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第16話「土曜日、君と観たい映画」
7月18日(土曜日)。
その日の夜。
いつものように、陽葵と塁はDMで話していた。
映画の話をしていると、塁から突然メッセージが届く。
塁「そういえば陽葵、土曜日って予定ある?」
陽葵「土曜日?今のところないよ〜!」
塁「じゃあ……一緒に映画観に行かない?」
陽葵は一瞬、画面を見つめた。
前に話していた、「いつか一緒に映画を観たい」という約束。
それが、今まさに現実になろうとしていた。
陽葵「……映画?」
塁「うん。実は観たい映画があるんだ」
塁から送られてきたのは、青い海と夏の夕日が描かれたポスターだった。
タイトルは――
『夏、君に恋をした。』
物語は、友達に誘われて海へ遊びに来た女の子・桜が、そこで偶然、いつきという男の子に出会うところから始まる。
最初は何気ない出会いだった。
けれど、海で過ごす時間の中で、桜はいつきの優しさに少しずつ惹かれていく。
青い海、夏の夕日。
そして、二人だけの忘れられない時間。
桜はいつきと出会ったことで、初めての恋を知っていく――。
陽葵「わぁ……!夏の恋愛映画なんだ🥺✨」
塁「そう。予告見て、陽葵と観たいなって思った」
陽葵「……私と?」
塁「うん」
その一言だけで、陽葵の胸が少しだけ高鳴った。
陽葵「……行きたい😊」
塁「ほんと?」
陽葵「うん!塁くんが選んだ映画、観てみたい」
塁「よかった笑」
陽葵「でも……初めて会うから、ちょっと緊張する😂」
塁「俺も緊張すると思う笑」
二人は笑いながら、土曜日の時間や映画館を少しずつ決めていく。
「いつか会えたらいいね」
そう話していた二人。
その「いつか」は――
7月18日(土曜日)。
ついに、具体的な約束へと変わった。
夏の海で始まる桜といつきの恋。
そして二人にも、画面越しではない新しい物語が始まろうとしていた。
初めて会う土曜日まで――あと少し
ミリス
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脳てゃ
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コメント
3件
うわあ、ついに具体的な約束まで来たんですね!「いつか」が「土曜日」に変わるところ、すごくドキドキしました。塁くんが「予告見て陽葵と観たいなって思った」って言うのが、もう完全に好意バレバレで微笑ましいです。映画のタイトル『夏、君に恋をした。』……これ、二人の物語を暗示してますよね? 初めて会う日の緊張と期待が、画面越しでもひしひし伝わってきました。次の土曜日が待ち遠しいです!