〜注意事項〜
・この作品はwrwrd様の二次創作です。
・本人様とは関係ありません。
・検索避けに協力してください。
・魔wr、腐要素(pnci)等が含まれます。
◇◇◇
最近、やたらと兄さんの機嫌が良い。
いや別に、いつも機嫌が悪い訳でもないし、機嫌が良いことが悪いことでもない。
けれど、どうにも不思議だったのだ。
俺は、動かしていたペンを止めて、立ち上がる。
今日は土曜日、学校も休みだ。
それなのに、兄さんは朝早くから出かけて行った。
これは何か、原因があるに違いない。
俺は誰もいない家で、こそりこそりと動き出した。
「 …失礼しまーす、、 」
兄さんの部屋に入る。
兄さんの部屋には、色々な企画を考えた書類や、今まで師団で使ってきたいくつものオモチャが散らばっていた。
とてもじゃないが、頼もしい兄さんの部屋とは思えない。
まあ、それが努力の結晶であることは分かっていた。
俺は、机の書類をまとめながら探る。
きっと、何かしらはあるはずだ。
例えば、彼女が出来たというのなら、写真や手紙の1つあってもおかしくない。
俺は、慎重に探していた。
クローゼットにも手をかけると、中に見慣れた服があることに気がついた。
「 …このマントみたいなやつ、 」
水色のケープコートというのだろうか。
それは、同じ師団で1つ先輩の男が着ている物とお揃いであった。
「 ……?? なんで兄さんのクローゼットに?? 」
俺は、顎を触った。
彼が、家に遊びに来たことがあっただろうか。
俺は彼をこの家で見たことがない。
いない間に来ていた可能性は無くも無い。
忘れ物だろうか。彼ならしそうだ。
なんてことを考えていると、扉の鍵を開ける音が聞こえた。
慌てて俺は、兄さんの部屋から出て、自身の部屋へと走る。
そのまま勢いでベットに飛び込むと、ガチャリ、と扉が開いた。
「 rb〜!!!!!!!! ただいまぁ!!!!!!!! 」
相変わらず、pn兄さんは声が大きいのだった。
◇◇◇
「 rbー!! 勉強中か?? 」
玄関から、rbの部屋に話しかける。
「 うんー 」
「 ちょっと騒がしかったらごめんな!!!! 」
そう言って、pnは靴を脱いだ。
それから、後ろに立っていた彼に手を伸ばす。
「 じゃあ、おいで。 」
「 rbー!! お邪魔しまーす!! 」
「 ci!?!?!? 」
勉強をしていたrbが、部屋から飛び出てきた。
この家で会うのは初めてだから、なんだか緊張する。
ciは照れくさそうに頬を掻いた。
「 な、なんでciが!? 急やね!? 」
「 んふふ〜!! さっきpnさんと会って、お菓子も買ってきたからさ!! 」
「 そ、そう… 」
「 じゃ、お邪魔しまーす!! 」
ciはるんるんとビニール袋を片手にpnの部屋へと入っていった。
rbがきょとん、としているとpnがお菓子を片手にやってきた。
「 これ、rbの分ね。 勉強頑張っててえらいな!!!! 」
「 は、はあ… 」
rbはお菓子を口に投げ入れるようにして、食べた。
それから、頬をもごもごと動かしながら首を傾げる。
「 …忘れ物かな、 」
ぷるるるる!!
「 …ん!? 」
突然、スマホが揺れ出す。
rbはスマホの画面を付けると、それはshpからだった。
shpが自分に連絡してくるとは、これまた珍しい。
そう思いながら、通話ボタンを押した。
「 …もしもし?? 」
音声通話かと思ったが、どうやらビデオ通話だったらしい。
shpの後ろには皆がいて、サッカーをしていた。
『 rbさーん?? 今oo公園でサッカーしてるんすけど、来ますかー?? 』
「 あー… 行く!!!! 」
誘われること自体、今までで両手以下だった。
rbは嬉しく、笑顔で何度も頷いた。
shpはクスクス笑いながら、sho達を映す。
『 そういえば、ciに連絡行きます?? 俺着拒されちゃって。 』
「 ciなら今俺ん家に… 」
『 えー!! お前らそういう関係なん!?!?!? 』
何故聞こえたのか、後ろで遊んでいたはずのutがニヤニヤしながら駆け寄ってくる。
shpを押し退けてカメラに鼻を押し付けるように近寄ってきた。
「 なんやねん!! お前はいつもいつもォ!! 」
『 そうなんかあ!! ええよええよっ!! お幸せに!! 』
「 な"んやねん!! ちゃうわァ!! お前そこで待ってろよォ… 」
『 えっなんでそん…ぎ"ィゃぁぁぁッ!!!!!!!! 』
バコンッ!!と痛々しい音がして、utが蹲る。
なんやなんや、とrbが言葉を失っていると、後ろからひょこっとzmが現れた。
手にはボールが握られている。
『 rb早く来いよ!! 』
「 すぐ行くっての!! 」
rbはciのことも忘れ、羽を広げた。
◇◇◇
「 …ん?? ciー?? 」
翌日の朝、shpは教室でカメラを眺めていた。
昨日撮影した映像だ。
すると、珍しく遅刻寸前にciがやってきた。
「 あ、あ"あ…おはよう、shp、 」
「 なんやお前。 声カッスカスやないか。 」
「 あはは…う"んんッ 」
「 昨日電話出んかったの。 風邪ひいてたんけ?? 」
「 えーっとー……そうなん"よね… 」
体を擦りながら、隣に座るciの目は真っ赤だ。
そんなに辛いなら休めば良いのに。
