テラーノベル
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「これから家族も増えることですし、近くにおりますわ」
「……家族?」
殿下の瞳がわずかに揺れる。意味を理解するまで、ほんの数秒。そして。
「――家族!? まさか……!」
次の瞬間、強く抱き寄せられた。
「ありがとう、ソフィア……! 誓う。俺が必ず、お前も、子も、世界一幸せにする!」
「ふふっ。私は、誰かに幸せにしていただかなくても、自分で幸せになりますわ。――必ず、幸せになると決めておりますもの」
(オリジナルのソフィアと、約束したものね)
馬車は夕陽に染まる皇宮へと進んでいった。
#溺愛
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