テラーノベル
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このお話はky視点です。
前のお話を先に読んでおくと理解しやすいと思います。
両片思いのkyrt
ky『』
rt 「」
最近、レトさんが笑わなくなった。
笑うときはあるが愛想笑いで、
瞳の奥は不安で満ち溢れていた。
俺といるのが嫌になったとか
これからは関わらないようにしたいとか
そんな事を言われるんじゃないかって心配になって。
『…だとしてもぜってぇ逃がさねぇけど。』
他の人と相棒?なるわけないじゃん。
大好きだし
絶対に離しはしない。
まずレトさんには心から笑っていてほしい。
…俺が君を選ぶ理由は、
「キヨくん!!」
と嬉しそうに名前を呼んでくれる君の
優しい目が、
なびく髪が、
全てが。
『俺の宝物だからだよ、レトさん』
正直、君無しでは生きていけない。
だからもし、この先色んなことがあっても。
いつか終わりがあったとしても。
それまでは君と待ち合わせ場所で笑いたい。
この「好き」は隠し通すけど。
そんな後先の事は忘れて
今日も俺は、君の隣を支えに行きます。
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