次の日。体調が急変した。樹の命はもうないと言われていた。
北斗「もう。後悔ないよね」
樹「後悔なんてないよ」
北斗「じゃあ。また天国で会おうね」
樹「また。天国で見てるからな。何かあったら空を見ろそしたら俺がお前の心のなかで聞いてやる。自殺はするんじゃねえ病気で4ぬ。それだけしか許さねえからな」
ピーピー
樹は静かに息を引き取った
北斗以外は大号泣だった。北斗は、泣けなかった。だって、もう樹のところに行くんだもん。
優吾「北斗。余命宣告は合ってたんだね」
北斗「えっ?」
優吾「余命宣告受けた日この日だろ」
北斗「そうだね」
優吾「樹と北斗最後に話したことは?」
北斗「また。天国で見てるからな。何かあったら空を見ろそしたら俺がお前の心のなかで聞いてやる。自殺はするんじゃねえ病気で4ぬ。それだけしか許さねえからな」
優吾「そっか。かっこいいね」
この日の夜北斗の体調が急変した。
北斗「ゲホゲホ」
血を吐いてしまうほどに。
北斗「樹。どうしたらいい?樹いないんだゲホゲホ」
北斗「心の中【樹『ナースコール押して』】」
ナースコールを押した
看護師1「どうされましたか?」
北斗「ゲホゲホ」
看護師1「すぐ行きます」
北斗「心の中【『偉い。このまま待ってるんだ』】」
看護師1「大丈夫ですか?!」
ベットは血だらけだった
看護師1「ベット変えます」
北斗「もう。無理」
北斗「心の中【『弱音を吐くな。大丈夫だ。』】
看護師1「もうすぐで、少しマシになりますよ」
北斗「ありがとうございます」
看護師1「あした、検査受けてくださいね。おやすみなさい」
北斗「はい。おやすみなさい」
次の日
北斗は朝起きたら検査が始まってた
看護師1「体調はいかがですか?」
北斗「昨日、よりは」
看護師1「樹さんからお手紙もらってるんです」
北斗「樹から?」
看護師1「言葉じゃ伝えられないからと」
手紙↓
北斗へ
6月13日に双子として産まれてきた。沢山北斗に助けられたことはあったかな?あったな。天国で見てる。でも、北斗がすぐ4じゃうかもしれない。その時は、天国で沢山遊ぼう!。大好きだからな。最後に、伝えたいことがある。天国で見てるからな。何かあったら空を見ろそしたら俺がお前の心のなかで聞いてやる。自殺はするんじゃねえ病気で4ぬ。それだけしか許さねえからな。じゃあまたね!!
北斗は手紙を見て、初めて泣いた。
毎日毎日、お兄ちゃん(きょもゆご)弟(ジェシーと慎太郎)がお見舞いにまで来てくれてそのおかげで、退院出来た。帰ってから、お兄ちゃん、弟たちに手紙を書いた。その1年後に体調が急変した。北斗は、お兄ちゃん弟に手紙を残して樹の所に行ってしまった。