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『2回死んで3回目を生きる』
第11話!USJ
✡注意事項✡
・鬼滅とヒロアカのクロスです!
・基本はヒロアカメインです。
・転生系です!
・オリキャラが出るかも?
・多分BLになるかも。
・語彙力皆無、下手くそです・・・。
・私の癖と好きを詰め込んだ物語です。
・指摘&アンチコメはお控えください(主は豆腐メンタルです)。
・みんなの知ってるかっちゃんは居ません。
なんでもおkよ☆という方はどうぞお進み下さい!
では!スタート!
AM 7:35 水曜日───。
ある敵が暴れていた。
「いいかぁ、俺を追うなよヒーロー共!!」
「追ってきたらこの裕福な家族をブッ壊してやるからな!!」
「連続強盗殺人犯『僧帽ヘッドギア』!!」
「強いうえに・・・姑息!!」
あまりの手強さに、その場にいるヒーロー達は手こずっている。
「ヒーロー助けてぇえ!!せめて!!娘だけでも!!」
助けたいのは山々でも、ヘッドギアの動きが素早すぎて下手に身動きが取れない。
「くそ!うまいこと動きやがる!」
「このまま逃げおおせたらぁ!!」
ヘッドギアがそう叫んだその時、その後ろからドドドドと何かが迫ってくる音が聞こえてきた。
その音の主はオールマイトだった。
「もう大丈夫だファミリー!」
「MISSOURISMASH!」
オールマイトはそう叫び、ヘッドギアの首に強烈な手刀をかます。
それをモロにくらい気絶したヘッドギアはうつ伏せに倒れた。
気づけばオールマイトの腕の中には人質になっていた家族がいた。
「何故なら私が、通勤がてら来た!」
「わああ!オールマイト―――!!」
オールマイトが現れた事により、その場に歓声が上がった。
「ありがたいけど・・・。」
「我ら廃業してまう・・・。」
オールマイトより先に戦っていたシンリンカムイとMt.レディがそう呟く。
「助かりました!我々も手をこまねいておりまして・・・。」
警官が敬礼しながらオールマイトに礼を言う。
「協力できて何より!遅刻するとやばいんで、それじゃ!!」
「キャアア轢き逃げー!!」
向こうから叫びが聞こえ、オールマイトはそれに反応する。
「ん〜〜・・・遅刻すると、やばい・・・んだけどナ―――!!」
そう言いオールマイトは宙に飛び上がった。
「・・・・・・。」
「(速度が落ちた・・・・・・渡した後・・・私の”力”は衰えつつある。)」
「(それに加え、あの無理で活動可能時間も以前より短く・・・。)」
「(うーむ・・・。)」
オールマイトは初の戦闘訓練があった日の放課後の事を思い出す。
───『話したのか・・・!」
「すみません!!!母にも言ってなかったのに・・・何でか・・・。」
「言わなきゃって・・・本当にすみません・・・。」
「・・・・・・・・・。」
ひけらかすような性格ではないと踏んで強くは言わなかったが・・・誠実が裏目に出た結果か・・・!
