沢山のコメント、いいねとても嬉しく感じます。
なので、残酷にしますね。
それでは、行ってらっしゃい
「…..ッ」
監禁されてから一日目。
いつも寝るときに紅い薔薇を付けられる。
薔薇は綺麗な紅で悪くはなかった。
でも、している事が異形だ。
今日もまたあの扉が開く。
「菊?居るか?」
「……はい…」
怯えながらも返事をする。
そして、聞いてみる
「いつ….私は此処を出られるのですか….?」
身に危険を感ながらも聞いてみる。
「……..」
「….永遠に此処に出られないぞ♡」
想定外…いや、悲痛な言葉だった。
「…..えッ…?」
「それじゃあ、私はッ!」
と抵抗するように言ってみる。
でも、彼には逆効果だったようだった…。
「…….菊」
急にトーンが下がった声が部屋に響く….。
「….少しこっちに来てほしい」
そう言われてアーサーに着いて行った。
命に関わる事かも知れないから….
またもや薄暗い部屋….。
「アーサーさん…何で此処に…ッ」
「……」
少し黙ってから質問に答える気もなく別の質問を問い掛けてきた。
「菊は…..俺の事…好きか?」
「…..えッ?」
想定外の事に言葉が失ってしまう。
どうしたらいいか、どう答えたらいいか分からないからだ。
でも、菊は菊自身の言葉を放った。
「……前…までは好きでした….ッ」
「だけど…..」
「今のアーサーさんは嫌いッ….ですッ」
「……そうか」
「なら…..」
「無理矢理にでも俺の物にしてやるしかないな♡」
「…..ッ!?」
彼の瞳は紅く黒く…どす黒い瞳に染まっていた。
特に今の顔が…歪んで見えた。
それと同時に物凄い恐怖心がまた芽生えた。
「あ”ぁぁッ?!」
悲痛な声が部屋に響いた。
「ほら、菊?まだまだだぞ?」
アーサーの片手には血に塗られたナイフがあった。
それを何度も菊の腹部に突き刺す。
死なない程度に….。何度も….。
「あ”ぁッ….やめ”ッ…」
「まだ理解してないだろ?」
「分かるまでだ」
分かるまで…..それがどれだけの時間が要るか…菊自身にも分かっていた事だった。
マッチを手に焼き付ける
水無しの電気椅子
針が尖った十字架……。
色々な拷問器具が菊に襲い掛かる…。
死なない程度に調整をされているから死にたくても死ねなかった。
それをただ、歎くしかなかった。
ひたすら苦痛を叫んで….
「はぁッ…はぁッ…」
菊の身体からは血が流れ続けている。
とてつもない量の血…。
それを何事もなかったかのようにアーサーが優しく手当をする。
「どうだ?菊?」
「…..ッ」
本当に何事もなかったかのように振る舞う。
その彼の顔は歪んでいた。
その表には影があり、裏には優しさがあった。
「……菊」
名前を呼ばれたと同時に突然抱き着かれた。
「…..えッ?」
突然の事で驚いた。
何でこんな態度で改めて直すのか。
不思議で堪らなかった。
「….これしか俺は菊を愛せない…」
「だから…..菊が否定しようとしても….やり続ける…」
「…..すまない」
そう言われたと同時にまた物凄い眠気が襲った。
そのまま菊は眠りへと落ちていった。
菊を抱きながらまたあの暗い部屋に入る。
ベッドに乗せて菊の髪を触る。
彼の瞳は悲しくも嫉みの瞳に見えた。
「誰にも….取られないようにな…..」
そう行って部屋を出て行った。
紅薔薇を置いて…..
コメント
7件
あはん好きッッッッッ😭😭😭😭 アーサーのヤンデレ具合も最高だし菊さんが刺されて苦しんでるシーンめちゃくちゃ刺さった😭😭😭
う…これは…尊いので大丈夫ですね…ちょっ…僕が死にそうッ…尊すぎてッ!
なので、残酷にしますね←??? 菊さんが刺されてるシーン…大好きですッ…… アーサーさんのヤンデレ具合も最高…… ありがとうございますッ…