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あなたと私が出会った時の話
私が2年生の6月の時に出会った。
私と初めて会ったときのこと覚えてますか?あなたは途中から来た人だったからちょっと居づらさを感じてた見たいだった。だから本当に気が向いてたまたま私があなたに話しかけた。「なにやってるんですか?」ちょっとびっくりしたかのような顔をしてそのあとフッっと笑ったね。「優しいだね。初めて話かけられたよ」この時私は恋に落ちた。何気なく話しかけたあなたの笑った顔、声、どこか幼くてあ、好きって…。その時私は悩んてることがあった。あなたと出会う数日前の話。私のお姉ちゃんは優秀で親も優秀な人だった。それに比べて私は勉強も歌も運動も得意じゃなかった。というか劣ってた。でも辛くなるから見ないようにしてたんだよ。でもついに「お前にはなにがあるんだよ。」言葉にされてしまった。しかも家族に。そうだよね。優秀な人しかいないこの家でなんにもできない私。でもあなたの笑顔ですべてどうでもよくなった。「優しいんだね。」嬉しかった。褒められたのが。そのあとあなたは私に「コミュニケーション能力高くていいなー俺もそんな風になりたい」って。それからあなたといろいろな話をして勉強も歌も運動もできなくてもコミュニケーション能力とか行動力は武器になるって思えたんだよ。あなたの笑顔にすべて溶かされた。あぁ…これが恋かって。すぐに自覚ができた。でま言葉にはしないようにしてた。きっと伝えてしまったら辛くなってしまうから。あなたならフッた後も同じようにしてくれるってわかっていたよ。でもね。「夏恋って本当にあの人のこと好きだよねー。」「え、それなーずっとあの人の話してんじゃーん。」まわりにもバレていたのか。溢れてしまうくらい、好きでたまらなかった。「夏恋?好きなんでしょ?」「…うん、好き…」初めて言葉にした。そしたら急に実感が湧いてしまった。「え、まじじゃん!顔赤!!」「夏恋。」あ、やばい…今くる?顔見れそうにないよぉ…うつむく私にあなたは覗き込んできた。「どうかした?」あなたと目があったら止まらなくなってしまった。今じゃない…。わかっていたけど、。「…好き…です…」言ってしまった。ドキドキが止まんなくて今日死ぬんじゃないかってレベルだった。「え、なにが?」まじかよ。私の一生分の勇気返して欲しい。心からそう思った。「もーいーよ。好きっつただけ。」「…?ありがとぅ?」嘘だろこいつ。ここまで言っても気づかんとかある?って…びっくりしたけどすぐに気づいたよ。あ、わざとか。そりゃあ気付かないフリするわ。だって気づかないフリをすれば振らなくていい、答えなくていい。あ~なるほどね。そりゃそうだ。気にするよね。だってあなたは私の”先生”だもんね。13歳差。先生と生徒。そりゃ気付かないフリするわ。ここからが私の人生で1番青い時だったと思う。気付かないフリをされたのが悔しくて次の日もう1回告白した。返事は「ありがとう」まぁだよね。それからしばらくして3年生になった。先生は担当の学年が変わって会うことも少なくなった。学年では私が先生のことが好きって有名な話になっていて。知らない人の方が珍しいくらい。そんなある日放課後先生が草抜きしているのを見つけた。口実になるし「手伝うよ」と声をかけた。すると草抜きをしていたところは職員室から見えるところだったので主任の先生や学年の先生などちょっと怖いって言われてる先生達6人くらいが職員室からでてきて「◯◯先生のファンクラブ?」って聞いてきた。だから職員室の中にいる先生にも聞こえるんじゃないかってくらいの大きな声で「未来の彼氏〜!!!」って叫んだ。先生達にはそれがウケたみたいでちょくちょくイジられるようになった。そしたら先生もついに知らないフリができなくなって「あのさぁ…好きになるのはいいけど宣言すんのやめてくれる?俺まだお縄になりたくないんだけど」って。まぁだよねwそれから修学旅行にも行った。TDLで2ショ撮ってって会うたびにお願いしてたらOKもらった。学年のやつらにニヤニヤされながら2ショ撮って先生に「脈アリですか?」って聞いたら「調子のんな」っていわれた。そんなとこも本当に好き。夏休みに入ってしばらくして学校に忘れ物をしたので取りに行った。4時くらいだったのでもちろん生徒はいなかった。下駄箱の鍵かかってていたので職員ドアから入ることにした。そしてドアを開けようとしたら勝手にドアが開いた。誰だよ危ねぇなぁとか思いながら立っていたらでてきたのは先生だった。不意打ちだったので緊張して同じこと2回聞いた。しかも連続で。夏休みが明けて9月に入って気づけば48回告白してた。というか学年みんなに「今日は告白した?あっちにいたよ」とか「あっち歩いてたけど話しかけなくていいの?」って言われるようになった。先生達にも「叶わぬ恋じゃん」とか「早く捕まえないと先生おじさんになっちゃうよ」とかよく言われる。しかも全然関わりがなくて知らない先生にも「あ、◯◯先生のことが好きな子じゃん」とか名前より好きであることが有名になった。下の学年の子たちにも知られてる。なぜ…。9月20日55回目の告白に失敗。今では卒業式の日に100回目の告白をするって決めてる。みんなに応援されてる。この先どうなるかはわからないけど今年がおわったら更新する。