「・・・・・・幸い、爆豪少年も戯言と受け取ったようだし・・・今回は大目に見るが・・・次はナシで頼むぞ、この力を持つという責任をしっかり自覚してくれ!」
「知れ渡れば、力を奪わんとする輩が溢れかえる事は自明の理!」
「この秘密は社会の混乱を防ぐ為でもある。」
「君の為でもあるんだ、いいね?』───
「(相応しかったと言っても、まだ15歳の少年なのだ・・・私もしっかりせねばな!!)」
轢き逃げ犯の車を拳で停めながらそう思った。
「隣町で立てこもり事件があったらしいぞ!」
「ムム!!」
これは一体何時までかかるのだろうか、そして、オールマイトの活動可能時間はもつのだろうか・・・。
あと普通に遅刻しないだろうか。
PM0:50───。
午後の授業が始まった。
「今日のヒーロー基礎学だが・・・。」
「俺とオールマイト、そしてもう1人の3人体制で見る事になった。」
「(なった・・・特例なのか?)」
「ハーイ!なにするんですか!?」
後ろ斜めに座っていた瀬呂が手を挙げ質問する。
「災害水難なんでもござれ、人命救助訓練だ!!」
相澤センセーがそう言うと、他の奴らはザワザワと話し始めた。
「レスキュー・・・今回も大変そうだな。」
「ねー!」
「バカおめーそれこそヒーローの本分だぜ!!鳴るぜ!!腕が!!」
「水難なら私の独擅場、ケロケロ。」
「おい、まだ途中。」
相澤センセーがそう言って睨めば、教室はシーンと静まる。
「今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない、中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな。」
「訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく。」
「以上、準備開始。」
救助訓練かァ・・・俺ァ何ができっかな・・・。
『爆破』だと敵から人を守る事は出来っけど、災害とかとなるとなァ・・・。
『鬼化』なら何とか・・・。
そんな事を悶々と考えながらコスチュームに着替える。
・・・にしても、今日はやけに嫌な予感がする。
俺は何かある日には必ず、首に痛みが走るのだ。
痛みの強弱で、その日にどんなことがあるのかがわかる。
まぁわかると言っても、詳細は分からないし、それがヤベェ事なのかそこまででもねぇ事なのかがわかる程度なのだが。
今日はやけに痛ぇし、朝から痛みが走るなんて今までなかった・・・とにかく、ヤベェことが起こんのは確実だな・・・。
コスチュームを着替え終わり、俺らは校舎の外に出た。
「バスの席順でスムーズにいくよう番号順に2列で並ぼう!!」
飯田がバスの扉の前で、ホイッスルをピッピッと鳴らしながら先頭をきっている。
「飯田くんフルスロットル・・・・・・!」
「(張り切ってんなァ・・・でも確かそのバス・・・。)」
バスの座席は前4列が向かい合うような形になっており、それより後ろはよくある2列ずつだった。
思っていたのと違う席順で、先程まで皆を仕切っていた飯田はガックリと項垂れていた。
「こういうタイプだったかくそう!!!」
「イミなかったなー。」
「私、思った事を何でも言っちゃうの、緑谷ちゃん。」
「あ!?ハイ!?蛙吹さん!!」
「梅雨ちゃんと呼んで。」
「あなたの”個性”、オールマイトに似てる。」
「「!!!」」
まさかの蛙吹からの衝撃発言。
えーマジかァ・・・。
「そそそそそうかな!?いや僕はそのえー・・・。」
動揺しすぎじゃクソナード、んなんじゃすぐバレんぞ!!
なんて怒鳴りたいが、んな事言ったら間違いなく騒ぎになるからぐっと堪える。
デクが戸惑って返事に困っていると、切島が話に割って入ってきた。
「待てよ梅雨ちゃん、オールマイトはケガしねぇぞ、似て非なるアレだぜ。」
「(切島グッジョブ!!)」
「しかし増強型のシンプルな”個性”はいいな!派手で出来る事が多い!」
「俺の『硬化』は、対人じゃ強ぇけどいかんせん地味なんだよなー。」
「僕は凄くかっこいいと思うよ、プロにも充分通用する”個性”だよ。」
切島が自分の”個性”を卑下すると、デクはそれをかっこいいしプロにも通用すると言った。
確かにそうだ、『硬化』は防御や攻撃にも有利だ。
派手とか地味とかは関係ないだろう。
「プロなー!しかしやっぱヒーローも人気商売みてぇなとこあるぜ!?」
「僕の『ネビルレーザー』は派手さも強さもプロ並み。」
「でもお腹壊しちゃうのはヨクナイね!」
「派手で強ぇつったらやっぱ、轟とバクゴーだな!」
切島がこちらを向いてそう言った。
強いは認めるが派手は余計だ、確かに目立つ事をした心当たりはありまくるが・・・。
俺は切島達に向けていた視線を再び窓の外に戻す。
「爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気出なそ。」
