えながら傷を直していた俺はまた行こうと決心したのだ。
終