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こんゆの!
なんか、早くないですか?!
めっちゃ嬉しいんですけど、、
みなさんほんとにありがとうございます!!
早速第7話!
let’s go!!
🍌「どうして、急に消えたの、?」
🐷「えーっと、簡潔に言いますと、、、」
🐷「俺はもう既に
_____死んでいた
から、かなぁ、?」
🍌「、っえ?どういうこと、?」
🍌「既に、死んでいた、?」
🐷「んー、っとなぁ、、、説明すると、、、」
俺らが実況者を初めて1年ほどたった秋の話だ。
ドズル社オフィスでの会議が終わり、人気のない裏道を歩いて帰宅していた時。
その日は風が強くて寒い日だったから、家とオフィスの最短ルートである森沿いの道を通ることにした。
俺が1人で道を歩いていると、前から誰かがダッシュで近づいてきた。
それだけじゃ別に気にするほどのことでもないし、なんも考えずに歩いてたんだけどな?
そいつ、刃物持ってやがったんだ。
すれ違う時にチラッと見えたから、思わず
🐷「おい、お前!!」
って叫んだんだ。
そしたら奴は振り向いてこっちに向かってきた。
咄嗟に身の危険を感じて俺も走ったんだが、もう遅かったみたいで、。
俺は、この世を去った。
通り魔に刺されて、死んだんだ。
俺も、あいつら2人も。
しょーもない死に際だよな、w
もっと、おじいちゃんになるまで長生きして、もっと普通の死に方をしたかったもんだ。
まあ、死んだんだから諦めるしかない、と思ったんだが。
なんか知らねぇけど、気づいたら雲の上。
あ、これ死んだパターンじゃん。
天国とかほんとにあんだ((
なんて意味わからん呑気なこと考えてたらさ?
急にきらっきらのオーラ纏った明らかに神様みたいな人が現れて。
なんか俺に話しかけてきたんだよ。
「お主、やり残したことはあるか?」
🐷「え、いや別に、、、」
「そんなことはない!何故なら人生に未練のあるものしかこの空間には来れないからじゃ!」
🐷「え、??」
なら聞く意味ありました??
わざわざやり残したことあるかって聞く意味、ありました????
てか、ふつーに思いつかないんだが?
なんかやり残したこと、、、あったか、?
「ふんふん、、、自覚していないみたいじゃな」
🐷「えー、、もっと一緒に活動したかったなぁとは、思いますけど、?」
「いやまあ、それはそうだろうが、、、」
「そういう未練はみんな持ってるから、もっと特別なやつとか、?あるじゃろ?」
特別なやつ、、、??
なんだよそれ、意味わかんね〜、、
「、、、自覚してないみたいじゃから、ヒントをやろう。」
「それはな、人生の原動力となるような、とても大きな気持ちのことじゃよ。」
「例えば、何年も会えていない遠くに住んでいる家族に会いに行きたい、とか。命の恩人に恩返しをしたい、とかな。」
「まあ、ここまで言えばわかるじゃろう。」
🐷「、、、?」
「、、、、まだわかっていないようじゃが、めんどくさいから話進めるぞぉ〜」
いやだめだろ、
ちょっと乱暴すぎやしませんかね??
「ここにくるほどの大きな未練を抱えているものは、生き返る権利がある。」
「もしお主が望むのなら、生き返らせてやるぞ。」
🐷「、?!本当か、!!」
「ただし!!」
「生き返ることが出来るのは、2年間のみ。その期間を過ぎれば、、、」
🐷「過ぎれば、、、?」
「お主は天界へ連れ戻される。そして、地上のものはみな、お主のことを忘れる。」
🐷「、っは、?」
そんなの、意味あるのか、、、?
みんなに忘れられてまでしたいことが、俺にはあるのか、、、?
