🌸「、、、」
いや
何こいつ
ビビるだろ
普通に
なんで首に銃口押し付けてきたやつに抱きついてんだよ
🍍「抱き..しめでぇポロポロ」
ほんとに願い叶えるつもりなかったのに
一度上げて下げた絶望の顔を堪能して
ちょっとアソんでやろうと思っただけなのに
だけなのに…
🌸「…(ギュッ)」
📢「!?、、は?珍し」
📢が驚きを隠せないといった顔をする
🌸「…あーあ、めんどくさい」
ほんと、めんどくさい
なんでこんなガキが…
📢「何、持ち帰んの?」
🌸「うん、ちょっと興味湧いた」
📢「じゃあさっさと帰るぞ。あいつが怒るだろ」
いつものように淡々と会話が進む
そしていつも通りめんどくさいといった顔を隠さない📢
🌸「タヒ体処理は?」
📢「ほっとけ。どうせバレない」
🌸「てきとー」
📢「お前もだろ」
そんな無駄口を叩きながらガキを抱き上げる
身長低いし軽いな
年齢は、、、高校生くらいなはず
多分
少し躰が冷たくて、トクトクと跳ねる心臓がこちらまで伝わってくる
俺の肩に埋めて、何も言わない
後ろから📢が歩いているので、目があって気まずいのだろうか
あとまぁ、今の状態に謎しかないのだろう
撃たれた張本人に抱き抱えられているのだから
📢「ふーん?」
「意外に美形だな」
🍍「…..??」
🌸「そーなの?」
📢「これ化けるぞ」
「髪伸びててなかなか分かんなかったけど」
そう言って、📢がガキの髪を耳にかける動作をしたのが背中越しでわかった
🌸「まじか、📢がいうなんて大概だね」
服とかオシャレとかにうるさい、俺らの”組織”の中でもかなりの美形な📢がそんなことをいうなんて
じっくりアソぶのが楽しみだ
🍵「、、、で、持ち帰ってきたと…?」
🌸「….すみません、、」
📢「さーせ~ん」
と、いうことで今現在🍵に叱られ中
昨日の夜は帰宅してガキを下ろそうとすると
まさかの寝ていることが発覚
話が進まないし深夜だったので朝に説教だ
朝といっても起きたの10時だけど、、、
朝から正座はきつい…
📢「おらみろ怒られただろ(ボソッ)」
🌸「俺のせいじゃねぇし(ボソッ)」
🍵「もー、、この子どーすんのよ…」
🍍「💤」
まさかの連れて帰る途中に寝られるとは思っていなかったし
そこからずっと寝るとも思っていなかった
どんだけ警戒心うすいんだよ
🦈「怒られてやーんの!(笑)」
俺と📢が叱られてるのが面白いのだろう
ケラケラと愉快に笑う
クソガキめ…
あーあうるさい2人がリビングにやってきた
👑「うーん、?🌸🌸が持ち帰るなんて珍しいね?🦈ちゃんならまだしも」
🦈「はぁー!?🦈は”使い捨て”してるだけですー」
🦈はもう使い捨て常習犯
アソぶだけアソんですぐ捨てるのが特徴的
🌸「だってさ~、どーみてもコレ訳ありじゃーん?」
一応ソファで寝かしているガキを指差す
傷だらけだし、かなり細い
俺が撃った右足は、👑によって綺麗に包帯に巻かれていた
応急処置ならこれくらいで充分だろう
そもそもまだ生かしておくかは決めていない
🍵「訳ありだからなによ…」
🌸「誰からも愛してもらえてない奴なんてすぐ堕ちるから楽」
🦈「え、いーじゃん!”あの係”今空いてるでしょ?」
そう
大切な係は今人手不足、、というか誰もいない
🍵「📢ちゃんが56しちゃったからね~」
📢「しゃーない。ムカついたんだよ」
「それに大して可愛くもなかったし」
🦈「それは持ち帰ってきた🦈を侮辱してるってことでOK?」
📢「誰から構わず持ち帰るからだろ」
今まで聞いてもらってわかる通り
俺らは本当に人を人として見てこなかった
使い捨てとか、ほぼモノのような感じ
それが楽
📢「てか全然起きねぇじゃん」
そう言いながら、もう説教が終わった認定を勝手にして立ち上がる📢
🍵「ほんと、迷惑極まりない」
👑「うーん、でもほんまに顔整ってるなぁ」
👑までそんなこというなんて…
覗き込んで顔を確認してみる
あの時は暗かったし、伸び切った髪が邪魔でよく分からなかったが
確かにかなり美形だ
🌸「親は何してんだろな。こーゆーのはさっさと売り飛ばせば稼げるだろうに」
👑「サンドバッグにしては勿体無いなぁ~」
🦈「見た感じ捨てたというよりは逃げられた感あるよね」
次々に勝手な憶測を繰り広げる
📢「サンドバッグが辛くなったんだろ。そこまでの奴じゃん。すぐ逃げようとするんじゃね?」
🍵「そーなったら処理すればいいでしょ。逃げられたら面倒。」
🍍「……ん、」
あ、起きる
しょうがない
起きてからの反応で生かしておくか、”係”に認定するか決めるとしよう。
コメント
2件
もう最高すぎ❤︎ 投稿頑張ってください!