テラーノベル
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翔太 side
何でいつもこうなるの…
許して貰えるなら何時間でも正座致します…
お願いだから…
翔太💙『シャツ着てもいいですか?』
亮平💚『へぇ〜こんなのあるんだ///ヤダ凄くエロぃ////』
翔太💙『お願いだから…そんなに見ないで!!』
分かる、分かるよ。
俺も思ったもんエロいって。でもこんなに間近でずっと見られたら恥ずかしくて死んじゃう。
防音設備が万全の高級マンションは、俺が逃げ惑うには広すぎた。結局最後は体力というより、亮平の執念によって捉えられるとリビングに正座して説教されること30分。漸く落ち着いたかと思えば興味津々の亮平の鑑賞会が始まった。おまけにスマホで写真まで撮る始末だ。
亮平💚『ねぇどんな気分?』
翔太💙『ジンジンしてイヤらしい気分…って何言わせんだよ!』
いつ死んでも良いくらい人生の恥ずかしいエピソードベスト5にランクインする。
翔太💙『はっ…はずしても?』
亮平💚『あ💢言い訳ないだろ?シャツ着ろ』
最近、蓮と喧嘩するようになってから口が悪いうえに、怖い。かと思えば満面の笑みで笑った亮平は〝俺たちのベット見に行くよエヘッ〟なんて言って目が笑ってなくてやっぱり怖い…
亮平💚『おい早く着替えろよ!』
翔太💙『すいません…』
俺の意に反するところで何故か罰ゲームを喰らっている。シャツを着るにも一苦労だ。胸の飾りがシャツに擦れて刺激される。それに、揺れる飾りモノに亮平が〝ヤンお星様がキラキラ揺れてるぅ〟と興奮しっぱなしだ。
何てトンデモナイものを付けてくれたんだ…蓮の奴もう一緒に駄菓子屋さん行ってあげないからな!
歩くたびにシャツの中で揺れ、腕を振るとシャツが擦れるので終始ぎこちない歩き方になり、お店に着いた頃には首や肩が凝ってしまって、歩いて15分の道のりが苦痛でしかなかった。
亮平💚『こっち来て翔太』
可愛らしく手招きする亮平に近づくと、モノトーンカラーのクイーンサイズのベットが展示されているブースに辿り着く。
亮平💚『一目惚れしちゃったどうかな?』
どうもこうもない。もう亮平が可愛いすぎる。一人でこのベット見に来てこんな笑顔で見つめてただなんて想像しただけで尊い。
翔太💙『可愛い////亮平らしい…モノトーンなのになんだか優しい感じがする』
〝そうなの!なんか温かい感じがするんだよね〟正直亮平が選んだモノなら何でも良い。亮平が選んだって事に価値がある。ベットの注文を済ませると、シーツカバーなども二人で選んだ。
亮平💚『10枚くらい買っとく?足りるかな?』
〝そんなに要らんだろ?3枚で十分だよ〟亮平は俺に近づきの耳元で囁いた〝だってねぇ〜…翔太汚すでしょ〟
翔太💙『!!!』
最悪…俺の彼氏って何でみんなこうも頭イカれてるんだ…もう何も言わないでおこう。亮平はバカみたいにカートにシーツを投げ入れている〝見て翔太これ可愛い〟手に取ったのは飲み口が薄造りで下細りのブルーのマグカップだ。
翔太💙『口当たりが良さそうだね』
〝うん〟コレもお揃いで二つお買い上げ。お揃いのお皿やお椀等次々に入れていく。料理しないのに…
店内のカーテンコーナに飾られたサンキャッチャーに目が止まった。小さなスワロフスキーが連なって虹色に光り一番下の大きなクリスタルとの境目には天使に見立てたガラス細工が施されている。引き寄せられるように手に取ると夕陽に反射して色々な光が閃光のように辺りを照らした。
