💚「明日早いの知ってたじゃん!」
🖤「阿部ちゃんだってノリノリだったじゃん」
結局挿入しなかっただけでその前まではがっつりしてしまって遅くなったから、阿部ちゃんは拗ねている。
🖤「責任とって俺も明日早起きするから。モーニングコールしてあげる」
💚「ほんとに?」
🖤「うん」
阿部ちゃんは一瞬目を輝かせたけど、すぐ元に戻って
💚「やっぱり大丈夫。めめ忙しいんだから、寝られる時はゆっくり寝て?」
と優しく微笑んで手を握ってきた。
気遣いを忘れない、できた恋人だ。
🖤「…のに」
💚「え?」
🖤「何でもない。あ、タクシー着いたって」
阿部ちゃんを玄関まで送って、1人になってからもう一度呟く。
🖤「そういう可愛い事言うから、こうなるのに。」
バレンタインはベッドでリボンでもかけてやろうか、とかまた怒らせそうな妄想をしながら、ボディソープがまだ所々に残るお風呂の掃除に向かった。
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