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莉央 外に行ったっていいことなんて何も無い
夜の街は危ないし星も見えない
皆の所に戻ろう。るぅとさん
それとも、
るぅとさんはここが嫌なの？
るぅと ……ううん、好きだよでも、
僕の好きな人がいるのはここじゃないから
行かなきゃ
莉央 はぁー、仕方ないなぁ、皆、着いてってあげよ
水 いいよー
普 了解ー
紫衣 おまかせあれー
るぅと やった！
ありがとう莉犬ころちゃんなーくん花子くん！！
莉央 はいはい、
ﾄｺﾄｺﾄｺ
ﾋﾟ､ﾀ､
るぅと ？皆？
莉央 あ、や、なんでもないよ
るぅと そっか！早く行こ！
よし！とにかく遠く！遠くに行くの！
あ！バスが来てる！あれ乗ろう莉犬！皆！
ま、まって！乗る！乗りまーす！
莉央 俺、小銭しかないよ、
るぅと いいの！僕が出してあげる！
すみません急に止まってもらっちゃって、
？ いいえぇ、いいんですよぉ。
るぅと あの、乗車賃5人分、
？ けどお客様、こんな時間にこんなに急いで、
どこに行かれるんですかぁ？
るぅと ……
ぎゃあああー！
シジマさん！シジマさんが出たー！
うぅ、！
「大丈夫？」
「早く家に帰りなさい」
「怪我してない？」
るぅと ぇ、
メイ ご自由に動いてもらって構いませんがァ、忘れないで下さいね？
ここは私のキャンバスの上、私は、いつでも、貴方を見ていますよ
るぅと ひ、ひぇぇー！！
るぅと ……
水 これあげる
るぅと あ、ありがとうころちゃん、
莉央 ねぇ、今日がものすごくいい日だったとして、
明日なんて来なくていいって
そう思うことない？
俺はあるよ
時間なんて、進まない方がいいって
……帰ろっか
るぅと その、その前にさ、それ、どうしたの？
莉央 え、なにが、？
るぅと はい、
(鏡渡)
莉央 うわー！なんだこれ、
るぅと わ、筆が、浮いてる？
ん？
「私はあなた達の味方」
え？
「ここから出る方法を教えてあげる」
え！いいの？ありがとう！
その、ここから出る方法って、その、皆を、殺す以外で、
「知ってるよ」
え！？
「ここから出るのに、人を殺す必要はない」
「ここに現実に繋がる扉があるの」
「それを見つけて、」
「そうすれば元の世界に戻れるよ」
ほんと！？それってどこにあるの！？
「それは、ｰｰｰ」
え？莉犬？どうし、
莉央 ……ﾊﾞｷﾊﾞｷ
るぅと え、や、やっぱり貴方莉犬でしょ！
莉犬 ……
るぅと 莉犬！なんか言っ！
ｸﾞｲｯ!
るぅと え、
莉犬 るぅちゃん。
ﾁｭ､ (頬Kiss)
るぅと ぁ、
ｸﾞﾗ､
ﾎﾟ､ｽ
莉犬 お休み
さ、帰ろっか
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