翔太💙『素敵…綺麗…』
亮平💚『綺麗…翔太には負けるけど…記念に買おうか?』
翔太💙『良いの?』
〝良いに決まってる〟嬉しそうに胸をツンと弾いて〝ヒャァッ〟と叫んだ俺に慌てている。すっかり俺の乳首の事なんか忘れてたみたいだ。
忘れるくらいなら外させてくれ…
帰りは乳首どころじゃなかった。10枚のシーツは思いの外重く、車で来れば良かったと後悔した。
翔太💙『タクシー乗ろうよ…暑くて、重くて死んじゃう』
同意見だったようで迷わずタクシーに乗り込んだ。〝晩ご飯折角お茶碗買ったし何か作ろうよ?〟
わたくしは何も作れませんが…〝ウインナーくらいなら焼ける〟んーと唸りながら考え込んでいる。
翔太💙『涼太呼ぶ?作ってもら…』
亮平💚『ダメ』
最近やたらと涼太に敏感だ。簡単に作れそうだからとちょっと寄り道してカレーの材料を買って帰った。さっきからタクシーの車内でニヤニヤしていて恐ろしい。
蓮から浮かれたメールが届いている。
蓮 📩『贈り物は喜んで貰えた?まだ付けてる?』
翔太📩『クソ』
〝つまりはまだ外してないんだね?〟どうして俺の周りは変態なうえに察しが良いんだ!隣から亮平が覗き込んできてスマホを取り上げられた。
翔太📩『素敵な贈り物をありがとう♡どこで買ったか教えて?亮平♡』
〝勝手に返事するなよ!何て送ったの?〟亮平は不適な笑みを浮かべている。最悪の休日だ。自宅に着くまでずっと俺のスマホで蓮とやり取りすると上機嫌でタクシーから降りた。〝ほらもうひと頑張り〟重い荷物を抱えて上層階を目指して帰宅の途につく。
翔太💙『疲れた〜お腹空いた〜』
今から晩御飯作るなんて…亮平は張り切って、いつの間に買ったのか、綺麗な深緑のエプロンをしている。形から入るタイプだな。真剣にスマホを見ながら野菜と格闘している。俺は購入したものを片付けていく。サンキャッチャーは二人の寝室に飾った。朝日が昇る東側に面した窓に取り付けた。
翔太💙『可愛いなぁ〜明日の朝が楽しみ』
それにしても胸が限界だ…ジンジンしてずっと…腰が疼いてる。コレって正常なの?スマホで検索してみる?何て検索するんだよ…悲しい…
キッチンに戻ると玉ねぎと格闘中の亮平が涙を流している。
俺は胸のアクセサリーを外して欲しくて、亮平のエプロンの裾を引っ張って上目遣いで渾身のウルウル攻撃をしてみる。
亮平💚『なぁにそんな顔して欲しがりだな… 待っててもうちょっとしたら構ってあげるから』
違うのに…言えなかったじゃん。
〝阿部ちゃん絶対喜ぶよ〟耐えろ翔太…亮平が喜んでるのは間違いない…乳首のジンジンくらい中々デビュー出来ずに燻っていた時に比べたらなんて事ない。
蓮📩『言うの忘れてた…長時間の使用は可愛い乳首に負担がかかるから程々に♡』
遅いよ蓮…俺の可愛い乳首は今、きっと可哀想な事になってます…
〝よぉし後はタイマーをつけて煮込むだけ!〟レシピに忠実な亮平はお手本通り出来たようで満足げだ。目玉焼きの次にレシピに加わった。
翔太💙『次は俺も手伝いたい!』
亮平💚『そう言うと思ってさっき翔太のエプロンも注文しておいたから!』
〝マジお揃い?俺のはブルー?〟届いてからのお楽しみなんて言っている。涼太に料理教えてもらおうかな…亮平をびっくりさせたいな!
