「んん?」
「ここは…」
レイン様…?なんでここに?
「スースー」
寝顔可愛いんだよね。
とゆうか今日は結婚式あるんじゃ?
まだ傷は完治してないし、私の魔法で式の時だけ治す?
でもまた開いたら…。
まさに赤いウエディングドレスだよ。
「、、、ユウナ起きたか?」
「はい」
「まだ痛いか?」
「いえ、大丈夫です」
「そうか。でも無理はするな」
「わかっていますよ。」
コンコンコンコン
「ユウナ様、レイン様式のことでお話が、」
「どうした?」
「式を取りやめますか?」
「そうだな、ユウナの状態からして延期かな。 」
「いえ、行いましょう。」
「だがしかし」
「大丈夫ですよ。ヒールをかけて包帯をカチカチに巻いてしまえば止血はできますし」
「痛みはあるだろう」
「大丈夫です!痛みには慣れていますから。」
「そ、そうか…」
「ではそのようにお伝えしますね」
「あぁ、」
「ヒール」
ピッカーン
「相変わらず魔力量は半端ないな」
「ですよね?」
えーっと、包帯、包帯…
「ちょっと持っててもらっていいですか?」
めっちゃカチカチ…
「もう大丈夫です。ありがとうございました」
「ルナ?」
「どうされましたか?」
「ドレスを準備してくれない?」
「わかりました。」
「レイン様もご準備を」
「ああ、」
「ユウナ…綺麗だ…」
「あ、ありがとうございます」
イケメンスマイルは攻撃力強すぎる。
「レイン様もか、かっこいいですよ?」
「ありがとう」
「さ、行こう」
「新郎新婦の入場です!」
パチパチパチ
や、やばい緊張えぐい…
「ユウナ様、あなたは生涯レイン様に尽くしますか?」
「はい」
「レイン様、あなたはユウナ様を幸せにしますか? 」
「はい」
「では近いの口付けを」
「ユウナ、」
「どうしましたか?」
「結婚してくれてありがとう」
「私を選んでくれてありがとうございます!」
「これからもよろしく頼む」
「はい!」
「これより披露宴に移ります」
「ふぅー。このまま何も起こらないといいんだけど…」
「そうだな」
プープープー
「これって!」
「あぁ、魔族だ」
「私行ってくる!」
「気をつけろ」
「はい!」
今日は幸せだなって思ってたんだよな。
「みんないる?」
でも披露宴でよかった。みんな読んでるからね。
「はい!」
「ルナ!」
「なんでしょう?」
「着いてきて」
「わかりました。」
「みんな今日から副長はルナよ!結構強いと思うからよろしくね!」
「了解!」
「あとルナ、ドレス、謝っておいて!」
「もう言ってあります」
「さすがね」
「ユウナ!」
「国王!?」
「私たちはどうすればいい?」
「ここにいてください」
「わかった」
急がないとな。