「んだとコラ出すわ。」
「ホラ。」
「この付き合いの浅さで既にクソを下水で煮込んだような性格と認識されるってすげぇよ。」
「てめぇのボキャブラリーはなんだ殺すぞォ・・・!」
まさかこの俺がイジられるとは。
中学の頃だったら信じらんねぇ光景だな、さすが雄英。
ていうか本当になんだそのボキャブラリー。
「(かっちゃんがイジられてる・・・!!信じられない光景だ、さすが雄英・・・!・・・ていうか、もっと大声で怒鳴ると思ってたんだけどな・・・隣に耳郎さんがいるからかな?)」
「低俗な会話ですこと!」
「あっはっはっ、でもこういうの好きだ私!」
「爆豪くん、君、本当に口悪いな!」
「もう着くぞ、いい加減にしろ・・・。」
「「「ハイ!!」」」
バスを降り、目の前に建っているデケェドームの中に入る。
そこには壮大な景色が広がっていて、俺達は目を丸くした。
「すっげ―――!!USJかよ!!?」
「水難事故、土砂災害、火事・・・etc.」
今回の授業で俺らを見てくださるセンセーの中の1人───13号センセーが説明を始めた。
「あらゆる事故や災害を想定し、僕が作った演習場です。」
「その名も・・・・・・。」
「ウソの災害や事故ルー厶!!」
「略して、U・S・J!!」
「「「(本当にUSJだった!!)」」」
怒られねぇかこれ?世間に。
「スペースヒーロー『13号』だ!」
「災害救助でめざましい活躍をしている紳士的なヒーロー!」
「わ―――私好きなの13号!」
デクと麗日は13号センセーの登場に興奮している。
すると、相澤センセーが13号センセーに近づいて13号センセーに話しかけた。
「13号、オールマイトは?ここで待ち合わせのはずだが。」
そう言って相澤センセーは周りをキョロキョロと見渡す。
「先輩それが・・・。」
13号センセーは少し言いにくそうに、人差し指と中指、薬指を立てて言葉を続ける。
「通勤時に制限ギリギリまで活動してしまったみたいで・・・仮眠室で休んでます。」
「不合理の極みだなオイ。」
同感である、何やっとんだあの人はァ・・・。
因みにこの2人の会話、一応小声なのだが俺の耳なら容易に声を拾えてしまう。
「仕方ない、始めるか。」
「えー始める前にお小言を1つ2つ・・・3つ・・・4つ・・・。」
増えるな。
「皆さんはご存知だと思いますが、僕の”個性”は『ブラックホール』。」
「どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます。」
「その”個性”でどんな災害からも人を救い上げるんですよね。」
デクがそう言う隣で麗日はコクコクと首を上下に降っている。
どうやったらそんな首振れんだよ取れるぞ。
「えぇ・・・しかし、簡単に人を殺せる力です。」
「皆の中にも、そういう個性がいるでしょう。」
「超人社会は”個性”の使用を資格制にし、厳しく規制することで、一見成り立っているようには見えます。」
「しかし、1歩間違えれば容易に人を殺せる”いきすぎた個性”を個々が持っていることを忘れないでください。」
『簡単に人を殺せる力』・・・確かにそうだ。
俺の『爆破』は、”個性”自体はあまり威力はないが、俺が最大威力を出せば簡単に人を殺せる。
それに俺のもう1つの”個性”である『鬼化』。
これは『爆破』以上に簡単に人を殺せてしまう、元はそういう力だから。
ここにいる奴らもそうだ、強い故に人を簡単に殺せる”個性“もいれば、使い方によって簡単に人を殺せてしまう”個性“もいる。
「相澤さんの体力テストで、自身の力が秘めている可能性を知り、オールマイトの対人訓練で、それを人に向ける危うさを体験したかと思います。」
「この授業では・・・心機一転!」
「人命の為に”個性”をどう活用するかを学んでいきましょう。」
「君たちの力は人を傷つける為にあるのではない。」
「救ける為にあるのだと心得て帰って下さいな。」
・・・13号センセーカッケェな。
「以上!ご静聴ありがとうございました。」
「ステキー!」
「ブラボー!!ブラーボー!!」
13号センセーがペコリと頭を下げると、麗日は興奮で腕を上下に振り、飯田が大声で賞賛し、拍手をする。
飯田、うるせぇ。
ズキンッ
「ッ・・・!!」
首に今までない程の鋭い痛みが走る。
「そんじゃあまずは・・・。」
相澤センセーが授業を始めようとしたその時。
ズズ・・・
建物の中の中心にある噴水の前に、何か黒いモノが渦巻いているのが見えた。
「「・・・・・・?」」
相澤センセーと俺はそれに気づき、そちらに視線をやる。
ズズズ・・・
すると、その黒いモヤの中心から人の手が出てきた。
「「!」」
そこから、身体中手だらけの男が出てきたのだ。
気っっ持悪りッ・・・ッあ”ぁ”ぁ”クソッ、首が痛ぇ!!
