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サムネ早く書きたいな……
⚠️注意⚠️
政治的、宗教的、戦争的意図なし
ヘ列ア学パロ!年齢操作 有
あとアーサーのご飯は不味くないという設定に塗り替えました。これも菊ちゃんの優しさですよ(((((
それだもよければ……!
慌ただしく自己紹介や教科書配布が終わり、待ちに待った四時間目のチャイムが鳴り響いた。
高校生にとっての一大イベント、お昼休みだ。
俺は、カバンの中から朝作ったばかりのサンドイッチの包みを取り出しながら、チラリと右隣に視線を走らせた
……あー、クソ。どうする。ここで俺から
『一緒に食おうぜ』
って誘うの、がっつきすぎか……!?
午前中、あれだけ楽しく喋ったんだ。一緒にお昼を食べるくらい、普通の流れのはず……(?)
なのに、いざ誘うとなると妙に心臓がバクバクして緊張してくる。
自分のチキンっぷりに内心で激しいツッコミを入れていると、隣の席の菊が、机の中からお弁当箱を取り出すのが見えた。
それは、なんというか……ものすごく渋い、木でできたお弁当箱だった。
「わっぱ」とかいうやつだろうか。さすが菊、弁当箱までお行儀がいい…
菊はふぅ、と小さく息を吐くと、こちらを振り返って、ほんの少しだけ微笑んだ、
「あの、アーサーさん。もしよろしければ、お昼、ご一緒してもよろしいですか?」
「っ、……おぅ! もちろん!」
誘われたァァァ!!
内心でガッツポーズを決めつつ、俺は平静を装って自分の机を菊の方へ引き寄せた。
ガタッと少し大きな音がして、また顔が熱くなる。落ち着け俺。
「菊、それ自分で作ったのか? すげーなー、なんか……和食って感じ」
菊が開けたお弁当箱の中身は、綺麗に詰められた卵焼きや鮭、筑前煮のようなものが入っていて、彩りがめちゃくちゃ綺麗だった。
高校男子の弁当とは思えないクオリティだ。
「いえ、昨晩の残りを詰めただけですから、大したものではありませんよ。アーサーさんは……サンドイッチですか? お洒落ですね」
「お洒落っていうか、うちは基本これだからな。ほら、もしよかったらこれ、一個食うか? スコーンもあるぞ」
俺はアルミホイルに包まれた、お手製のスコーンを差し出した。ちょっと形は不格好だけど、味は悪くないはずだ。
「えっ、よろしいのですか? ありがとうございます。では、遠慮なく……」
菊は丁寧に両手でスコーンを受け取ると、小さく口を開けてぱくりと齧った。
もぐもぐとリスみたいに口を動かす姿を、俺はなぜかじっと見つめてしまう。
……なんだこれ、なんか、すげー可愛いんだけど?!
「……! これ、アーサーさんが作られたのですか?」
「あ、あぁ。まぁ、ほとんど俺がな。……口に合わなかったか?」
「いえ! とても美味しいです。サクサクしていて、小麦の香りがしっかりして……。お料理が得意なのですね、……意外です」
「え?!意外ってなんだよ!」
ぷいっと顔を背けながらも、内心はニヤニヤが止まらない。
褒められた。あの完璧超人っぽく見える菊に、
俺の手作りを褒められたぞ。
「お礼と言ってはなんですが、私の卵焼き、一つ食べますか? 少し甘めの味付けですが」
「え、いいのか? もらう!」
菊が箸で綺麗に掴んだ卵焼きを、俺の弁当のフタにぽんと置いてくれる。
口に運ぶと、じゅわっと出汁と甘みが広がって、めちゃくちゃ美味かった。
「うまっ……! お前、天才か?」
「ふふ、大袈裟ですよ」
そんな風に、お互いのおかずを交換しながら食べる時間は、びっくりするくらい居心地が良かった
クラスの他の奴らがどんなグループを作っていようが、今の俺にはどうでもよくなっていた
ひと通り食べ終えた頃、菊がカバンから水筒を取り出した。
カチャ、とコップに注がれたのは、濃い緑色の液体――緑茶か、
教室中に、なんだかおばあちゃんの家のような、ほっとする渋い香りが漂う。
「ふぅ……。やっぱり、食後はこれに限りますね」
「お前、本当におじいちゃんみたいだな……」
「これでも現役の高校二年生ですよ。アーサーさんも飲みますか? 落ち着きますよ」
「じゃあ、ちょっとだけ……」
菊が予備の組み立て式コップ(どこまで準備いいんだよ)に緑茶を注いで、俺に手渡してくれた。
受け取る時、ほんの一瞬、菊の指先が俺の手に触れた。
指先が触れた時少し顔が暑くなった気がする…
「……あ、熱かったですか!?」
「いやっ! 違う、大丈夫だ!」
慌てて緑茶をすする。苦くて、でもすっきりしていて、確かに美味い。
だけど、それ以上に、さっき触れた指先の感触が頭から離れなくて、お茶の熱さとは違う熱が、顔から耳の裏まで一気に駆け上がっていくのが分かった。
お茶を飲む菊の、白い首筋。綺麗に整えられた爪。
さっきまで「話しやすい友達ができて良かった」って思っていたはずなのに。
お茶の香りに包まれながら、すとんと、胸の奥に何かが落ちていくような音がした。
待て……俺、なに変な緊張してんだよ。相手は男だぞ……?
ドクドクと、うるさいくらいに心臓が脈打ち始める。
お昼休みの喧騒の中、俺の視界は、隣で優しく微笑む菊の姿だけを、嫌になるくらい鮮明に映し出していた。
ぐへへへツンデレ愛してる……🫶
んじゃなー
#ぼっち