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プロセカ

CP 彰冬

狐×大学生

パロディなので若干、口調、性格、解釈の違いが有ります。

なんでもいい方のみお読み下さい。


その日は父さんと喧嘩をして家を飛び出して、いつの間にか迷子になっていた、だがその時の俺はそんな事も気づかずとある神社の階段へ泣き崩れていた。

「…グスッ…うぅ…っ…」

「人間……?おい、そこで何してるんだ?」

「………え?」

前の方を見ると獣の耳が付いた青年が現れた、顔はぼんやりとして見えない、青年は泣いている俺の隣に座り。

「何かあったのか?」

優しい低音の声色で初対面なのにあの時の俺は青年にポロッと本音をもらす。

「……あのね、おとうさんとピアノをしてたの、でも、ッ……ぼくは……にげたの、いやだって、ぼくはわるいこなの…」

「別に逃げたって良いんじゃねぇの?」

「……え?」

「オレだって逃げた事なんて山ほどあるし、無理して自分の気持ちを殺すくらいなら、逃げてもいい、お前はそれくらい良く頑張ったんだよな」

「……ーーーさんはぼくをわるいこっておもわないの?」

「はぁ?思うわけねぇだろ?と言うかこんなチビがそこまで考えてたのが逆に凄いわ、お前…名前は?」

「ぼくはとうや、あおやぎとうやっていうんだ」

「へぇ……冬弥って言うんだな、オレはーー、宜しくな」

青年は優しく頭を撫でながら言うと冬弥はそんな青年に好意を抱きはじめた、もっと仲良くなりたい、色んな事をしたい、好きな遊びは?好きな物は?そんな幼い好奇心を抱く。

それから冬弥は青年にあっという間に懐き話しているうちに2人が仲良くなるのにそう時間はかからなかった。こんなにも楽しい時間を過ごせる冬弥にとっては何処よりも安心出来る居場所になり、心休まる場所になった。

「〜〜〜で…あ………」

「どうした?」

「もうかえらないと…おとうさんとおかあさんに、しんぱいかけちゃう……」

「そうか、それなら仕方ねぇか…」

「…………」

「冬弥…どうした?」

眉を下げ落ち込んだ様子を見た青年は冬弥に視線を合わせると。

「ぼくは、もっとーーーさんのそばにいたいな」

「………冬弥はオレとずっと一緒に居たいのか?」

「うん、ぼくはーーーさんだいすきだから…」

「そうなりたいならお嫁さんになったら出来るぞ」

「え?ほんとう…?」

「本当だ、冬弥がオレだけのお嫁さんになるならずっとずっと、オレと一緒に居られるぞ」

「なる!ぼくーーーさんのおよめさんになる!」

意味もわからなく言うと青年は目を大きく開けば満足そうな笑みを浮かべた。















「…………………ん………」


重たい瞼をゆっくり開くと自室の天井が見え身体を起き上がら背を軽く伸ばした。

「変な夢を見たものだな……」

だけど何処か懐かしいそんな不思議な夢。

「そう言えば大学は、3限からか…ならば早めに行こう」

そうと決まれば冬弥は早速着替えを始め冬弥が通っている大学へと向かう。


この時の俺はまだ知らない、この日から俺は、運命の出会いよって人生が大きく一変する事を……


続く

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