えー、毎度毎度コメとハートありがとうございます…(((
土日とかに一気に書くタイプなので気長に更新を待ってくださいな…
椎ラヴはよ付き合え((((黙れ
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椎夏side
椎夏「…」
スフェ「とっとと諦めて死んじゃえ」
スフェ「あ、もがき苦しんで死ぬより一瞬で死んだほうが楽かな?」
そうケラケラと悪戯っぽく笑う。
ラヴ「………」
槭「………あのね、その子は15歳だよ?」
スフェ「へぇ、だから?」
槭「…ねえ、可怪しいと思わないの?軍粮精」
軍粮精「え、僕ですか?」
スフェ「可怪しいと思うなら、とっくに俺から離れてると思うよ?」
軍粮精「はい!僕、ずっとスフェさんの隣です!」
ラヴ「……」
軍粮精「…睨まないでください、僕を見ていいのはスフェさんだけなので。」
椎夏「…軍」
軍粮精「スフェさんスフェさん、僕__」
ラヴ「おい」
軍粮精「…はい?」
ラヴ「お前は友達の話も聞かねー奴だったっけ?」
軍粮精「…?友達?僕、なった覚えありませんよ。」
ラヴ「…ッ」
椎夏「…いいです、いいですラヴさん…僕のために言わなくて…」
ラヴ「違う、椎夏ためだけじゃない。」
ラヴ「全員まとめて、人だろう?」
槭「…」
ラヴ「友達に”なるかもしれない”、友達”だった”だっていいさ。」
ラヴ「……軍粮精の人生を、スフェなんかに狂わされたくない。」
ラヴ「椎夏だってそうだろ?」
椎夏「……」
全部突かれてるのだろうか、ってくらい読まれてる…
スフェ「どう足掻いたって無駄なんだよ、人ってなんて情けないんだろうね」
ラヴ「ああそうだな、無駄だったよ俺の人生!!」
槭「………ラヴ…」
ラヴ「___俺の人生、死んでから本番だぜ」
椎夏「…………ラヴさん」
ラヴ「ふぅ…どうした?」
椎夏「…………………」
椎夏「…なんでもないです」
ラヴ「おう、そうか?」
椎夏「…」
ラヴ「……」
無言で笑って走っていった。
ラヴside
スフェ「まだ足掻くつもりー?面倒くさいな」
ラヴ「…………」
今は軍粮精のあれこれじゃない、命が優先だ…
ラヴ「……あれを食えばいいんだろ?」
スフェ「さあ?」
ラヴ「…図星だな」
スッ
ラヴ「そこから動くな」
足止め程度にナイフを向ける。
スフェ「お前ごときが良い人ぶってどうするの?」
ラヴ「あ?良い人なんてどこにもいねーよ。」
ラヴ「…皆どっかしら、悪人なんだから。」
槭「……ラヴ」
ラヴ「何ー」
槭「軍粮精の持ってるあれ取れば良き?」
ラヴ「そうそう、早くやれよー」
槭「私の扱い酷いな」
ラヴ「今足止めしてるからな?((」
槭side
槭「椎夏、できる…?今の軍粮精と」
椎夏「…できますよ」
槭「…できるんだ、分かった」
椎夏「…どうやって?」
槭「とりま気を引いて…危ない真似はしないように取るって」
椎夏「…いけるんですかそれで」
槭「ラヴが言ってたもん私の責任じゃないもん((」
椎夏「ラヴさんが言うなら大丈夫そうですね」
槭「…私の信頼度低すぎでしょ((」
槭「軍ー粮精」
軍粮精「…」
槭「無視…((」
槭「…………ン”ンッ…その飴どんだけ悪いものか分かってる?」
軍粮精「スフェさんが作るものに悪いとかないんですけど」
槭「あります」
軍粮精「ありません」
槭「…(((」
椎夏「……軍」
軍粮精「ごめん知らない人に軍軍言われるの癪」
槭「…」
軍粮精ってこんな事言うタイプだっけ…
…いや、スフェに囚われた以上タイプとかないか…
槭「…大丈夫?椎夏」
椎夏「はい、平気ですよ」
槭「あ、そっか…」
椎夏「…だって、ラヴさんもあんなに怪我をしながら頑張ってるんですよ。」
椎夏「こんなところで負けれないじゃないですか」
槭「………」
…結構…頑張れるんだな、見くびってごめんね
軍粮精「…ねぇ、ラヴ?だっけ、その人はなんでスフェさんの行く道を塞いでるの?」
槭「…そりゃ、生きたいからだよ」
軍粮精「生きる?なんで?」