・・・まさかありゃァ・・・。
「一かたまりになって動くn」
「飯田ァ!!走れェ!他のセンセーら呼んでこい!!」
相澤センセーの言葉を遮り、俺は飯田に叫んだ。
「え?」
「!?爆豪何を・・・。」
「いいから走れェ!さっさとここから出てセンセー共に伝えてこい!!『敵が来た』ってなァ!!んでなるべく多く応援を呼んでこい!!」
「「「敵!!?」」」
「し、しかし!」
「委員長だろ!俺が推薦したんだァ、何も出来ませんでしたじゃ済ませねぇからなァ!13号センセーも言ってたろ、救うために”個性”を使え!!俺らの為にもさっさと行けェ!!」
「ッ・・・!!分かった!!」
「・・・ハッ、頼んだぜェ委員長ォ・・・!」
俺の意思を汲んだかのように、飯田は”個性”を使いながら走り、USJドームを出た。
「・・・13号!!生徒を守れ!!」
そんな間に、黒いモヤは大きくなり、そこから人がわんさか出てきた。
「13号に・・・イレイザーヘッドですか・・・。」
「先日頂いた教師側のカリキュラムでは、オールマイトがここにいるはずなのですが・・・。」
黒いモヤがそう喋った。
『先日頂いた』・・・っつーこたァ・・・。
「「やはり先日のはクソ共の仕業だったか。)」」
俺の心の声とと相澤センセーの声が重なる。
そう、先日のマスコミ雄英バリアー突破事件、あれはこいつらの仕業だったのだ。
「どこだよ・・・せっかくこんなに大衆引きつれてきたのにさ・・・。」
「オールマイト・・・平和の象徴がいないなんて・・・。」
「子どもを殺せば来るのかな?」
「・・・すみません死柄木 弔、まさか最初から1人取り逃してしまうとは・・・。」
「・・・・・・・・・は?・・・・・・はぁ―――・・・。」
ガリガリガリガリ・・・
黒いモヤがそう言うと、手だらけの男は自分の首をガリガリと掻きむしり始めた。
「・・・さすがに何十人ものプロには敵わない。」
「ゲームオーバーだ、あーあ・・・今回はゲームオーバーだ。」
なんなんだあの手だらけ野郎は・・・主犯格か?
つか、今回は・・・?
「来たばっかだけど・・・帰ろっか。」
それを聞いて、俺ら生徒や相澤センセー、13号センセーは呆気に取られる。
「・・・は?」
「か、帰る?」
「帰るって言ったのかアイツら?」
「そう聞こえたがァ・・・なんなんだァアイツらァ・・・気味が悪りぃ。」
「一体何しに来たんだ?」
何かが目的なはずだが・・・こんな大衆引き連れられる程の力があるのだから、ここで帰ったら雄英の危機意識が上がるだけだぞ?
