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注意⚠️
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•R18
•解釈不一致な可能性
それでも大丈夫な方は是非読んで行ってください!
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マフィアの潜入捜査。そう頼まれて今夜はパーティの場に潜り込んでいた。俺が狙っているのは風楽家のトップである社長だ。話し掛ける機会を、と思っているがこちらで他のエリートと話をしている以上中々あちらに近づくことはできなかった。
hbr「すみません、少し抜けます」
こういうきちんとした場には慣れていない。目標に向かう前に気が滅入ってしまいそうだったので外の風を浴びにテラスへ出た。俺は1人、庭園に配置されたベンチに腰掛けてホッと一息つく。
knt「雲雀こんな所で休憩?」
呼ばれた自らの名前に、振り返るとそこには幼馴染の奏斗が立っていた。高そうな黒のスーツに薄い黄色のネクタイを合わせていて、飲み物が入ったグラスを2つ持っていた。
knt「隣いい?」
hbr「勿論」
雲雀が了承すると、手に持っていた飲み物をひとつ雲雀に差し出してきた。 カチっと音を立てて乾杯し、乾いた喉に流し入れる。
hbr「ていうか久しぶりやね」
実際、家業を継ぐため中学を卒業してからは会う事もなく7年振りくらいなのだ。そして今回、奏斗の父である社長の情報を聞き出せる手段でもある。
hbr「奏斗のお父さん社長にまでなってすんごいね」
knt「うん。雲雀、身長高くなった?」
hbr「中学以降に伸びたんよね。お父さんにも見せにいっていい?」
knt「それよりさ今度また遊びとか行こうよ」
hbr「それって奏斗の家とか?」
knt「まぁ…それでもいいけど」
hbr「奏斗の家懐かし!昔書斎入ってお父さんに怒られたやんな笑」
雲雀が自身の思考に入り込んでいると、それを遮断する様に横から手が伸びてきて、雲雀の左手を取る。 予想だにしなかった奏斗の行動に、避ける暇も無くなすがままの雲雀。
knt「さっきからお父さんの話多すぎない?」
hbr「え、?…あ、ごめ?!」
お父さんの探りを入れてることがバレたのかと思ってを途中で話を切り上げ様としたのだが、その言葉は奏斗の行動によって途切れた。 取られた左手の指先に、奏斗が恭しく口付けたからだ。
hbr「な、何?!」
狼狽し、取られた左手を引こうとするが奏斗の強い力によってそれは拒まれる。
knt「お父さんと昔から仲良かったもんね。知ってるよ…パーティの間ちらちら見てたのも。あんな奴のどこがいいんだよ」
そう言う奏斗に先程の親しみを感じさせる笑顔は無く、瞳の奥には静かに燃える怒りが感じ取れた。
hbr「奏斗、?」
取られた左手にギリギリと力を込められて、雲雀は痛みに顔を顰める。昔の幻影など見えなくなった奏斗を前に逃げ出したくなった 雲雀は、少し乱暴に掴まれた腕を振った。
hbr「離せッ!」
やっと奏斗の拘束から逃れた雲雀は、蜂蜜色の瞳を揺らして奏斗を睨みつける。
knt「怒った顔もかわい」
hbr「もう戻る、から」
右手に握りしめていたグラスを傍らのベンチに置き立ち上がった。とにかく早く奏斗の前から立ち去りたかった。
しかしその願いは、叶わない。
足を一歩前へ進めた瞬間、雲雀の視界がグニャリと揺れた。 その場に立っている事が困難になり、思わず地面に膝を着く。
hbr「…?な、に……」
何が起きたのか、雲雀は理解出来なかった。ただ、身体に力が入らず立つ事がままならない心臓がバクバクと鼓動して、通常よりも早く全身に血液を送る。息が乱れる。身体が熱い。はぁはぁと、荒い息遣いになってしまい、苦しさから心臓の辺りを握りしめる。
