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黒い翼 3

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黒い翼 3

1 - 第1話

♥

719

2024年05月18日

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黒に染まった翼

注意⚠️

nmmn注意

腐表現かも?

夢じゃなーい。

それでもいい方は⬇

ワンクッション

黒に染まった翼は白へは戻らない。

黒にいくら白を足しても黒は黒だしなっても灰色

この街では

黒はギャング

灰色つまりグレーは半グレ

白は白市民の人達のことだ。

黒に白を足せば灰色になり白になることは無い。

つまり黒から警察になっても本質が黒であることに変わりは無い。

表面上で白になっただけなのだ。

この街の人間は口を揃えて言う。

「黒に落ちるのは簡単だけど白になるのは何よりも難しい」

実際、白市民パスをもう一度取るのに1ヶ月犯罪をせずギャングとの関わりを無くさなければならない。

元々黒だった人間が黒の人間との関係が無くならないように、積まれてきた経験と信用は白になってもあるのだ。

それに白市民ではあるが犯罪を知り、犯罪を行ってきたのだ。普通の白市民より犯罪に詳しいし、稼げることも知っているはずだ。

だからこそなのだ。

白になれること自体ないのだ。

つまりは本質が黒とはこの街で育まれたストーリーが生み出した関係値によるものなのだ。

どれだけ時をすごしても1度闇に堕ちればもう戻れないのだ。

よくあるだろう。

<深淵をのぞく時深淵もまたこちらを見ている>

深淵へ引きずり込まれたらもう戻れないのだ。

それがたまたまMOZUだったと言うだけのこと。

だから俺は警察に戻らないし、戻れない。

きっと1ヶ月という期間は耐えられない苦痛に苛まれるから。

ーーー🪶

月明かりが眩しく光る満月の夜。

なんとなく今日は犯罪をする気が起きなかった。

なんとなくだが今日は大きなことが起こる気がした。

冷たい風が一段と夜を感じさせる深夜。

ふとコツ…コツ…と足音がきこえる。

「らだお、まだ寝てなかったのか?」

「ボス…」

「…寝れないんです。嫌な予感がしてならなくて、」

「…」

「でも、今はこの時間が続けばと思います。」

「らだお、ワシらはどこにも行かんし、居なくならんよ、」

「だから、安心して寝るんだ」

「…はい」

ーーー🩸

今日も同じように高所から打つ。

警察も高所に打たれないように警戒しているようだ。

でもそんなこと今は関係ない。

警察時代の知識で一人一人の行動の癖を思い出す。

動きを予測して…

打つ。

<1人殺りました>

<ブレード来てる!>

ばれてーら

自分の周囲が暗くなったことからブレードではなくスタンプだということに気づく。

上を向くとそれは警察ヘリではなく

「餡ブレラ?」

横取りか?

でも横取りではヘリ禁止だったはず…

つまり狙いは…俺。

(チッ…いまライフルしか持ってない。)

ヘリは使えない乗ってる間に上からアタックされて終わり。つまりこの状況では

<餡ブレラがヘリで来てます。誘拐されるかも>

無線に報告し、こっちの危険に気づいてもらう。

<ごめん援護できない。>

<こっちにも餡ブレラが来てる!!>

何が目的だ?横取りでは無い。誘拐でも無い。

つまり…?

MOZUへの宣戦布告か?

その場合、アジト襲撃だけでいいはず。

餡ブレラが警察がいる場でわざわざしないはず…ではなんだ?

焦っちゃダメだ。

<ピコピコ>

<ピコピコ>

やられてる。

「らだおくーん」

「ダメじゃなーい。MOZUに入るなんて…」

「ウェッさん?」

ーーーーーー☂️

「いたいよ~」

「横取りじゃないの?!」

「ヴァンさん」

「ウェスカーさん…どういうつもりです?」

「らだおくんは?」

「ちょっと話を聞いてるだけですよ」


「…ん」

「ここは?」

「あっ起きた?」

「は、んく?」

「…他の人たちは?」

「みんな別の場所にいるよ。」

「そんなことよりらだおくん」

「なんで、MOZUに行っちゃったの?」

「…」

「質問変えるね。」

「なんで餡ブレラじゃないの?」

「はっMOZUだからじゃないからですか?」

「MOZUが暖かいから。助けてくれたから 。

それだけです。」

「じゃあ餡ブレラに入らない?」

「嫌です。」

「俺は恩がある組織を裏切るほど馬鹿じゃないんで」

「警察はやめたのに?」

「警察は…警察に恩なんて感じてませんから」

「はぁ…わかったこっちおいで」

「はい」


「らだお!無事だったか?」

「青井~;;」

「はい!」

「え~らだおくんこっちおいでよー」

「いやデース 」

「え~」

ハハハ

ーーーーーー

次かけるかなぁー?

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