「どうじゃ、生き返るか?」
俺がしたいこと、、、
たぶん、わかった気がする。
🐷「わかりました。じゃあ、生き返らせて下さい。」
「おお、決意が固まったようじゃの。じゃあ早速地上へ送るぞ。」
「あ、そういえば。お主が強く願えば、1人くらいはお主のことを覚えていることができるかもしれないらしいぞぉ〜!」
🐷「っえ、それって本当?!」
「じゃあ、頑張るのじゃぞ〜!!」
🐷「おい、ちょっと待ってくれよ!まだ聞きたいことが、!!」
その時、ものすごい眠気に襲われ、俺は倒れるように眠ってしまった。
🐷「ん、?」
気がつくと、俺は帰り道の途中で倒れていた。
🐷「ほんとに、生き返った、、、。」
少し半信半疑だけど、生き返れたことに喜ぶ。
これから、何をしようか。
__まあ、やりたい事は決まっているけど、な。
そんなのとを考えながら、家まで小走りで向かう。
明日も撮影なのだから。
かけがえのない、俺の仲間に会えるのだから。
たとえその仲間たちから忘れられたとしても、やりたいことがあるのだから_。
🐷「んで、その2年後が、去年だったって訳。」
🐷「言われた通り綺麗に俺の存在ごと消されてたけど、ほんとに1人だけ覚えててびっくりしたわー!!」
🍌「なんでそんなに軽いんだよ、、、」
🍌「そんなに、っ!めんがこの世から消し去られたとしてもやりたかったことって、なんなの?」
🍌「わざわざ、みんなにも忘れられてまでやりたかったことなの、?」
🐷「、ああ。」
🐷「俺にとっては、大事なことだったんだ。」
🐷「”お前の幸せを見守ること”が。」
🍌「っえ、?」
🐷「親友を失ったあの時、俺が前を向けたのは、お前との出逢いがあったからだ。」
🐷「だからお前は、俺の恩人であり、大切な友人であり、信頼できる相棒であり、」
🐷「幸せになってほしいと心の底から思っている、この世で一番大切な人なんだ。」
🍌「、、、?!」
🐷「だから俺は、お前が幸せだと思えるようにサポートをしてから、きちんとそれを見守ってから死にたいと思った。」
🐷「これが、俺がやりたかったこと。」
🐷「たとえメンバーから忘れられようと。」
🐷「たとえ、おんりー。お前の記憶から俺が消えてしまったとしても、だ。」
🍌「、、、ポロポロ」
🍌「そんなのっ、、!!もう幸せだったのに、、、!!」
🍌「めんと過ごせるだけで!一緒に話せるだけで、!!」
🍌「俺はもう、十分過ぎるほど幸せだったのにっ、!!」
🐷「ほん、とか、?」
🍌「うんっ、!うん、!!めんは俺にとって、命の恩人で、生きる喜びを教えてくれた人で、たった1人の相棒で、」
🍌「俺の、大好きな人なんだからっ!!!」
🐷「っ、!ああ!俺も!」
🐷「俺も、もちろん大好きだからな!!」
Qnly side
それから俺たちは、2人一緒に泣いた。
お互いの体温を感じながら。
相棒の存在を確かめながら。
一緒に笑い合いながら。
俺たちはその後、ひたすらに思い出話を続けた。
2人が出逢った日のこと。
再開するまでの日々のこと。
運命的な再開を果たした日のこと。
5人で活動した日々のこと。
そして、貴方が消えてからの日々のこと。
たくさん話した。
そして、俺たちは
“これからの未来”の日々について、話した。
🍌「ねぇ、めん?」
🐷「なんだ?」
🍌「これから、どうなるの?」
🐷「これから、か。」
🐷「俺にも、わかんねぇよ、w」
🍌「それはそうだね」
🐷「、でもな。」
🐷「俺はもう生き返れない。」
🐷「これは事実だ。」
🍌「、そっか。しょうがないよね、。」
🍌「せめて、みんなが思い出してくれたらなぁ、、、」
🐷「そうだよなぁ、、」