亮平 side
翔太は気付いてないようだけど…ずっとエロい。
胸のお飾りが相当に刺激を与えているのか高揚する気持ちを隠しているように見える。さりげなく翔太のお尻を撫でるとビク付き頰を赤らめている。きっと下半身が相当に疼いているに違いない。身体から溢れ出るエロスが、それを物語っている。
亮平💚『よし!じゃあお風呂入る?』
〝うん〟可愛すぎるし幸せすぎる…
自分たちで選んだカーテンやカトラリー、今日選んだベットも、翔太の引越しの提案があったからこそ、二人で新しい場所での生活がスタートする。こんなにもワクワクして幸福感に満たされるなんて。
亮平💚『はい万歳』
素直に両手を上げた翔太のシャツを脱がせる。胸の飾りが揺れて少し痛そうに顔を歪めた。〝痛いの?〟静かにコクリと頷いた翔太は恥ずかしそうに両手で顔を覆っている。〝氷で冷やす?〟と言うと顔を横にブンブン振って嫌がっている。〝じゃぁ少し緩めるね〟ちょとはマシになったようで両手の隙間から俺の顔を伺っている。
翔太💙『外さないんだ…』
絶望的で悲壮感漂うその顔は堪らなく可愛い。悲しょっぴーも素敵。おいでと手を広げると、ぶつかり稽古のように胸に飛び込んできた。お引越し初夜にベットがないのは誤算だけど、楽しみが伸びたと思えば良い。そのまま翔太を抱き上げると洗面台の上に乗せる。蓮と考えるてる事が同じだなんて心外だ。目線が同じ高さになると白い腕が伸びてきて翔太の胸に収まると柔らかい腕が優しく迎え入れた。
掬うように頰を撫で上げた翔太は少し屈んで唇にキスをした。
翔太💙『なんかドキドキするね…』
はにかんだ笑顔を俺に見せると、人差し指で胸を弾いて〝 これのせい?〟と言うと〝違うわ!マジでやめろ〟と顔が真っ赤だ。ついつい可愛い翔太に意地悪したくなる。胸の突起を舌先で舐めると長時間刺激を与えられたソコは少しの変化に敏感に反応する。アクセサリーを揺らめかせて身体を捩ると声を上げた。
翔太💙『ンンンッヤァッ待って!』
〝なに?痛い?〟少し赤くなった翔太の乳首はいつもより膨らんで見える。〝変な気分…ヤダどうしようもぅイッちゃいそう…〟
亮平💚『可愛すぎるだろ…ごめんね余計に止められないよ』
翔太は〝なんでよぉ〜〟と足をバタバタさせてるけど、もうそれすら可愛いからどうしようもない。〝良い子だから静かに〟片方を指で摘み片方に舌を這わすと、手を彷徨わせて行き場のない手を俺の後頭部に添えて快感に耐えている。
翔太💙『はあっはぁンンッ////リョウ…』
亮平💚『腰上げてズボン下ろせない』
翔太💙『今じゃなきゃダメ?んっはァッ///ンンンッ!』
布を持ち上げた花茎が苦しそうに下着を濡らす。〝ヤダ本当に胸でイッちゃったの?〟その一言で翔太を泣かせてしまった。子供みたいにわんわん泣いている。〝あぁごめん恥ずかしかったね…でもめちゃめちゃ可愛よ?〟目を擦りながら〝本当?亮平嬉しい?〟なんて聞いてきた。ん?首を傾げると
翔太💙『蓮が亮平絶対喜ぶからって…だから我慢したのジンジンしたけど恥ずかしいけど我慢した』
なんて健気で可愛いんだろう。目に入れても痛くないってきっと今使う言葉だ。〝ありがとう…とびっきり嬉しい。また付けてね?〟翔太は絶望的な顔をしてゴニョゴニョ言っている。
亮平💚『要するに恥ずかしいけど気持ちかったし、亮平が喜ぶなら…また付けてもイイよ』
翔太💙『言ってないそんな事////』
〝ふふっ〟翔太の花茎を口に含むと〝イッたばっかりぃなのにぃ…〟って言ってるけどまた元気よく勃ち上がる。足を折り曲げて足首を掴むと鏡に背中を預けた翔太はゾクゾクと肩を震わせ膝を曲げて緩く拳を作るとカタカタと小刻みに震えて喘いだ。
翔太💙『ンァッ///ンンンッ出ちゃう…また…ンンンッイッちゃう…んん!!はぁはぁ、はぁ』
亮平💚『いつもより興奮しちゃってる?』
翔太は〝後ろ〟と言って指差すと振り返るまで気付かなかった。ガラス張りのお風呂場は脱衣場での情事を鏡のように映し出しており翔太の顔が真っ赤に染まっている事さえもはっきりと映し出していた。
