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そ 。
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あっぷるぱい
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ゆゆ(ちょっと復活
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#吸血鬼パロ
すいません、遅くなりました!第12話「最初に手を挙げたのは――」
翌日。
ブルーロック学園。
「…………」
潔は教室の自分の席で、頬杖をついていた。
昨日のことが、頭から離れない。
カイザーと二人きりで話したこと。
自分から呼び出したこと。
そして――
「……好きってことなのかな」
ぽつり。
自分でも聞こえないくらい小さな声だった。
すると。
「潔ー!」
「うわっ!?」
突然、後ろから肩を叩かれた。
「蜂楽!?」
「何ぼーっとしてんの?」
蜂楽が顔を覗き込む。
「昨日のこと考えてた?」
「…………」
潔は固まる。
蜂楽「やっぱり?」
「いや、その……」
潔は視線を逸らす。
「ちょっとだけ」
蜂楽「そっかぁ」
いつもの笑顔。
でも――
その目は、いつもより真剣だった。
「じゃあさ」
「ん?」
「俺とも、二人で話そ?」
「…………え?」
潔「なんで?」
蜂楽「んー?」
蜂楽は少し考えるように首を傾げて。
「潔のこと、もっと知りたいから」
「…………」
潔の胸が、
ほんの少しだけ跳ねた。
(……まただ)
昨日のカイザーと同じ。
「もっと知りたい」
その言葉が、なぜか妙に引っかかる。
「……分かった」
「ほんと!?」
蜂楽の顔が一気に明るくなる。
「じゃあ放課後!」
「え、今日!?」
「うん!」
「急だな……」
「だって早い方がいいじゃん!」
蜂楽は笑う。
「俺、潔と二人で遊びたい!」
「……遊ぶ?」
「そう!」
潔は少し考える。
そして。
「いいよ」
「やった!」
蜂楽が嬉しそうに笑った。
その瞬間。
教室の入口。
「…………」
凛が立っていた。
その隣には千切。
さらにその後ろには玲王と凪。
全員が無言で蜂楽を見る。
蜂楽「…………」
凛「……抜け駆けか」
蜂楽「え?」
玲王「昨日の今日で早すぎんだろ」
凪「ずるい」
千切「……まぁ、蜂楽らしいけど」
蜂楽はニヤッと笑う。
「だって、早い者勝ちでしょ?」
凛「…………」
玲王「…………」
凪「…………」
千切「…………」
四人の目が変わった。
「……なるほど」
玲王が腕を組む。
「そういうことなら――」
凪「俺も行く」
千切「俺も」
凛「…………」
そして。
凛は潔を見る。
「……俺も、時間をもらう」
潔「え?」
五人が一斉に動き始める。
潔「ちょ、待って!?」
蜂楽「じゃあ次は誰かなー?」
凪「俺」
玲王「お前は早い」
千切「順番決めた方がいいだろ」
凛「くだらねぇ」
潔「……何で俺の周りで勝手に会議が始まってんの!?」
五人「…………」
潔「…………」
そこで。
潔はふと気づいた。
(……昨日から、なんなんだ?)
みんなが自分と二人で話したがる。
もっと知りたいと言う。
一緒にいたいと言う。
そして――
昨日はカイザーとも、同じだった。
(…………)
胸が少しだけざわつく。
(もしかして……)
その続きを考える前に。
「潔」
蜂楽が手を伸ばす。
「放課後、楽しみにしててね」
「……うん」
蜂楽は嬉しそうに笑った。
放課後。
校門前。
「潔!」
「蜂楽」
蜂楽はいつもより少しだけ嬉しそうだった。
「行こ!」
「どこに?」
「秘密!」
「えぇ……」
「大丈夫大丈夫!」
蜂楽が先に走り出す。
「ほら、早く!」
「待てって!」
潔も走って追いかける。
二人の姿が、校門の向こうへ消えていく。
――その少し後。
「…………」
凛。
「…………」
凪。
「…………」
玲王。
「…………」
千切。
四人が並んで立っていた。
玲王「……行ったな」
凪「行ったね」
千切「…………」
凛「…………」
そして。
凛が静かに口を開く。
「次は俺だ」
玲王「いや、俺だろ」
凪「俺」
千切「……俺も譲る気ない」
四人の視線がぶつかる。
しかし。
そのとき――
「おや?」
聞き慣れた声。
四人が振り返る。
「…………」
カイザーだった。
「お前ら、まだ潔を諦めていなかったのか?」
凛「当然だ」
カイザー「フッ……」
その笑みには余裕がある。
「なら、覚えておけ」
「昨日、潔が俺を呼んだことを――」
カイザーは四人を見る。
「俺は、絶対に忘れない」
凛「…………」
玲王「…………」
凪「…………」
千切「…………」
カイザー「だが」
一瞬。
その表情が真剣になる。
「俺も、あいつが誰を選ぶかは分からない」
「だからこそ――」
「俺は俺のやり方で、潔に向き合う」
そう言って。
カイザーは去っていった。
四人は黙ってその背中を見る。
そして。
凛が呟いた。
「……面白くなってきた」
その頃。
蜂楽と潔。
二人は学園近くの公園に来ていた。
「ここ?」
「うん!」
蜂楽はベンチに座る。
「潔も!」
「おう」
潔も隣に座る。
少しだけ距離が近い。
「…………」
「…………」
いつもなら気にならない距離。
なのに。
今日は――
少しだけ意識してしまう。
潔「…………」
蜂楽「ねぇ、潔」
「ん?」
蜂楽は笑っていた。
でも。
その声は、いつもより優しかった。
「昨日、カイザーと何話したの?」
「…………」
潔の心臓が跳ねる。
「えっと……」
昨日の屋上。
「俺が……カイザーのことをもっと知りたいって」
「うん」
「それで……」
潔は少し恥ずかしそうに笑う。
「好きってことなのかって、聞いた」
蜂楽「…………」
笑顔が止まる。
「……そっか」
「?」
「潔」
蜂楽は潔を見る。
「俺もね」
「ん?」
「潔に、ちゃんと伝えたいことがある」
「…………」
その瞬間。
潔の胸がまた、
ドクン――
と鳴った。
蜂楽は少しだけ距離を縮める。
「俺が潔を好きなのは――」
「サッカーだけじゃないから」
潔「…………」
そして。
蜂楽は笑った。
「今日は、俺のことをいっぱい知ってよ」
潔は目を見開く。
「…………うん」
まただ。
この感覚。
胸が温かくなる。
それなのに。
心臓がうるさい。
(……なんなんだろう)
(俺、本当に――)
潔は自分の胸元に手を当てる。
そして。
まだ答えの出ないその気持ちを、
静かに抱えたまま――
蜂楽と二人きりの時間を過ごし始めた。
――しかし。
この日。
潔が知らなかったことが一つだけある。
蜂楽との時間が終わったあと。
次に潔を待っている人物が――
すでに決まっていた。
そしてその人物は。
蜂楽よりも。
誰よりも。
潔との時間を、
本気で奪いに来る。
「…………潔」
遠くから。
その人物は、静かに潔を見つめていた。
次に動くのは――誰だ?
――第13話へ。
コメント
3件
あーもうっ!!蜂楽くんの「サッカーだけじゃない」発言に完全に持ってかれたよ😭💕 潔くんが自分の気持ちに気づきそうで気づかないもどかしさがエモすぎるし、カイザー&ライバル勢の動きも熱い!!次、誰が来るんだろ…続き気になりすぎて叫びたい!!🔥