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先生×生徒
いつも通り、ベッドのカーテンが開く音がした。やっぱりそこには彼がいた。
「元貴 、また来てるの?」
「んー……先生、今日も来てくれてありがと」
ベッドに寝転がったまま、上目遣いで微笑む僕に小さくため息をつく先生。
「また体調不良?」
「かもね~。眠いし、授業つまんないし」
言いながら、ふわりと枕に顔を埋める。
心配させようという気もなく、ただサボるのが当然のようにあくびをする。
先生は静かにベッドの端に腰を下ろした。
「……元貴、昨日も来てたよね」
「来てたねー。だって、先生優しいから」
「……分かってる? これは“教育”の場だよ。俺は教師で、元貴は生徒。保健室はサボり場じゃないからね?」
「ん、でも……ほら、こうして先生と話せるから、俺にとっては有益かも?」
「──元貴」
名前を呼ぶ声だけが、急に低くなった。
次の瞬間、先生の手が僕の手首をとらえ、ベッドの端まで引き寄せる。
「ちょっ……え?」
「元貴のためにって思ってたけど、甘やかしすぎたかもね笑」
「せ、先生……?」
不意に不気味そうに笑う先生の顔を見つめながら、若井のゆっくりと体の上に覆いかぶさった体の胸元を軽く押す。
「……今日はちゃんと、“教育”するよ」
「… っ ゛ !?、ちょ、っと待って ゛…っぁ……っ♡」
シャツの上から撫でるような指が、あまりに優しくて、それでいて逃がさない。
触れられるたびに、身体が跳ねる。
「んっ……ぅ、゛ せん、せ……っ」
「こんなに声、出して。ベッドでサボってたの、本当に体調不良?」
「ち、が……違っ…、… ッ ゛ん ぁっ♡゛」
まだ脱がされていないというのに、ズボンの上から撫でるような動きに、足が勝手に震えた。
「ねえ、元貴。“理由もなく”保健室に来る生徒に、教師はどう対応すべきだと思う?」
「わ、かん……な゛、っ……あっ、ああ゛……っ♡」
「なら俺が、教えてあげる」
キスは深くて、優しくて、それでいて支配的だった。
指先はずっと焦らすように触れてくる。
あえて弱いところには触れず、すぐそばをなぞって、からかうように。
「ほら、そんな顔して。ずるいね元貴は」
「せ、先生……っ♡゛……おねが、゛い……さわって…っ゛」
「……やっと素直になったね」
囁かれた瞬間、やっと、そこに触れてもらえた。
「っあ゛……♡ んん゛っ……!」
堪えていた声が一気に漏れて、背中が跳ねた。
ずっと求めていた快感に、目尻に涙がにじむ。
「気持ちいい?」
「……ん、きもち゛……い、っ♡ でも、せんせ、いじわる……っ゛」
「当然でしょ。これは、元貴への“教育”なんだから」
「ぅ、んっ゛……やだ、もっと、してぇ……っ゛」
「……最初からそう言えばよかったのに」
目元に口づけられて、シャツの中に指が滑り込んでくる。
もう、どこもかしこも敏感になっていて、触れられるたびに甘い声が溢れる。
「ぅ あ ゛っ、……せ、 んせ …きも ち 、っ ♡゛でも しんじゃ … ゛ 、! むり … っ ゛ 」
「まだだよ。今日はちゃんと、“最後まで”受けてもらうからね」
唇が耳元に寄ってきて、そっと息がかかる。
「……次、また保健室に来るなら、“理由”がいるよね?」
「っ は ぃ、…゛♡せんせが 、くれるなら 、♡゛」
「いい子」
もう言い返せる余力なんてなかった。
ただその腕の中で、何度も甘く教えられて──
“サボり癖”も“気まぐれ”も、全部、と
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