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待ち合わせに行くと美咲は溜息を吐いていた
美咲「はぁ」
奏「ね,ねぇ,まさかとは思うけど…その絆創膏って…まさか,キスマ?」
美咲「えッ!?///あッ…///う,うんッ…///
実は…狗巻くん達と仲良くしてることに嫉妬されちゃって……」
アイ「あらま…」
美咲「絆創膏はカスミからのアドバイス…
でも問題は,明日なのよ……」
『何かあるの?』
奏「明日?何かあるの?」
私と奏は同時に質問した
美咲「今日分攻めるって言われちゃった……
何されるかな……」
奏「え…まじか…
結構Sなんだねみんな」
美咲「た,確かにッ///」
『取り敢えず今日は楽しんで少しだけでも忘れよっか…』
私は苦笑いをし乍ら云った
狗巻「ツナマヨ〜(美咲ちゃん達〜)」
美咲「あッ!狗巻くんッ」
美咲が狗巻さんを呼ぶと不機嫌な顔をした
どうしたんだろうか……
美咲「ん?どうしたの?」
狗巻「すじこ…(棘でいい…)」
なるほど!呼び方か
私もサニーから呼び捨てにされた時は嬉しかったし…そんな感じかな……?
美咲「え?じゃあ棘くんでいい?」
狗巻「しゃけぇ!(うん!)」
虎杖「なんか…なんだっけ?カルテデート?っぽくない?
まだサニーさん来てないけど」
『カルテじゃなくてカルテットだよ』
美咲「あ!確かに!」
暫く話していたらサニーがやって来た
サニー「遅れちゃった」
『サニー!!』
私は嬉しくて思わず走って抱き付いた
サニー「おっと
カスミ,いきなり走ったら危ないよ」
『御免なさいサニー……でも会えて嬉しかったんだよ!
サニーは日本に来たってのに仕事が忙しいから中々会えないし……』
サニー「それは申し訳ないけど……
さ,他の子達が待ってるから早く行かないと」
『うん!』
私はサニーの手を引いて皆の元に戻る
伏黒「あ,戻って来た
ところで今日どこ行くんすか?」
美咲「えっとね
ボウリング!闇ノさんから半額クーポン人数分貰ったんだ!」
昨日姉ちゃんから貰ったのはボウリングの半額クーポンだったんだ…!
アイ「いいね!」
虎杖「いいっすね!」
『楽しそう!』
美咲「じゃあ行こ!」
〜そして2時間後〜
楽しかったなぁ!
美咲「虎杖さんとサニーさんすご!」
奏「全部ストライク…すご!」
美咲「ね!」
流石サニー…!現役警察…!
美咲「あ,そろそろ帰らないと!」
伏黒「そうですね」
そうして帰路に着き,公園で着く
美咲「楽しかったです!
じゃあまた明日学校で!」
狗巻「しゃけ!(そうだね!)」
私達は公園で別れ,サニーと帰る
サニー「今日は楽しかったね」
『そうだね!楽しかった!』
雑談し乍ら家へ帰る
あっという間に家へ居た
『今日はありがとうサニー!』
私は家に入ろうとするとサニーに呼び止められた
サニー「あ,ちょっと待って」
『どうしたの?
って,わっ!』
サニーに近付くと急に抱き締められた
『どうしたのサニー』
そう尋ねたが,何も答えない
急に首に痛みが走った
『いたっ』
サニー「うん,綺麗についた」
サニーはそう云うと満足して私を離した
そしてじゃあね,と云って帰って行った
『あー……どうしようコレ……』
私の首には綺麗に真っ赤な“華”が咲いていた
まぁ,髪で隠すしかないよね
その後に絆創膏を貼って隠そう
まさか美咲に云った対処法を私がする事になるとは……