『よし、』
今日こそは言わないと、
ガチャ
『お邪魔します』
「〇〇先輩!」
目黒くん、
何をしに来たのかわかってるでしょ?
なのに、
なんで笑っていられるの?
最後だよ?
もしかしたら、
私が勝手に悩んでるだけかもしれない。
「先輩!とりあえず座ろ?」
『うん、』
部屋に入り
私はソファーの端に座った。
目黒くんはさっきまで見ていた
YouTubeを一時停止する。
「話って何?」
言わないと、
私は目黒くんの方へ体を向けた。
『、、あのね、私、』
「、、、」
『彼氏と、』
「、、、」
なんで悲しい顔するの?
いい加減気づいてよ、
もっといい人が居るって、
『けっ、こ、、』
ギュ
「俺の事嫌いですか、?」
『っ、、、そんなことないよ、』
「、、、良かった、笑」
なんで、そう答えちゃったのかな、
そして目黒くんはYouTubeを再生する。
私は彼のすぐ隣、
肩が触れ合う近さに座る。
目黒くんの匂いがする、
だから嫌だったのに、
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