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中華民国臨時首都重慶にて。
米兵A「これがM1ガーランドで、これが携帯食料で…」
中華指揮官「ありがとう、これであの日本軍も殲滅できる。」
米兵B「…さぁ、な。奴らは死んでも死なんぞ。」
米兵C「はぁ…せめて俺等が義勇軍として来れれば…」
中華指揮官「ハッハッハッ、大丈夫だ。この国は人間が多い。任せておけ。」
米兵A「……そうか。」
……もうすぐ…中国大陸も太陽に支配されるのか…
大日本帝国支配地域(赤色)
牛島「全隊吶喊せよ!」
大佐の命令で、全軍が一斉に重慶へと流れ始めた。
日本兵は敵軍を武士の如く斬りつけ、そしてもう一度萬歳と叫び突撃した。
彼らに恐るる物はない。彼らに比する者は、大陸にはもう消え去った。
そして、重慶は、太陽の下に。中華統一戦線は降伏したのであった。
現在の世界はこの様になっている。
中華大陸には、親日政権の中華共和国(青)、雲南共和国(緑)
江東国(赤)、広東軍閥(紫)、山西軍閥(茶色)が残った。
そして、蒙古国(黄緑)は念願の外蒙古を手に入れ、
満洲国(オレンジ)は北京を手にした。
そして大日本帝国は山東、海南島、上海を100年租借。
…旭日に支配された都市は白日に戻ることはあるのだろうか。
日本 陸軍研究所。
研究員A「これが…米軍のえむわんがーらんど…ってやつか?」
研究員B「どうやら、ボルトアクション無しで撃てるらしい。」
研究員A「ほぉ…しっかし強いのか?連射できるものは区別したほうが良いだろ。」
研究員B「うーむ…まぁ上層部の反応待ちかな。」
ゴンゴンッ
石原「失礼するぞ」
研究員A「おや、これはこれは石原閣下。どうされました?」
石原「実は、鹵獲した武器の研究が政府からおりたぞ。」
研究員B「本当ですか!」
石原「あぁ、新たな小銃を陸軍は求めているだとか。」
研究員A「了解致しました。全力で研究を進めていきます。」
石原「あぁ、よろしく頼むぞ。」
日本はさらなる力を手に入れた。
中華大陸の人的資源、鉄などの原料、そして圧倒的な国土。
日本は、このまま無敗の武士となるのだろうか。
それとも…その刃を粉々にされるのだろうか。
少なくとも…旭日を落とさんとする星が一つだけ、宇宙に浮かんでいる。