黒に染まった翼
注意⚠️
nmmn注意
腐表現かも?
夢じゃなーい。
それでもいい方は⬇
ワンクッション
黒に染まった翼は白へは戻らない。
黒にいくら白を足しても黒は黒だしなっても灰色
この街では
黒はギャング
灰色つまりグレーは半グレ
白は白市民の人達のことだ。
黒に白を足せば灰色になり白になることは無い。
つまり黒から警察になっても本質が黒であることに変わりは無い。
表面上で白になっただけなのだ。
この街の人間は口を揃えて言う。
「黒に落ちるのは簡単だけど白になるのは何よりも難しい」
実際、白市民パスをもう一度取るのに1ヶ月犯罪をせずギャングとの関わりを無くさなければならない。
元々黒だった人間が黒の人間との関係が無くならないように、積まれてきた経験と信用は白になってもあるのだ。
それに白市民ではあるが犯罪を知り、犯罪を行ってきたのだ。普通の白市民より犯罪に詳しいし、稼げることも知っているはずだ。
だからこそなのだ。
白になれること自体ないのだ。
つまりは本質が黒とはこの街で育まれたストーリーが生み出した関係値によるものなのだ。
どれだけ時をすごしても1度闇に堕ちればもう戻れないのだ。
よくあるだろう。
<深淵をのぞく時深淵もまたこちらを見ている>
深淵へ引きずり込まれたらもう戻れないのだ。
それがたまたまMOZUだったと言うだけのこと。
だから俺は警察に戻らないし、戻れない。
きっと1ヶ月という期間は耐えられない苦痛に苛まれるから。
ーーー🪶
月明かりが眩しく光る満月の夜。
なんとなく今日は犯罪をする気が起きなかった。
なんとなくだが今日は大きなことが起こる気がした。
冷たい風が一段と夜を感じさせる深夜。
ふとコツ…コツ…と足音がきこえる。
「らだお、まだ寝てなかったのか?」
「ボス…」
「…寝れないんです。嫌な予感がしてならなくて、」
「…」
「でも、今はこの時間が続けばと思います。」
「らだお、ワシらはどこにも行かんし、居なくならんよ、」
「だから、安心して寝るんだ」
「…はい」
ーーー🩸
今日も同じように高所から打つ。
警察も高所に打たれないように警戒しているようだ。
でもそんなこと今は関係ない。
警察時代の知識で一人一人の行動の癖を思い出す。
動きを予測して…
打つ。
<1人殺りました>
<ブレード来てる!>
は
ばれてーら
自分の周囲が暗くなったことからブレードではなくスタンプだということに気づく。
上を向くとそれは警察ヘリではなく
「餡ブレラ?」
横取りか?
でも横取りではヘリ禁止だったはず…
つまり狙いは…俺。
(チッ…いまライフルしか持ってない。)
ヘリは使えない乗ってる間に上からアタックされて終わり。つまりこの状況では
<餡ブレラがヘリで来てます。誘拐されるかも>
無線に報告し、こっちの危険に気づいてもらう。
<ごめん援護できない。>
<こっちにも餡ブレラが来てる!!>
何が目的だ?横取りでは無い。誘拐でも無い。
つまり…?
MOZUへの宣戦布告か?
その場合、アジト襲撃だけでいいはず。
餡ブレラが警察がいる場でわざわざしないはず…ではなんだ?
焦っちゃダメだ。
<ピコピコ>
<ピコピコ>
やられてる。
「らだおくーん」
「ダメじゃなーい。MOZUに入るなんて…」
「ウェッさん?」
ーーーーーー☂️
「いたいよ~」
「横取りじゃないの?!」
「ヴァンさん」
「ウェスカーさん…どういうつもりです?」
「らだおくんは?」
「ちょっと話を聞いてるだけですよ」
「…ん」
「ここは?」
「あっ起きた?」
「は、んく?」
「…他の人たちは?」
「みんな別の場所にいるよ。」
「そんなことよりらだおくん」
「なんで、MOZUに行っちゃったの?」
「…」
「質問変えるね。」
「なんで餡ブレラじゃないの?」
「はっMOZUだからじゃないからですか?」
「MOZUが暖かいから。助けてくれたから 。
それだけです。」
「じゃあ餡ブレラに入らない?」
「嫌です。」
「俺は恩がある組織を裏切るほど馬鹿じゃないんで」
「警察はやめたのに?」
「警察は…警察に恩なんて感じてませんから」
「はぁ…わかったこっちおいで」
「はい」
「らだお!無事だったか?」
「青井~;;」
「はい!」
「え~らだおくんこっちおいでよー」
「いやデース 」
「え~」
ハハハ
ーーーーーー
次かけるかなぁー?
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