ゲームオーバー・・・?何なんだ、一体何を考えてんだこいつらは・・・。
「けどその前に、平和の象徴としての矜恃を少しでも・・・へし折って帰ろう!」
手だらけの男はこちらを向き、不気味な笑みを浮かべながらそう言った。
その姿と言葉に、背筋に悪寒が走る。
「平和の象徴・・・オールマイトが目的かァ・・・!!」
「オールマイト!?」
「マジかよ・・・アイツらオールマイトに何する気だ?」
「さぁなァ・・・大方、嫌がらせかァ・・・オールマイトの抹殺か。」
「「「抹殺!!?」」」
「どうやら、勘のいい子供がいるようですね。」
「殺しちゃえば関係ないよ。」
「・・・13号センセー、ここって侵入者用のセンサーとかあるんかァ?あるんならそれを妨害できる個性があっちにいるかもなァ。」
「え、えぇ、ありますが・・・。」
「てことは・・・かっちゃん、まさかこれって!」
「あァ・・・校舎から離れた隔離空間、そして少人数が入る時間・・・こりゃァ恐らく、用意周到に画策された奇襲だ。」
「飯田に他のセンセーらを呼びに行かせて正解だったぜ。」
「13号避難開始!一応学校に連絡試せ!センサーの対策も頭にある敵だ、電波系の”個性”が妨害している可能性もある。」
「上鳴、おまえも”個性”で連絡試せ。」
「っス!」
相澤センセーが13号センセーと上鳴に指示をする。
「先生は!?1人で戦うんですか!?」
「あの数じゃいくら”個性”を消すって言っても!!」
「イレイザーヘッドの戦闘スタイルは、敵の”個性”を消してからの捕縛だ、正面戦闘は・・・・・・。」
デクが不安そうに相澤センセーに抗議する。
それに相澤センセーは一言。
「一芸だけじゃヒーローは務まらん。」
「13号!任せたぞ。」
それだけ言って、相澤センセーは敵に突っ込んでいく。
「射撃隊いくぞぉ!!」
「情報じゃ13号とオールマイトだけじゃなかった!?誰よ!?」
「知らねぇ!!が、1人で正面突っ込んでくるとは・・・。」
「「「大まぬけ!!!」」」
敵共が構える。
あぁ、大まぬけだな。
何にも知らねーテメーらが。
「あれ?出ね・・・。」
その時、相澤センセーがいつも巻いている捕縛布が敵共を縛り、相澤センセーはその捕縛布を上手く操り敵共を気絶させる。
「ばかやろう!!あいつは見ただけで”個性”を消すっつぅ、イレイザーヘッドだ!!」
「消すぅ〜?へっへっへ、俺らみてぇな異形型のも消してくれんのかぁ!?」
「いや、無理だ。」
相澤センセーはそう言って敵の顔面に1発入れ、吹き飛ばす。
そしてその敵の足に捕縛布を巻き付ける。
後ろから襲いかかってきた敵の拳を避け、先程の敵を捕縛布で引き寄せ、両方とも気絶させる。
「おまえらみたいな奴の旨みは統計的に、近接戦闘で発揮される事が多い。」
「だから、その辺の対策はしてる。」
「肉弾戦にも強く・・・・・・その上ゴーグルで目線を隠されていては『誰を消しているのか』わからない。」
「集団戦においては、そのせいで連携が遅れを取るな・・・なる程。」
「嫌だなプロヒーロー、有象無象じゃ歯が立たない。」
手だらけの男はガリガリと首を掻きむしりながら解説し、悪態をつく。
いやホント・・・スゲェや相澤センセー・・・。
「すごい・・・!多対1こそ先生の得意分野だったんだ。」
「ナードしとる場合かァ!はよ避難するぞ!!」
俺らが避難を始めたその時。
「させませんよ。」
「「「!!」」」
「チッ・・・。」
俺らの前に黒いモヤの男が立ちはだかった。
いっちゃん厄介そうな奴が来やがった・・・!!
