テラーノベル
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昼休み、タバコの煙が空へ上がる。
灰皿に吸殻を捨てて、職員室に戻る。
「安倍先生!どこ行ってたんですか!!授業始まりますよ!」
「わわっ、すみません!今準備します!」
「困りますよ、教師として、ちゃんとしてください。」
「すみません、秦中先生…、」
「はぁ、そんなしょげんなって、笑
強く言って悪かったな!」
僕の名前は安倍晴明。
妖怪だらけの学校、百鬼学園で
唯一の人間教師をしています。
趣味は、セーラー鑑賞!!
なぁんて、前までは言ってたんだけどなぁ笑
今はその面影すらない。
趣味は…勿論セーラーは今でも好きだけど、
最近は煙草、お酒、リ◯カその他諸々…。
それをやっている時が1番楽しい。
廊下を歩く。
生徒たちの楽しそうな声。
教師陣の世間話、たまに不法侵入してくる烏。
僕と真反対なその風景に、息がしにくい。
いつもならこの風景にすぐ溶け込んでた。
だけど、最近は無意識に避けている。
「晴明!!」
突然、自分の名前を呼ばれる。
いや、読み方は違うんだけどな、
生徒たちは、誰一人として晴明と呼ばない。
せめて安倍先生ぐらいか、 それでも、
御先祖様と比べられている気がして嫌気がさす。
「佐野くん?どしたの?」
この子は佐野命くん。
僕が持っているクラスの生徒。
イケメンで、運動神経もいい。
実は動物好きで、いつもは豆狸の狸塚くんと一緒にいる。
「次の授業の準備、手伝う。」
「資料あるんだろ?この前言ってた。」
「あはは、優しいね!ありがと!じゃあこっち来て!」
空き教室で授業で使う資料を取る。
「わっ、重、よいっしょ、!」
ビリッ
嫌な音がする。
腕に力を入れたせいで包帯が破れてしまった。
「いっ……。」
「なんの音だ、?っ、!晴明っ、!それ、」
「あはは、破れちゃった、、」
「晴明っ、血が……。」
「あー、気にしないで!大丈夫だから!」
「なんでそんな血が出てるんだよ……。 」
「さっき、階段から落っこちちゃってさ、その時にすっちゃったんだ笑」
ぽたぽたと血が垂れる。
破れた包帯に血が染み込む。
佐野くんに、先に教室に行くようお願いして、
僕は保健室に向かう。
(あ、やばい…倒れ…)
ドサッと音がする。
貧血で倒れてしまった、徐々に意識が遠のく、
誰かの声が聞こえるような…。
パチッ
目を覚ますと、僕はベッドに寝っ転がっていた
白い天井、腕に巻かれた包帯。
誰かが保健室に連れてきてくれたんだろう。
「あ、お兄さん起きた?」
「……。」
保健医のたかはし明。
総合病院の先生で学園長に頼まれてここの保健医もしている。
生徒・教師達はマッド医者…なんて呼ぶ。
「まだ起きないでね、暫くは寝てて、」
喋る気力すらない。
多分、明くんにはバレてしまったと思う。
「…お兄さん、ごめんね、さっき見ちゃったんだけどさ…お兄さん、リ◯カしてるよね?」
「…なんの事かな?笑」
「しらばっくれないでよ。
あの傷を見て、僕がどう思ったと思う?」
「知らないよ、面倒臭いとでも思ったんじゃない?笑」
「お兄さんッ!!」
「っ!!びっくりした、驚かせないでよ、」
「ごめん…。」
あーあ、ほら、またこうなる。
だからバレたくないんだ。誰にも、
明くんはこういうことには厳しい。
医者だからってのもあるのかな、
明治の時は全然だったのに、笑
変なところで切ります!!
やばいって、昨日作ったばっかなのに、
本垢の相互ちゃんにバレるかも…。
いやこんなこと言ってたらすぐバレるって😭
うわああああ🫠🫠🫠🫠
ばばい!
コメント
2件
私も叫んであげるっぴ。 うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!(?
闇明…いいな…