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校長室から出たあとオーターさんに「荷物をまとめて来い、その後は…そうだな、迎えに行く大人しくしていろ」と言われそのままオーターさんは私から離れた

イリア)…迷惑……かけてないと…嬉しいけど…(私なんか…別にあの時…殺されたら良かったのに…)

私は少し早足で部屋へ向かい荷物をまとめ担任から「お面、忘れていたわよ」とお面を渡されその後に「貴方のせいじゃないわ、安心して悪いのは全部あの時暴れたヤツよ」と理解を示してくれた

イリア)…大変ご迷惑をおかけしました……先生をこんな風にボロボロにしてしまって…

先生)いいのよ、貴方が苦労しているのは校長先生から直接聞いて居たわ、それを上手く対処できなかった私が行けなかったの…あなたに辛い思いをさせてしまって…本当にごめんなさい

と…瀕死だったのに…私の為に謝ってくれて…お面まで…本当感謝したわ……恵まれているなって…思った

そして…早くコイツを中から出して…皆に…お世話になった人たちにお礼……しなきゃな…

イリア)…(殺されるなら…先生みたいな人が良かったな笑)






部屋で荷物を纏め私は部屋で大人しく待っていた

イリア)…なんで、庇ったんだろ……(ただの一般人だし…ただの1人…なんで…庇ってくれるんだろ…なんで…)

そう考えている時扉をノックされ「はぁーい」と返事をして扉を開けると神覚者の1人レインさんが居た

イリア)あ、えっと…

レイン)迎えに来た、荷物を纏めて着いてこい

イリア)あ、っと…す、すぐに…行きます…ごめんなさい……

レイン)(ごめんなさい…?)






荷物を持ってレインさんの後ろをテチテチと着いていく

テチテチ…ガツッ

イリア)い”ッ…

頭に硬いものがぶつかり周りを見ると私の血であろう物がべっとりと着いた石がころがってあた

イリア)い、石…?

頭を抑えボタボタと垂れる血を拭うと私の前にレインさんが立ち神の杖を取り出していた

男)レイン様!そいつは悪魔です!人を殺しかけた悪魔です!離れて下さい!

レイン)…憶測でものを語るなコイツの事情も知らない癖に

男)んなっ…お前、レイン様を唆したのか!

男が杖を取り出して魔法を私に狙って放って来た

イリア)!!レイン様!

レイン)!?

レインさんの前に立って魔法を全て私が肩代わりした

イリア)はぁ…はぁ…(やばい…また、目の前が…【身を委ねろ、お前の憎悪を…憎しみを…怒りを!全て…全て俺によこせ!全て俺に喰われろ!全て…お前の人生を…体を寄越せ!めちゃくちゃにしてやる、お前が救おうとしている人間を喰ってやる】)ごめん…なさい……

杖を取り出してレインさんと男を私から離れさせた

イリア)ごめん…なさい……(刺せ……刺せ…刺せ…刺せ…刺せ刺せ刺せ刺せ刺せ刺せ刺せ刺せ刺せ刺せ……)自分を刺せ!(これ以上迷惑かけないために…刺せ!刺して刺して…)自分を刺し殺せ!

懐から隠し持っていたナイフを取り出し自分の首を目掛けて刺そうとしたら手の動きが止まった

イリア)あ、いや…ヤダ……(もう少し…あと少し…)

誰のせいかと周りを見るとオーターさんの弟…ワースさんが居た

イリア)なん…で……

ワース)寝てろ

イリア)え……

ガスッ

イリア)ッ…バタッ
















ワース)ったく…めんどくせぇなコイツ…(1年のガキの面倒なんて二度と見るか…)

全員を殺しかけた私と全員を助けたい私

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