knt「即効性だって聞いてたのに、意外と時間かかったな。まぁいっか。効果でたし」
苦しむ雲雀の頭上からそんな声がする。 即効性?効果?何の事か考えたいのに、身体を駆け巡る熱に思考力は奪われる。
knt「ふふ、苦しそうだね雲雀…辛いでしょ?僕、部屋を取ってるからそこで少し休もう?」
奏斗の言葉に、雲雀は首を横に振る事で拒絶の意思を示す。 ダメだ、奏斗の言葉に乗ってはいけない。そう思うのに身体に力は入らず、むしろ熱はドンドン上がってきているかの様に雲雀の身体を蝕む。
奏斗は膝をついて俯く雲雀の前に屈み込んで、少し乱暴な動作で雲雀の顎を掴むと無理矢理視線を合わせた。 奏斗に触れられた瞬間、雲雀は触れられた所から全身に電気が流れたかの様な強烈な感覚を経験した。
hbr「んぁっ……!…あ……はっ……、……」
knt「…!はは……すご」
ゴクリ、と奏斗が生唾を飲み込む音が聞こえた。 蒸気し赤く染まった頬。荒い呼吸。瞳にはうっすらと涙の膜を張り潤んでいる。苦しげに寄せられた眉は下がって、普段からは想像出来ないくらいに弱々しく見える。
knt「かわいい雲雀、僕だけの、雲雀♡」
奏斗はそう言うと雲雀の端正な顔へと己の顔を近付けた。荒く息を吐くその唇に自らの唇を寄せようとした。
hbr「……!」
唇が触れ合う、あと少しと言う所で雲雀は反射的に顔を背けた。 身体が熱く気だるい、少し動くだけで心臓は早鐘を打つ。意識は朦朧として、正常な思考を放棄していてもおかしくはない。そんな状態で奏斗からのキスを避けたのだ。 奏斗は驚き目を見開くが、それは一瞬ですぐにまた笑みを称えた。
knt「凄…まだ抵抗できんの?…流石怪盗やってるだけあるね。でも、ダメだよ 抵抗しちゃ」
hbr「……っんぅ………!」
先ほどよりも強い力で抑え込まれ、今度はなす術なく口付けられてしまった。 そう思ったのも束の間、雲雀の口内に侵入してきたのはぬるりとした奏斗の分厚い舌。
hbr「ーーんーっ……!」
嫌だ、気持ち悪い、出て行け、離れろ。 そう思うのに抵抗は形にならない。ただただ奏斗が触れてくるのを受け入れることしか出来ない。 嫌なのに、こんな事を雲雀は望んではいないのに…奏斗の接触が雲雀の身体を快楽で貪ろうと侵食してくる。 舌を絡め取られ、甘噛みされて吸われて…そんな事をしつこく繰り返されている内に雲雀の身体の中心に熱が集まって来る。 熱い。身体が熱くて堪らない。やり場が無く体内で渦巻く熱は、どんどん雲雀の思考回路を壊していく。
hbr「…ん、……はっ…………ぁ……。」
雲雀にしては長い、実際には1分にも満たない口付けが終わり奏斗と雲雀の唇が離れた時、雲雀の口からは自覚の無い名残惜しげな声が出た。
knt「…っ!物足りなかった? 焦らなくていいよ」
ーーーもっと、気持ち良くしてあげるから
奏斗は雲雀の耳元でそう告げると、雲雀の右手を自らの肩に回して立ち上がらせた。 本当はお姫様だっこで運びたい所だったが、そうすると目立ってしまうので仕方なく肩を貸すだけに留めたが、しっかりと片手を雲雀の腰へと回して支えている。
hbr「は……はぁ、……は……。」
knt「雲雀……かわいい…」
やっと、この手に出来る。
奏斗はそう呟き、雲雀を連れて予め用意していたホテルの部屋へと向かった。
続く…?
コメント
2件
マジで良すぎる!!! 奏斗が雲雀に強く執着してて実の親にも嫉妬してんのが好きだ!!! 続き一生待ってます!!!
みぅ🤍🥀ですっ……。 第1話、読ませてもらいました……。 潜入捜査のはずが、幼馴染・奏斗にまさかの展開に持っていかれる感じ、すごくドキドキしました……。“即効性”って何だろうって思ったら薬だったんだね……。抵抗したいのに身体がついていかない雲雀の描写がリアルで、読んでて苦しくなるような、でも目が離せないような感覚になりました……。 続き、どうなっちゃうんだろう……。気になります……。