亮平💚『ヤダ恥ずかしいね////じゃあ降りる?』
うんと頷いた翔太を下ろすと鏡の前に手を付かせて四つん這いにすると〝あの…こっちの方がよく見えるんですけど…〟戸惑った様子の翔太に、
亮平💚『あら特等席じゃん良かったね』
翔太💙『そんなぁ…』
後孔を舌が這うたびにひくつき身体を揺らすと、胸の飾りがカラカラと乾いた音を立てた。半開きの口からは露が漏れ鏡越しに目が合えば羞恥に堪らず目を逸らした。翔太の腕を掴んで隘路に指が挿入ると、ビクリと肩を窄めた。必死に机の端を掴んで腰を揺らめかす翔太は美しい。
翔太💙『頂戴…リョウの…もう挿れてよ///』
亮平💚『誘い方上手////キスして…』
後方を振り返りキスをすると後孔に俺の屹立を当てがった。ゆっくりと侵入するとソコは温かく、腰を反らした翔太の胸を起こして突起を優しく弄ると敏感に反応する。
翔太💙『ヤアッあん…リョウヘッ///ンンンッ!』
亮平💚『馬鹿ンンンッ////締めすぎ…緩めてキツい//』
〝そんなの分かんないよ〟お尻を撫でて胸の飾りを外すと〝アッあん〟と可愛らしい声で鳴いた。〝ヤダ可愛すぎる////〟後ろからギュッと抱きしめた。
亮平💚『愛してる翔太…可愛い////見て繋がってるのがよく見えるね』
翔太💙『ねぇ次から次に恥ずかしいこと言うのやめて////』
〝ふふっ///慣れて?毎日言うから…〟嬉しそうにまじかよーなんて言ってる。たくさんの愛を語りながら翔太に腰を打ち付けた。最後は立っていられなくなった翔太を抱えてお風呂場に行くと淵に腰掛け向き合って抱き合うと下から突き上げるように腰を振った。、幾度となく絶頂を迎えた二人は疲れ切ってボーッと湯船に浸かると優しく頰を撫でた翔太が〝ありがとう〟と言っておでこにキスをした。〝んっ?何にありがとう?〟唇を重ね舌を突き出し互いの舌が抱き合う。
翔太💙『愛してくれてありがとう////』
亮平💚『馬鹿////終われないじゃん…』
〝いいよ〟晩御飯そっちのけで抱き合った二人は朝日が差し込むリビングのソファーで起床した。
寝室の開いた扉から虹色の光が差し込む。
一枚の白いシーツに包まれた二人がモゾモゾと空っぽの寝室に入ると、朝日に反射したサンキャッチャーの光が幻想的に光放っている。
東の窓を望みながら床に2人で寄り添って座ると俺の肩に頭をちょこんと乗せた翔太は 白い腕を伸ばした。乱射された水玉模様の光が掌に映った。
翔太💙『綺麗…あっ!ちょっと待ってて!』
シーツから裸で飛び出した翔太は可愛いお尻を俺に向けるとパタパタと小走りで自室へ行くと白い包み紙を持って帰ってきた。恥ずかしそうに再びシーツの中に収まった。
翔太💙『これ…お引越し記念…玄関にどうかな?』
包み紙を開けると綺麗なスワロフスキーの熊の置物が入っていて2匹の熊が互いにハートを作っている。
翔太💙『二人で一つ2倍のハートだよどう?可愛いでしょ?』
仕事で訪れたスワロフスキーのイベントで買ってきてくれたそうで、2人で居ない時も俺を思ってくれていて嬉しくてギュッて抱きしめると〝幸せをありがとう〟と言って唇にキスをした。そのまま床に押し倒した。〝ダメかな?〟翔太は〝お腹空いた…カレーはいつ食べられるの?〟と流石に困惑顔だ。
亮平💚『どっちが後先?カレーが先?』
翔太💙『二択なの…///じゃぁ俺を先に食べてイイよ』
残暑の残る東京で、太陽が真上に登る。玄関にキラキラッと光る熊のスワロフスキーが満面の笑みでハートを作っている。玄関ホールでキスをした2人はクスクスと笑うと〝カレーの匂いがする〟と言いながら2人で〝行ってきます〟と言うと手を繋いで誰も居なくなったマンションを後にした。
コメント
8件
初めて読んだ時、見逃してた私としたことが!!! え ぷ ろ ん 🤤🤤🤤うひひ、楽しみ❣️ラブラブだぁ💓
2日ぶり💦結局あまり上手く描けず‥気に入られなけどこれ以上どうにもならなそうもしかしたら明日も休みかも😭