テラーノベル
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本作品はsxxn様の二次創作になります
ご本人様のとは一切関係ありません
血流表現・病み・鬱・精神病要素を含みます
苦手な方・地雷の方はお控えください
本作品は兄弟パロ・学生パロです
緑
黄の1歳下の弟
黄
緑の1歳上の兄
精神病持ち
「Buwa For You」と検索して前作の「For You」を先に読むことをオススメいたします
緑side:
早めにバイトが終わったので走って電車に乗り込む
運がいいことに空いている席に座ることが出来た
今から帰って夕飯作って、洗濯物干して、部屋掃除して、バイトのシフト表も出さないといけない
寝ないように手のひらに目一杯爪を立てる
本当はイヤホンとかで音楽を聴きたいけれどそんなもの買うお金の余裕はない
スマホだって月額が1番安いのを選んだ
「すいませんお兄さん…席、変わってくれませんか?」
顔を上げるとそこには大学生くらいの女性と杖をついて腰を摩っている老人が立っていた
俺は席を立ち上がり譲る
緑「どうぞ、」
感謝を告げられ俺はつり革に掴まる
寝不足が蓄積しているからか、電車に乗っているからか足元が妙にふらついた
スマホを開くもギガはとっくになく、動かなかった
家に帰ると中から何かがぶつかる音や人が暴れ回る音がした
昨日と言い今日と言い、最近の黄ちゃんはメンタルの調子が良くないのだろうか
緑「…やっぱ病院行かなきゃな」
リビングの扉を開いた先には、スマホを床に叩き付けている黄ちゃんがいた
また数十万が水の泡になって消えるかもしれない
緑「黄ちゃんだめ、スマホ壊れちゃう」
やっぱりスマホやテレビ等の情報収集ができる端末は使わせない方がいいのか
でもそしたら社会と黄ちゃんの距離が更に広がってしまう
だからと言って何回もスマホを壊されるのも困る
黄「だめ、なん…?」
聞き取れない程の小さな呟きが暗いリビングに吐き出される
俺がもう1度聞き返す前に黄ちゃんに強く肩を掴まれた
黄「俺はだめなん!?バイトをすぐクビにされる…だめな子なん!?」
もしかして、と思いバキバキのスマホの画面に目を向けた
そこには求人募集のサイトが表示されていた
バイトでクビになったことを思い出して癇癪を起こしたのかな
家の為にバイト探してくれたのは俺のことを気にかけてくれたからなんだろうな
本当に申し訳ないし自分が情けない
緑「そんなことない、…黄ちゃんは毎日頑張って生きてる俺の大切なお兄ちゃんだよ、」
俺はそう言って偽りの温もりで黄ちゃんを安心させることしか出来ない
いつか、ちゃんと大丈夫だって言ってみせるから、それまでちゃんと生きててね
コメント
2件
めちゃめちゃ楽しみにしてました!! 今回もめっちゃ面白かったです! 次回も楽しみにしてます! あとエレベーターのやつも楽しみに待ってるので良かったら主様のペースで投稿してくれると嬉しいです((