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4 - ナチソ・ソナチの小説「甘味中毒」

♥

115

2024年10月03日

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うへへ

ナチソとソナチだお☆

タイトルは

『甘味中毒』

グロいよ

実はね、色々なボカロ曲を散りばめてるんだ☆

探してコメントしてみてね

曲パロ…?ちょっと今ねぇ…

合間に書いたものだから雑い

異臭がする

危険物指定されたほうがいい


それでもいい?

じゃいってら〜







塩よりも、

砂糖。


スナックよりも、

チョコレート。


ソーセージよりも、

蜂蜜色のキャンディ。



俺は昔から甘味が好きだった。

特にキャンディは昔から大好きで、ソ連のところにあったサルミアッキを見たときは

ナチ「キャンディに対する冒涜だ!」

とかなんとか言って、キレ散らかしていたのは記憶に新しい。


らしくない。とはよく言われるし、自分でも思う

一度頑張って甘味を断ったときもあったが…

やはり一週間もすると耐えきれず、日帝から貰ったべっこう飴を食してしまった。

あのときのべっこう飴の味は一生忘れないと思う。





ソ連と不可侵条約を結び、ポーランド侵攻を本格化し始めたときだった。

俺は見てしまった、ソ連の眼帯の下を。

それは、彼奴が俺の家に泊まっていたときだった。

食事を運ぶために彼奴の部屋に赴き、扉を開けるとソ連が眼帯を外していたのだ。

眼帯の下にあった目は、確かに普通は白目のところが黒かったり、目元に古傷が入っていたりと、酷い状況だったが…

瞳は違った。隠すのが惜しいほど美しかった。

ゆっくり近づくと、玉ねぎの皮ような温かい色から、金塊と見間違うほどに硬い色まで。

様々な色に変わっていった。どうやら、光の反射によって違う色に見えるらしい。

彼奴の頬に手をやり瞳を覗き込む。俺よりも図体がでかいくせに、子どものようにビクビクと怯え、瞳の色も変わる。

それは筆舌しがたいほどの美しさを持った蜂蜜色だった。


俺はそれを見た瞬間、同仕様もない欲望に駆られてしまった。

嗚呼、怯えている理由はコレか…きっとこの瞳にろくな思い出はない。

この瞳が欲しいがためにきっと何人もの人が争っただろう。

この色を見たいがためににきっと何回も虐げられただろう。

目元の傷をよく見ると、誰かにつけられたであろう深いものから自分でつけたような浅い傷まで。

人によっては左右の色が違う気味の悪い目を嫌っただろう。

誰もが欲しがる目を此奴は何よりも憎んだだろう。

目元の傷を優しく撫でて流れてきた涙を舐め取ってやる。ほんのり甘い

ソ連「ナッ…ナチス…?」

怯えた色でこちらを伺う様子は俺の庇護欲を掻き立てた。

ナチ「そう泣くな。大丈夫だ、俺はお前が思うような酷いことはしないさ」

昔はそう思っていた…いや、思っていたかった。



総統様が、ソ連に進行すると…言い出すまでは…



進行を始めてから劣勢が続き、前線で戦っている俺は極度の空腹状態だった。

冒頭で述べた通り、俺は極度の甘味好きだ。もはや中毒だ。

キャンディが食べたい…等思っていると、どうしても脳裏に彼奴の瞳がよぎる。

アレは瞳だ、キャンディじゃない。言い聞かせてはいたんだが…どうしても腹がへる。

あの瞳を見てから、俺はおかしくなってしまった。

周りの人間が頭を打たれるとなんだかキャンディが割れたように感じ、

砕け散った脳みそがこぼれたクランチのように見えた。

それが見えると決まって俺は腹が減り、彼奴の瞳が思い浮かぶ…酷い幻覚だ。



それから暫く、ソ連と会った。

彼奴は俺を悲しそうな目で見てきた。銃を突きつけてきた彼奴に言う。

ナチ「同情はいらないぜ?なんてたって俺は悪らしいからなw」

こんな猿芝居に騙されてくれるのか?彼奴はうすうす気づいてくれてる気はするんだが…

そう自嘲すると、彼奴はおもむろに眼帯を取り外した。

彼奴のあの瞳が俺の目に映る。

お い し そ う

その言葉で頭が埋め尽くされた

ソ連「お前は、俺の目を見てから変わっちまった…俺のせいなんだ」

そしたら彼奴は何をしたと思う?

目をくり抜いたのさ!自分で自分の目を!

その目玉を持って近づいて、

ソ連「コレで…供養してくれ…」

俺の口の中に目玉をいれる。


甘い


久しく得ていない甘味に唾液腺が破裂するような痛みが走る。

暫く口の中で転がしてから柔く噛む。

プチュッ

そんな擬音が似合うような食感がして、甘さが口いっぱいに広がって。

久々に満たされた気がした。

そのままゆっくり嚥下して、ソ連の顔を見る。

なんでそんな悲しそうな顔をするんだ?お前がくれたのだろう?

ソ連「ごめん…ごめんなぁ…{グスッ…ズビッポロ…ポロポロッ}」

何を謝っている。お前は何も悪くなかっただろう…

ソ連「お前を…お前を…」

俺が?どうしたんだ?

ソ連「こんなのになるまで追い詰めてッッ…{グスッ}」


その瞬間、さっきまでの甘みが嘘のように消え去り、鉄臭く、しょっぱい味になった。

周りを見ると、たくさんの死体があって、俺等はその山の頂に居て、

すぐ近くにあった死体は脳みそが引きずり出されて、散らかっていた。

口周りの違和感に気づき、手の甲で拭うと、俺の赤い肌についてもなお目立つ鮮血がたれていた。

ナチ「ウ”ッ…オ”ェ”ッ…ウ”ァ」

すぐに吐き気を催し、欲のまま胃の中身を出すと、やけに目立つピンク色の肉塊があった。

直感的にさっきの死体の脳みそを食べ散らかしたのは俺だったのか、と

同仕様もない焦燥感と不安に押しつぶされそうになった。


ナチ「ぅえッ?…おれ…なんで…こんな…」

視界がグラグラする。色々なことに脳がついていかず、頭が揺れる。割れるように…痛い。


ソ連「ナチ…{ギュッ}」

彼奴が俺を抱きしめる。なんだか安心する。

ソ連「大丈夫…俺はずっと味方だから…」

そう言って、子供を寝かしつけるように一定のリズムで背中を叩いてくれる。

久しく眠れていなかった俺は素直に眠りにつく。


鉄の味はもう気にならなくなっていた。



おかえり〜

どう?合間に書いたものなんだけど…

さて、なんの曲がはいってるでしょーかッ!

3曲…かな?

そのうち2つは同じ人の曲だよ


考えてみてね〜☆


じゃ、お粗末様でした!





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