秘密の恋

💜 side

💜「ええ……」

💜「なんか忘れ物した…？」

💜「タクシーまだかなぁ」

💜「早く…ここから離れたい」

💙「辰哉！！」

💜「わっ！！な、なに！？」

💙「辰哉ごめん……」

💜「だから、…辰哉って」

💙「呼ぶよ。辰哉って呼ばせてよ」

💜「…なに急に…どうしたの？」

翔太…なべが、見たことない苦しい顔をして俺の目をまっすぐ見ている。

やめてよ。

そんな顔しないでよ…。

💙「辰哉、ごめん」

💙「自分勝手なのは…わかってる」

💜「…うん」

💙「俺、やっぱり、」

💙「メンバーを裏切るとかそんなのどうでもいいくらい辰哉のこと、好き」

💙「…大好きなんだよ」

💜「俺だって…そうだったよ」

💜「でも…翔太があんなこと言うから…っ」

💙「ごめん…ごめん」

💙「ずっと一緒って約束したのにっ…」

💜「…じゃあもう一生俺のこと離さないで」

💙「当たり前」

💙「もう離れないし離さないから」

💜「んふ…それでよしだよ」

💙「ずっと、一緒にいる」

💜「うん。約束だからね」

💙「…辰哉、手出して」

💜「…？」

💜「はい」

💙「………」

いきなり”手出して”なんて言われたから、言われるがまま手を出した。

翔太はポケットから指輪を出して、俺の左手の薬指にはめてくれた。

💜「…プロポーズみたいだね」

💙「できるならするよ」

💜「ふふ」

💙「辰哉」

翔太に引き寄せられて抱き締められた。

俺はそれだけじゃ足りなかったから、翔太の唇に長く、深いキスをした。

💜「じゃあ…部屋戻ろっか」

💙「うん」

💙「歯磨き1本しか無いの寂しかった」

💜「ははっ、なんだそれ 笑」

💙「あ…あとさっきハグしてる間タクシー来てたけど俺ら見て帰っていったよ」

💜「えっ」

——-❁ ❁ ❁——-

💛 side

ここから家が遠いのに、ふっかが”俺もここで降ります”なんて言葉を放った後、”なべの家に寄ります”って…

え、なに？

どういうこと？

喧嘩したんじゃないの？

仲直りするってこと…？？

💚「ふっか達ほんとによくわかんない」

🤍「喧嘩してるのかしてないのか 笑」

🧡「…そんなことより……」

🧡「スタッフさーーん」

🧡「むちゃくちゃお腹空いたからすぐそこのコンビニ寄って貰えませんか…」

🩷「食いしん坊め」

🧡「なんも食ってへんもん！！」

🧡「みんなもやろ？なんか買おうやぁ」

💛「…そうだね、俺もお腹すいたし」

💚「すみませんお願いします」

inコンビニ

各々、何か食べるものを買ってバスの中に入るところだった。

少し先にある翔太のマンションの入口に、ふっかの姿が見えた。

💛「……ぁ、」

💚「どうした？」

💛「いや、翔太のマンションの入口に紫色のやついるなと思って見たらふっかだった」

💚「えっ、着替えてないじゃん 笑」

💚「どうするんだろ」

🩷「なになに、立ち止まってどうしたの？」

💛「ほら、あっちにふっかいる」

🧡「ふっかさん今帰るんやったら乗せてあげたらどうですか？」

💛「んー…でも今さっき電話してたからタクシーじゃないかな？」

🩷「てか…なにあのドデカリュック」

💚「ほんとだ 笑」

みんなで眺めていると、次は翔太が出てきた。

なにか話している様子だった。

💛「何話してるんだろうね」

🧡「仲直りしたんかなぁ」

🧡「俺、あの空気ほんま耐えられん」

💚「康二大変そうだったね 笑」

🧡「どっちかが喋ったらどっちかが黙るんよ！！」

🩷「ウケる」

💚「ふっか達なんか手遊びしてる？」

💚「え、抱き合ってる」

🧡「……！！」

🩷「え」

💚「……」

みんなが一斉に黙った。

そりゃあそうなるだろう。

翔太とふっかがキスをしたあと、部屋に戻っていった。

💛「え…どういう…」

🧡「キ…キス……キスしたでええ！！」

🩷「やばいやばいやばいやばいいい！！」

💚「あの2人…付き合ってるの…？」

❤️「どうしたの？」

🖤「なんでそんな騒いでるんすか 笑」

💛「い…一旦、バス戻ろう」

in バス

❤️「それで…キスしてたと」

💛「うん…」

❤️「いや、俺も結構怪しんでたんだけど男同士だしメンバーだしって思ってて」

🧡「ふっかさん達前から怪しかったよな」

🧡「ずっと2人でいたし…俺らに言わんで2人で夜にスーパーいたし」

🧡「ふっかさん、この前俺に男同士の恋愛どう思う？的なこと聞いてきたんよ」

🧡「あとなぁ…なんかしょっぴーが”辰哉と結婚”とか言ってたの聞こえてもーたし」

💛「怪しいとこだらけじゃねえか」

❤️「なら、今日のは別れ話してたってことかな…？」

🩷「じゃあさっきのドデカリュックは…」

💚「同棲してたかもね」

🧡「え、」

💛「じゃああのタコパの時も…？」

🩷「あぁ…そういえば部屋探索してたら1部屋だけ入るなって言われた」

🤍「確定じゃん」

💛「…マネージャーさん、これどうなんすかね」

「うーん…偉い人に聞いてみるしかないかな」

「俺じゃわかんないからさ」

💛「わかりました…」

「俺が聞いてみるよ」

💛「ありがとうございます」

俺達はそれまでふっかと翔太には何も言わないことにした。

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遅くなったし短くてごめんなさい‼️‼️😭

夏期講習しんどい‼️‼️😭😭😭

いつも妄想しかしてないですが、、、😬

近々新作出す予定です^ᴗ.ᴗ^