「ふぉっふぉっふぉっ!」
「久しぶりじゃなぁ!」
🍌「、、?」
🐷「あ!神様っぽい人!」
「いや神様じゃからな、?」
🐷「あ、そっか。」
「なんか生者の気配がするなぁ〜と思って見にきたんじゃが。」
「お主の仲間か!」
🐷「そうですそうです!覚えててくれたので!」
🍌「えと、おんりーです。よろしくお願いします、?」
「、?!」
🍌「どうしたんですか、?」
「まさかお主、わしが見えておるのか?」
🍌「?はい、見えてますよ、?」
「、?!?!」
🐷「あのぉ、、神様説明プリーズ」
「ああ、すまんすまん」
「そこの、、、おんりーだったかの?」
🍌「はい」
「お主は死んだわけではないのじゃろ?」
🍌「はい、なんか寝たらここに来ました(?)」
「普通な、神は死者にしか見えんのじゃ。」
🐷「つまり、おんりーは神様を見れないはずだってこと?」
「そうじゃ。普通はありえないのじゃ。」
🐷「おんりー、なんか心当たりあるか、?」
🍌「いや、、、特にないけど、、?」
「ああ〜、、お主、先祖が僧だったり巫女だったりするか?」
🍌「そういえば、、、母方の祖母は巫女だったとか。その代までは神社の神主をしてたけど、地震で神社がなくなってしまったと聞きました。」
「その影響じゃな。たぶん。」
🐷「たぶん、、?」
「いや、わしも知らんもん。なんで見えてるのかなんてわかんないんじゃよ。」
🐷「まあ別になんだっていいんすけど。てか、俺ってもう生き返れないんすよね?」
「そうじゃな。そもそも生き返らせると言う行為は自然の流れに反すからの。」
🍌「じゃあ、みんながめんのこと思い出す可能性はないんですか、、?」
「まあ、、、元々覚えているはずの記憶を戻すのじゃから、流れに反してはないがのぉ、、、」
「2年だけ生き返らせる代わりに、みなの記憶から消えるという話じゃっただろ?」
🐷「そうだな、」
「その時のように、世界の一部を変えるには、代償が必要なのじゃ。」
「前は代償として”記憶”を払った。」
「今回、もう払えるものはないと思うがの、、、」
🍌「そうですか、、、。」
「記憶を戻すのは難しい。ただし、もんのすごい霊力とかあれば別じゃ。」
🍌「霊力、、、?」
「なんか、神社とかにあるやつじゃ。昔はもっと色んな場所に霊力が集まってて、パワースポットになったりもしてたんじゃがなぁ、、、」
🐷「じゃあ、その霊力ってのがあれば、理論上記憶を戻すことも不可能ではないと。」
「まあ、理論上は、だがの。まず集めることが難しいからの。」
🍌「、、、あの、!」
🍌「霊力、ってどうやったら集まりますか、?」
🐷「え、?」
「先ほども言ったが、集めるのは本当に大変じゃぞ?」
🍌「それでもやります。集めかたを、教えて下さい。」
「、、、まあよかろう。」
🍌「ほんとうですか?!」
「其方には巫女の血も流れているらしいからの。可能性はあるとは思うぞ。」
「ただし、時間も労力もとてつもなく必要となる。失敗すれば、人生を棒に振ることにもなる。」
「いいのかの?」
🍌「、はい。」
🐷「おんりー。」
🐷「そこまでしなくたって、、」
🍌「いやなの。俺は、めんが消えたこの世界がいやなの、!」
🐷「、本当に、いいのか?失敗したら、、」
🍌「絶対!絶対に成功させるから!!」
🍌「大丈夫だから!ね、?」
🐷「、、ああ!お前なら、大丈夫だな、!」
「話はまとまったようじゃな。」
「じゃあ、やりかたを教えていくぞ」
🍌「はい、よろしくお願いします!」
next▶︎♡40
申し訳ないです、ちょい時間ください、、
こっからの構成ちょっと悩んでる部分があるんです、!
だから♡多めにしときます、