「初めまして、我々は敵連合。」
「せんえつながら・・・この度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは、平和の象徴オールマイトに、息絶えて頂きたいと思ってのことでして。」
「チッ、やっぱか・・・。」
やっぱり目的はオールマイトの抹殺・・・。
「本来ならば、ここにオールマイトがいらっしゃるハズなのですが、何か変更あったのでしょうか?」
「まぁ・・・1人逃がしてしまったのでそれはもう今回は叶わないのですが・・・それとは関係なく・・・。」
モヤの男がユラリと揺らいだ。
それを見た13号センセーが指先の蓋をパカリと開ける。
「私の役目はこれ。」
その時、隣にいた切島が動くのが見えた。
あんのバカ!!
そう思いながらも、俺は切島と一緒にモヤに突っ込む。
SKLIT!
BOOOOM!!
切島は片手を硬化してモヤを切り、俺は爆破する。
「その前に俺たちにやられることは考えてなかったか!?」
「チッ・・・下手に突っ込んでんじゃねぇクソバカ髪ィ!」
「悪りぃ!でも乗ってくれてありがとう!!」
「礼なんて言ってる場合かよォ。」
「危ない危ない・・・・・・そう・・・生徒といえど優秀な金の卵。」
周りに散っていたモヤが集まり、元の形に戻り始めた。
チッ、やっぱ効かねぇか・・・。
・・・ん?いや・・・待てよ・・・。
「ダメだ、どきなさい2人とも!」
13号センセーがそう叫んだが、時既に遅し。
「少々変更は生じましたが、我々の目的は、あなた方生徒を、散らして、嬲り殺す。」
俺達はモヤに囲まれていた。
ヤベェな、取り敢えず適当に数人逃がすか・・・。
モヤが日陰になって助かった、お陰で血鬼術が使える!!
「(『血鬼術』・・・那田蜘蛛絲”透”!!)」
見えない糸が、13号センセー、麗日、障子、砂糖、瀬呂、芦戸をモヤの中から外へ引っ張り上げる。
「「!!?」」
「「えっ!?」」
「「ぅおッ!?」」
「(逃がせたのは6人か・・・クソッ、モヤのせいでよく見えねぇ・・・!!)」
最終的にはモヤに完全に包み込まれ、俺は何処かの建物の中にワープしていた。
ドサッ
「ぐっ・・・!」
「ぅ”お”!?あ、バクゴー!!大丈夫か!?」
「あ”ァ”・・・?・・・あぁ・・・切島か。」
どうやら俺は切島と一緒にワープされたらしい。
あのモヤモブの”個性”はワープ・・・いや、ワープゲートか・・・。
つーか今更だが、首が痛ぇ原因間違いなくこれだよな。
「何処だここ?」
「建モンの中・・・恐らく倒壊ゾーンのどっかの建モン中だな。」
「なる程・・・状況把握相変わらずはえぇなバクゴー!」
「そりゃドーモ。」
「あぁ?ガキ2人かよ、こんくらいなら、俺1人で充分!!テメェらに恨みはないが・・・あばよォ!!」
俺らの後ろから1人の敵が襲いかかる。
「あァ、サイナラ・・・クソ敵。」
BOOM!!
俺は即座に振り返り、敵に爆破をくらわせる。
「ガハッ・・・!?」
「!敵・・・!こんなとこにも居んのか・・・。」
「安心しとる場合かはよ構えろクソ髪、こいつだけじゃねぇぞ。」
大量の敵が俺らを囲んでいる。
こりゃ暫くかかるな・・・。
「おう!」
──────────────────
どうでしたか?
良ければいいねとコメントお願いします!
では!ばい主〜。
コメント
1件
読んだ読んだ!!😭💕 USJ編キターーー!!ってテンションぶち上がったよ!! かっちゃんの首の痛みで予知みたいなのするの、やっぱ2回死んでるからなんだね…!鳥肌立った!🔥 相澤先生VS敵連合の戦闘シーンも痺れたし、飯田に委員長として応援呼ばせるとこ、かっちゃんがちゃんと仲間信じてる感じがして泣けたわ…😢💕 黒霧相手に切島とコンビで特攻かますとこも熱すぎた!!次回どうなるの!? 続きが気になって夜しか眠れない!!⋆⸜♡⸝⋆