輝く太陽と真っ暗な月

あるところに月音という少女がいました。

彼女はあまり目立たない存在でした。

ですが、今の学校生活には満足していたそうです。

あの日までは。

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ある日の放課後　＝校舎裏＝

心実）あんたさ〜まじキモいｗ

咲良）それなｗ

蘭花）ほんと！自分が可愛いと思ってんの？

月音）そんなこと⋯

咲良）その言い方、自分モテてますよっていってるもんじゃんｗ

蘭花）うわ〜ｗマジ無理だわ〜

心実）ねぇねぇ！こいつみんなでいじめない？ｗ

蘭花）え！めっちゃあり！

咲良）お仕置きってことだよ〜

心実）そういうことだからさ明日も来いよ？

月音）･･･････っはい

もう⋯ヤダ⋯

学校なんて大嫌い

いっそのこと⋯死のうかな？

いや、そんなことしたらお母さんが⋯

もう、帰ろ

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叔母）あら、つきちゃんおかえりなさい！

月音）ただいま⋯叔母さん

叔母）ちょっとお願いしてもいい？

月音）いいですよ

叔母）畑に颯太がいると思うから連れてきてくれる？

月音）わかりました

叔母）ありがとね〜

叔母さん⋯きっと私のこと気づいてないんだ

まぁ⋯気にしてほしくもないけど

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月音）颯太〜！どこ〜

颯太）あれ？月音じゃんどうしたの

月音）叔母さんが呼んどるよ

颯太）母ちゃんが？じゃあそろそろ夕飯か！

月音）ほら、戻るよ

颯太）はーい！

月音）⋯てか！何呼び捨てにしてんの！？

颯太）？別にいいじゃんか

月音）はぁ⋯まぁいいや

今はそんなこと気にしてる場合じゃない。

でも、あの人たちのこともあるし⋯

もうどうしようもできないじゃん⋯

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叔母）あら〜今の中学の勉強ってそんなに難しいのね

叔父）ふーんどれどれ⋯ほんとだめっちゃ難しいな

颯太）僕のも難しいよ！

月音）そうだね〜難しいね

颯太）つきちゃんは絶対に馬鹿にしとる！！

颯太以外）www

あ、これが私の居場所なんだ⋯

⋯明日も良い日になりますように