ほんと熱心なやつだ。
「 ciー 」
「 pnさんっ!! 」
授業が終わり、昼休みに差し掛かった頃、pnがやってきた。
pnを見るなり、眠そうだったciは元気よく立ち上がり、走っていった。
急に元気になるものだから、shpも目をまん丸にした。
そして同時に、これには何かがある。
そう勘づいた。
カメラを持ち、彼らに向ける。
ゆっくりと立ち上がり、足音を立てないように、教室を抜け出した。
向かう先は、中庭であった。
pnはciとベンチに座ると、弁当を広げた。
ciのシッポがるんるんと動いているのを見る限り、それは美味しいのであろう。
それから2人は仲良く食べ始めた。
正直、ciと1番仲が良いのは自分だと思っていた。
だから、pnに対して微かな対抗心が湧き始めたのである。
仲の良いshpなら分かる。
あのciは、いつもの媚を売っているciではない。
本心のciであり、心から甘えている。
いつからそこまで仲を深めていた。
pnとciが遊んでいるところなんて、珍しいと言うほどには見ていない。
「 sh〜pくんっ!! 」
「 わぎゃっ 」
「 …なんですか、shoさん、 」
「 いや〜!! 昨日のサッカーでshpくん学校休むか思ってたんやけど!! 来てたんやな!! 」
「 …は、ははは、 」
昨日、サッカーでめちゃくちゃに巻き込まれたshpは、苦笑いをした。
その犯人であるshoは、クスクスと笑いながらshpの背中を叩いている。
後ろにたっているutも、呆れたように笑っていた。
「 なにしてんのー?? shpくん昼飯ここで食べてたっけ?? 」
「 …いや?? ciの観察を… 」
「 あ"!! アイツ昨日俺の電話無視しやがって!! 」
utはciを見るなり、ズカズカと走っていき、彼の腰をベシンと叩いた。
「 ん"あああああぁぁぁ…… 」
「 …えっ?? 」
叩いてやると、思っていた反応と違い、小さくうずくまってしまった。
本気でやった訳では無い。
いつもなら、笑ってくれていたのだ。
すると、向いに座っていたpnと目が合った。
「 …ぇ、あっ、 」
「 …。 」
pnの目は、冷たく怒りを含んでいた。
睨まれるような鋭い目にutは固まる。
pnはciを抱き寄せ、背中を摩る。
慌てて追いかけてきたsho達も、固まっていた。
「 急になにするの?? 」
これを先に壊したのはpnであった。
pnは冷たい声でutに尋ねた。
「 い、いや…っちょっと、からかっただけなんですけど… 」
「 今ci、腰痛めてるから。 やめてあげて。 」
「 わ、分かりました…ご、ごめんなci、?? 」
「 だ、だいじょうぶやで… 」
「 …あれ、この弁当って…?? 」
shoはベンチに置かれた弁当を見て、目を輝かせた。
弁当に入っているオムレツには、ケチャップでハートが描かれていた。
utもそれを見て、目を輝かせる。
「 pnさん彼女いるんすか!!!!!! 」
「 えっ?? …いるよ。 さっき、描いてもらったの。 」
「 ええ〜!! いいなあ!! 憧れるなあ!! 」
shoがシッポを動かしながら楽しそうに動く。
utもそれに頷いた。
ciのことなど、忘れていたのである。
そして、その忘れられていたciは、pnの腕の中で顔を真っ赤にしていたのである。
それに気づいていたのは、1人だけであった。
「 なんやpnさん、彼女いたんや!! 誰ですか?? 誰なんですか?? 」
「 あはは、言わないよ〜?? 」
「 なんでですかー!! 言ってくださいよ〜!! 」
utとshoは楽しげにpnに構った。
「 rbはもう知ってるんすか!! 」
「 ええ〜?? 言ってないよ〜?? 」
「 えええなにそれなにそれ!! 」
「 恥ずかしがり屋だからねー。 」
「「 かわいいやんけ〜!!!! 」」
「 …。 」
「 …っ/// 」
「 ci。 」
「 ひょぇッ!?!?!? // 」
shpは、ciに声をかけた。
shoとutが、pnに構っている間に、こっそりと、である。
「 …お前、シッポふにゃふにゃになってんで。 」
「 あ、ぁぁ…// き、気づかんかった、/ 」
「 ……お前、詐欺師失格やな。 バレバレ。 」
「 …っ!?/// 」
「 ま、内緒にしたるよ。 親友やから。 」
shpは、唇に人差し指を当てた。
ciは顔を何度も何度も縦に振った。
それを見て満足そうに笑い、shpも頷いた。
「 なんの話してんのー!? 」
shoがshpの背中に乗っかった。
shpは驚き、それから反省の無さに笑った。
「 んー?? ciが痛すぎて泣いちゃう〜って話。 」
「 ci泣いてんの!? 」
「 わあッ!! pnさん、俺大丈夫だから!! shpの嘘!! 」
ciは頬を赤くしながら、shpを指差した。
pnはshpを静かに見つめる。
shpが頷くのを見て、pnは安心したように微笑んだ。
めちゃくちゃ失敗した
最初の方はよかったんだけど、展開の仕方をミスりました😭
4000文字いったのが不幸中の幸い
コメント
7件
腰痛いって…(( pnciほんとだいすき
更新された!駄作じゃない駄作集! pn ciって珍しい気がするのは私だけ?pnさんがutさんを睨むところ独占欲があって好き〜♡