槭「…な、なんで…?」
軍粮精「人はどうせ死んじゃうんでしょ?」
槭「……」
椎夏「……ラヴさんの行動が無意味だって言うの?」
軍粮精「それ以外に何があるの?」
椎夏side
椎夏「…ねえ、軍」
椎夏「今歩いてる軍の道はね、駄目だよ。」
椎夏「地獄への道だよ」
軍粮精「地獄?どう見たらそう見えるんだろ…」
椎夏「暗くて、道は一本だよ。明るい場所へ戻るには引き返すしかないよ」
椎夏「…ねえ、お願い。戻ってきて」
椎夏「いつもの軍に戻ってよ。」
椎夏「僕の友達の軍は、軍粮精は、もっとずっと、光ってるよ」
手を差し伸べた。
軍が戻って来るには、この手がきっと、必要だから。
軍粮精「…」
バシッ
椎夏「あ、え…いたっ…」
槭「椎夏…!!」
軍粮精「…ほらまたそんなこと言って、僕を惑わそうとしてるんだ」
椎夏「ちが…違うよ…」
軍粮精「飴いる?無料で今すぐ死ねる大サービス付きね」
軍粮精「美味しいよ」
まるで、”死んでください”とでも言っているのかのように、笑顔で渡される。
椎夏「いっ…いら…ない」
軍粮精「いらないの?えー、せっかく美味しいのに」
軍粮精「それに今すぐ死ねちゃうのにね!勿体ない」
槭「……それよりさっきの飴出してよ」
軍粮精「やだ。」
槭「…」
軍粮精「まあ、どうせ死んじゃうんだしいっか」
椎夏「…ッあ、待ってよ…」
軍粮精「僕はね、スフェさんの言うことしか聞かないから」
軍粮精「無能でもそれぐらい理解できるでしょ?」
椎夏「…なん、でよ……」
__ズサ
槭「……、ラヴ」
ラヴ「限界…、どうだ、いけそう…じゃなさそうだな」
椎夏「…………」
ラヴ「…椎夏、ごめんな…」
ラヴ「俺が…俺が止められなかったばっかりに…。」
椎夏「え…?」
ラヴ「俺は…椎夏の友達一人すら救えなかった…」
椎夏「違います…ラヴさんのせいじゃないです…」
ラヴ「スフェを止められなかった俺が悪い…」
椎夏「……ラヴさんは十分凄いんですよ、皆のために…」
ラヴ「…………」
椎夏「…」
ラヴ「…じゃあ、せめて…」
ラヴ「命だけでも守る」
軍粮精side
軍粮精「…しつこい、邪魔です」
ラヴ「しつこくねーと始まんねーよ」
スッ
軍粮精「無理やりとか駄目ですねー」
ラヴ「命守るって、そういうことだから」
軍粮精「へー」
ガシッ
服を掴まれる_
ラヴ「………失礼するぞ」
ドッ
ラヴ「…あった、食えばいいんだろ、…」
槭side
スフェ「ったくね〜…厄介すぎるにもほどがあるけど」
ラヴ「残念だったな((」
槭「…流石だね、その力」
ラヴ「はは…」
椎夏「……ラヴさん…」
ラヴ「椎夏…ごめんな」
椎夏「い、いいですって…謝らなくたって」
ラヴ「…うん、ありがと」
椎夏「……ラヴさん、その…」
ラヴ「ん?」
椎夏「あ、え、えっと………ありがとうございました」
ラヴ「おう!」
槭「…まだ終わってないからね?まだ引っ掻き回すよ、椎夏」
椎夏「…」
ラヴ「頑張ろうな」
椎夏「………はい!」
槭「…距離近くない?」
ラヴ「このくらい大丈夫だろ、友達だし」
椎夏「…」
槭「友達じゃ物足りないって顔してr」
椎夏「…」←睨んでる
槭「はいすみませんでした((」
ラヴ「?」
槭「うぇ…出た鈍感」
ラヴ「悪かったな(?)」
槭「……ま、次は活躍できるようにしないとね…」
槭「軍粮精が軍粮精じゃなくなる前に。」
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軍悪役すぎね?(((((
椎夏絶対ラヴをなんとかして惚れさせる会開いたね(??)
まあ、あの時の「なんでもない」が何だったのかはお楽しみ☆((((
軍粮精「スフェさん以外この世にいりませんよ、スフェさんを愛すにあたって貴方達は邪魔者でしかありません。とっとと消えてください」
だそうです(全ぁろの口角と心がぶち壊れた瞬間(???))
(@^^)/~~~
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